カープな毎日

カープファンのひとりごと。

森下7回2失点の粘投も打線の援護なく2敗目

2021年04月20日 23時23分32秒 | 試合結果

ヤクルト 000 001 100 2
広島 000 100 000 1
勝利投手:田口1勝2敗
敗戦投手:森下2勝2敗
セーブ:石山6S

 

 打線は、不振の田中広をスタメンから外し、8番三好を起用しました。4回に四球と安打で1死1,3塁のチャンスを作ると、長野が適時打を放って先制し、なおも1,2塁の追加点機でしたが、坂倉の二直が併殺となり1点止まりでした。

 中5日で先発した森下は、3回1死後に3塁打を打たれてピンチを迎えましたが、田口と山崎を抑えて無失点で凌ぐと、5回も1死後に四球と安打で1死1,3塁とされながら、元山と田口を連続三振に斬って無失点で凌ぎました。

6回無死から3塁打を浴びると、続く中村の犠飛で同点に追いつかれました。さらに2死後に2塁打と四球で1,2塁のピンチを招きましたが、塩見を遊ゴロに打ち取って追加点は与えませんでした。

 直後の6回裏に安打などで1死2塁の勝ち越し機を作りましたが、西川と鈴木誠が倒れて無得点に終わると、7回に森下が四球に犠打と暴投で1死3塁とされて、代打川端に適時打を浴びて勝ち越しを許してしま、森下は7回を投げて5安打4四球2失点でマウンドを降りました。

 8回はコルニエルが1死後に連続四球を与えて1,2塁のピンチを背負うも、後続を連続三振に斬って無失点で凌ぐと、9回は大道が三者凡退に抑えました。

 打線は7回に安打と暴投で2死2塁としながら、代打松山が左飛に倒れ、8回には安打と四球などで2死1,2塁とするも鈴木誠が三振に倒れて追いつくことができず、森下の粘投も実らずヤクルトに競り負けました。

 

 ついに打撃不振の田中広をスタメンから外しましたが、相変わらずチャンスであと1本が出ずに、7回を2失点に抑える粘投の森下を援護できませんでした。4回の先制した直後の坂倉の二直併殺は仕方ないとしても、追いつかれた直後の6回1死2塁でクリーンアップに回りながら得点を奪えず、8回も2死1,2塁の4番鈴木誠に回るも快音が聞かれませんでした。

 先週から打線全体が低調になっており、菊池涼だけが好調を維持している状態となっており、得点力不足が深刻です。先週は2軍で好調だった中村奨やクロンを起用したことが打線の起爆剤になりました。今日から小園が1軍に合流したようなので、田中広の代わりにスタメン起用して、打線を活性化させる必要がありそうですね。

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救世主クロンが2安打3打点の活躍で逆転勝ち

2021年04月18日 20時44分42秒 | 日記

広島 010 000 030 4
中日 000 002 000 2 
勝利投手:大道2勝
敗戦投手:祖父江2敗5S
セーブ:栗林6S

 前日に16三振を喫した打線のテコ入れとしてクロンが緊急昇格して、7番1塁でスタメン出場すると、2回に四球などで2死2塁としてクロンが適時打を放って先制点を挙げましたが、3回は2安打で2死1,2塁としながら鈴木誠が中飛に倒れ、6回には連続長短打で1死1,3塁の絶好機をつくるも、堂林のスクイズが失敗、続くクロンも三飛に倒れて追加点を挙げることができませんでした。

 3年ぶりの1軍登板となった先発の高橋昂は、初回に2塁打と四球で2死1,2塁のピンチを招くも、高橋周を二ゴロに打ち取って無失点で切り抜けると、テンポの良い投球で2回から5回まで無安打1四球無失点に抑え、5回まで投げて1安打5奪三振無失点に抑える好投でした。

 6回からは中田がマウンドに上がるも、クロンの失策と安打で無死1,2塁のピンチを招き、1死後福田に適時2塁打を浴びて同点に追いつかれ、さらに安打で1死満塁とされて、三ツ俣にスクイズを決められて勝ち越しを許してしまい、高橋昂の勝ちが消えてしまいました。

 7回は大道が登板して三者凡退に抑えると、打線が8回に2四球と安打で1死満塁のチャンスを作り、クロンの2点適時2塁打と磯村の内野ゴロの間に3点を挙げて逆転に成功しました。

 8回は塹江が1安打無失点に抑え、9回は栗林が三者凡退に抑えて、中日に逆転勝ちしてカード勝ち越しを決めました。

 

 打線は最近5試合で4試合が零封負けと元気がありませんでしたが、起爆剤としてコンディション不良で離脱していたクロンを緊急昇格させて即スタメン起用しました。すると2回にチーム初安打となる適時打を放ちました。6回の追加点機は三飛に倒れるも、自らの失策をきっかけに逆転された後の8回に2点適時2塁打を放ってミスを帳消しにしました。

 2軍では2試合に出場して7打数4安打1本塁打とコンディション不良からの復帰直後ながらも打撃の状態が良かったようで、その良い流れのまま今日の試合に入れたことで好結果に繋がったと思います。この活躍で結果を求める焦りも無くなり、リラックスして打席に入れると思うので、いよいよクロンが本領発揮して、低迷する打線の救世主になってくれそうな予感がしますね。

 高橋昂が、復帰登板で素晴らしい投球を披露しました。制球は安定していませんでしたが、テンポの良い投球で球の切れも良く、中日打線を5回1安打に抑えました。6回に中田が逆転を許したため復帰後初勝利はお預けになってしまいましたが、今日のような投球を続けられれば、先発ローテとして十分計算できるので、近いうちに白星を手にできるはずです。

 大瀬良の故障に野村と中村祐の不調による登録抹消と、先発陣が苦しくなってきたところで、高橋昂が復活したのはチームとっても大きな価値があります。クロンが打の救世主なら、高橋昂は投の救世主になるかもしれませんね。

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序盤の拙攻が響き、またも零封負け

2021年04月17日 20時22分29秒 | 試合結果

広島 000 000 000 0
中日 000 100 22X 5
勝利投手:柳1勝1敗
敗戦投手:九里3勝1敗

 

 昨日は中村奨を2番に入れて大当たりでしたが、今日は2番中堅に羽月を起用すると、初回1死後に羽月が2塁打で出塁し、続く西川も2塁打を放つも、羽月のスタートが遅れ3塁止まりで1死2,3塁となりましたが、鈴木誠は三振、坂倉は二ゴロに倒れて絶好の先制機を逃しました。 

 3回にも2安打と四球などで2死満塁の先制機を作りましたが、坂倉が投ゴロに倒れて得点を挙げられませんでした。

 先発の九里は、3回まで無安打1四球に抑えるも、4回に安打と犠打で1死2塁のピンチを招くと、福留に適時2塁打を浴びて先制を許してしまいました。5回と6回も走者を出しながらも無失点に抑えましたが、7回に連打と犠打野選で無死満塁のピンチを招くと、1死後に根尾に2点適時打を浴びて、痛恨の2点を失ってしまい、7回を投げて6安打2四球3失点でマウンドを降りました。

 打線は立ち直った柳に対して三振の山を築き、4回から8回まで散発2安打に抑えられて3塁を踏むことができませんでした。

 8回はケムナがマウンドに上がり、安打と盗塁に敬遠で2死1,2塁として、三ツ俣に2点適時2塁打を浴びて試合が決すると、9回は三者凡退に抑えられて今週3試合目の零封負けを喫してしまいました。

 

 初回の拙攻が最後まで響いてしまいました。1死2塁から西川がフェンス直撃の2塁打を放ちましたが、二走の羽月の判断が遅れて生還できず、続く鈴木誠と坂倉も抑えられて先制機を逸してしまいました。更に3回にもチャンスを作りながら、坂倉が凡退してしまいました。

 中日先発の柳は徐々に立ち直り、中盤以降は全く捉えられず、毎回の14奪三振を喫してしまいました。打線が拙攻で立ち上がり調子の良くない投手を攻略できず、立ち直らせてしまった典型的な負けパターンの試合であり、如何に九里と言えども踏ん張ることができませんでした。初回に先制していれば、全く違った結果になっていたと思われるだけに残念な試合でした。

 明日は高橋昂が手術後初登板となります。明日こそは序盤から得点を挙げて、しっかりと援護してあげてほしいですね。

 

 大瀬良が、昨日病院で検査を受けたところ、「右腓腹筋挫傷」と診断されました。復帰時期は未定とのことです。早く戻ってきてほしいですが、焦らずにしっかりと完治させてほしいですね。

 

  

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初スタメンの中村奨の活躍で連敗ストップ

2021年04月16日 21時36分52秒 | 試合結果

広島 103 010 020 7
中日 100 200 000 3
勝利投手:大道1勝
敗戦投手:松葉2敗
本塁打:[広島]菊池涼5号、鈴木誠4号

 

中村奨が1軍に昇格し、即2番左翼でスタメン出場する驚きのスタメンを組むと、初回に菊池涼が先頭打者本塁打を放ち先制点を挙げるとともに、チームに32イニングぶりの得点をもたらしました。

 大瀬良が下半身のコンディション不良により先発を回避したため、遠藤が急遽先発しましたが、3安打で2死満塁のピンチを招くと、自らの牽制悪送球で同点に追いつかれてしまいました。

 それでも打線が3回に1死後、中村奨の四球と安打で1,2塁として、鈴木誠の3点本塁打で3点を勝ち越すも、遠藤が4回に連打と四球で1死満塁のピンチを招き、2死後に京田に2点適時打を浴びて降板となってしまいました。

 なおも2死1,2塁のピンチでマウンドに上がった中田が、福田を三振に斬ってピンチを凌ぐと、直後の5回に中村奨のプロ初安打となる2塁打で無死2塁のチャンスを作り、2死後に會澤の適時内野安打で1点を追加しました。

 6回は安打と連続四球で2死満塁としながら、西川が遊飛に倒れてしまいましたが、8回に連打で1死1,2塁とすると、代打長野の適時打と西川の犠飛で2点を追加して試合を決めました。

 5回は菊池保、森浦と小刻みな継投でかわすと、6回からは大道が登板して、いきなり連打で無死1,2塁とされましたが、福田を併殺に打ち取るなど無失点で切り抜けると、7回も続投して三者凡退に抑えました。 

 8回は塹江、9回は栗林がともに三者凡退に抑えて、中日に快勝してチームの連敗を3で止めました。

 

 中村奨が1軍に昇格したことも驚きましたが、初スタメン、それも本職の捕手ではなく左翼での起用には更に驚かされました。中村奨は、スタメン起用した首脳陣の期待に応え、3回には四球で出塁して鈴木誠の勝ち越し本塁打を呼び込み、5回にはプロ初安打の2塁打で追加点に導きました。

 昨日までは貧打に苦しみ、重苦しい空気が漂っていましたが、菊池涼の先頭打者本塁打で振り払うと、中村奨がチームに勢いを付けました。チームに欲しかったラッキーボーイが中村奨になるとは予想外でした。中村奨を起用した首脳陣の判断は凄いです。これでチームにも勢いが付くはずですね。

 

 

 

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31イニング連続無得点で3試合連続零封負け

2021年04月15日 23時32分49秒 | 試合結果

広島 000 000 000 0
阪神 200 200 00X 4
勝利投手:秋山2勝1敗
敗戦投手:床田1勝1敗
本塁打:[阪神]大山1号、佐藤輝5号

 先発の床田は、初回2死後に安打を打たれ、大山に2点本塁打を浴びて先制を許すと、2回の無死2塁は後続を断って無失点で切り抜けましたが、4回に無死1塁から佐藤輝にも2点本塁打を打たれてしまい、4回を投げて7安打4失点でマウンドを降りました。

 打線は、初回1死後に堂林が安打と盗塁で1死2塁の先制機を作りましたが、西川が中飛、鈴木誠が三振に倒れて無得点に終わると、3回には四球と犠打で1死2塁としながら、菊池涼と堂林が凡退してしまいました。さらに5回には連続四球で無死1,2塁のチャンスを貰いましたが、代打安部、菊池涼、堂林が凡退してしまい、苦手の秋山に7回を散発3安打無得点に抑えられてしまいました。

 5回からはコルニエルが登板して、5回と6回も得点圏に走者を背負いましたが無失点で切り抜けると、7回は中田が、8回は藤井がそれぞれ1回を無安打無失点に抑える好リリーフでした。

 しかし、打線が8回は岩崎に三者凡退に抑えられ、9回はスアレスに1安打無得点に抑えられて、3試合連続の零封負けを喫して、勝率5割に戻ってしまいました。

 

 チームとしては31イニング連続無得点と貧打が深刻な状況となっています。初回、3回、5回と3度と得点圏に走者を進めながらも、後続が続かず得点を挙げられませんでした。昨日の先発が西勇、今日は秋山と2試合連続して天敵が先発したこともありますが、今の打線は今日こそ無安打ながらも、打率4割台をキープしている菊池涼が好調な以外は全体的に調子が上がってきていないように思います。

 こんな時は、何かのきっかけ一つで一気に雰囲気が変わって打ち始めることがよくあります。ここは思い切って不振の田中広に変えて新人の矢野をスタメンに起用するなど、思い切った采配で打線低迷を打ち破ってほしいですね。

 

 また、大瀬良が、阪神戦前の練習で、ダッシュ中に異変を感じて、練習を中断して永川投手コーチに背負われながらグラウンドを後にしました。どうやら下半身のコンディション不良のようで、明日に1軍登録を抹消される見込みとなったようです。

 明日の先発は遠藤に変更され、大瀬良は明日病院で検査を受けるとのことです。ただでさえチーム状況が思わしくない状況でエースが長期離脱となると痛すぎます。軽傷であることを願うだけですね。

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森下のプロ初スライド登板は5回5失点KO

2021年04月14日 20時56分15秒 | 試合結果

広島 000 000 000 0
阪神 010 220 10X 6
勝利投手:西勇2勝1敗
敗戦投手:森下2勝1敗
本塁打:[阪神]佐藤輝4号、マルテ2号

 

 プロ初のスライド登板となった森下は、2回2死後に四球と田中広の失策で1,2塁のピンチを迎えると、中野に適時打を浴びて先制を許してしまいました。4回には四球で無死1塁として、佐藤輝に2点本塁打を浴びると、続く5回にも安打で無死1塁とされ、マルテに2点本塁打を浴びて、5回を投げて6安打2四球5失点でマウンドを降りました。

 6回からはケムナが登板して、7回1死後に連続四球で1,2塁のピンチを招くと、2死後に佐藤輝に適時打を浴びて試合が決してしまいました。

 8回は藤井が登板して2死後に四死球で1,2塁のピンチを招きましたが、山本を三直に抑えて無失点で切り抜けました。

 

 打線は、初回に安打と盗塁で1死2塁の先制機を作るも、西川の二直が併殺となり無得点に終わると、3回には安打と犠打で2死2塁としながら、菊池涼が捕邪飛に倒れて得点を奪えませんでした。さらに5回には安打などで2死3塁とするも、森下が三振に倒れて天敵の西勇から得点を奪えませんでした。

 7回と8回も走者を出しながらも後続が続かず、西勇に8回を4安打に抑えられて得点を奪えず、9回に2死後に四球と安打で1,2塁のチャンスを作るも、メヒアが三振に倒れて、2試合連続の零封負けを喫してしまいました。

 

 森下は、本来の制球力が見られず、いつもならピンチで締める場面であっても、甘く入って失点を重ねてしまいました。やはりプロ初のスライド登板ということで、調整が上手くできなかったと思われます。昨日の中止決定は、試合開始40分前だったので、一度モチベーションを上げていたと思われるので、余計に調整が難しかったのかもしれません。

 それでも初回は三者凡退に抑えており、修正できる可能性があったと思いますが、2回に佐藤輝に四球を与えた後に梅野の遊ゴロを田中広がしっかり捕球できていれば2回の先制点は無く、立ち直れていたように思われるので、あの失策は痛かったです。

 2回の失点により、森下はこれ以上失点できないというプレッシャーもあったと思われ、焦りや力みに繋がって4回と5回の失点に繋がったと思います。

 ただ、森下であれば今後もスライド登板の機会はあり、今回は今後のための良い経験になったのではないでしょうか。きっと森下なら、次のスライド登板時には調整法を見つけて、万全の状態で登板するはずですね。

 

 

 

 

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雨天中止で森下がプロ初のスライド先発

2021年04月13日 21時23分19秒 | 日記

 今日の阪神戦は、天候不良のため午後5時20分に中止が発表され、先発予定だった森下は、明日の試合にスライドすることが決まりました。森下は、プロ初のスライド登板となるので、調整が上手くできるか心配になりますが、本人は、「そこは気にしていません。どういう状況であろうが自分の投球をするだけです。」と調整に問題はなさそうです。

 普通の投手であれば、スライドすると調整が上手くいかず、本来の投球ができないことが多々ありますが、森下であれば本当に大丈夫だと思えてしまいます。また、もともと天候が悪く、中止の可能性が高かったこともあり、スライド登板することも想定できていたと思います。

 阪神の先発も西勇がスライドすることから、ロースコアの厳しい戦いになると思いますが、森下が阪神打線をしっかりと抑えてくれるはずなので、打線が早く援護してあげてほしいですね。

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今村に完封負けを喫する

2021年04月11日 21時44分29秒 | 試合結果

巨人 201 220 002 9
広島 000 000 000 0
勝利投手:今村2勝
敗戦投手:野村2敗
本塁打:[巨人]岡本和1号、増田大1号

 

 祐輔投手(31)が2敗目を喫した。

 先発の野村は、初回2死1塁から岡本に2点本塁打を浴びると、3回には2塁打と四球で2死1,2塁のピンチを招き、大城に適時打を浴びてしまいました。続く4回は死球に暴投と安打で1死1,3塁としてしまい、松原に適時2塁打を打たれ、さらに四球で満塁として亀井に適時打を浴びてこの回2点目を失ったところでマウンドを降りました。

 代わった中田は、岡本を併殺に打ち取って追加点を許さず、野村は3回1/3を投げて8安打3四死球5失点でした。

 中田は5回も続投するも、四球と盗塁で2死2塁とされて増田大に2点本塁打を浴びて試合の大勢が決してしまいました。

 6回と7回はコルニエルが2回を無安打無失点に抑えると、8回は藤井黎が三者凡退に抑えました。9回はケムナが登板するも、2塁打と四球で1死1,2塁とされ、岡本と大城に連続適時打を浴びて2点を失いました。

 打線は、今村に3回まで無安打に抑えられ、4回2死後に連打で1,2塁とするも長野が三振に倒れてしまい、5回には3安打で2死満塁としながら、西川が右飛に倒れてしまいました。6回も2死後に2塁打で得点圏に走者を進めるも、メヒアが2ゴロに倒れて得点を奪えませんでした。 

 7回以降は1安打に封じられてしまい、今村に対して7安打を放ちながら完封を許して、3タテはなりませんでした。

 

 野村は、初登板から188試合連続で先発登板のプロ野球新記録を達成したメモリアルな試合でしたが、今季初白星とはならず開幕から2連敗となってしまいました。立ち上がりから制球が甘く、さらに球の切れも悪く、いくら低調な巨人打線といえども逃してもらえず、3回途中でKOされました。

 昨日の九里は、序盤は状態が上がらず苦しい投球ながら、粘りを見せて最小限の失点で踏ん張り、試合中に修正することで終盤は素晴らしい投球を披露して味方の逆転を呼び込みましたが、今日の野村は踏ん張り切れず立ち直ることができないどころが、巨人打線を勢い付けてしまいました。

 2試合連続で5回持たず降板しており、ローテとしての役割を果たせていませんが、野村には経験と実績があり、大瀬良や九里とともに投手陣を支えてほしい存在なので、早く本来の姿を取り戻してほしいです。

 

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逆転勝ちで九里が開幕3連勝

2021年04月10日 23時01分52秒 | 試合結果

巨人 101 000 000 2
広島 101 200 00X 4
勝利投手:九里3勝
敗戦投手:戸郷1勝1敗
セーブ:栗林5S
本塁打:[巨人]松原1号

 先発の九里は、初回に四球と自らの失策で1死1,3塁のピンチを招くと、安部の悪送球で1点を失いましたが、直後の1回裏に連打で無死1,3塁として西川の適時内野安打で同点に追いつき、なおも無死1,2塁の追加点機でしたが、鈴木誠が中飛、坂倉が併殺に倒れてしまいました。

 九里は、3回1死後に松原に本塁打を浴びて再び勝ち越しを許しましたが、直後の3回裏に連打で無死1,3塁とすると、西川の併殺の間に同点に追いつきました。続く4回は振り逃げと犠打で2死2塁として、菊池涼と安部の連続適時打で2点を加えて勝ち越しに成功しました。

 5回から7回までは無安打に抑えられてしましたが、8回に2四球と安打で2死満塁のチャンスを作るも、菊池涼が三振に倒れて得点を奪えませんでした。

 九里は、4回と5回も安打を打たれるも後続を断って無失点に抑えると、6回と7回は三者凡退に抑えて、7回を3安打5奪三振2失点の好投でした。

 8回からは大道がマウンドに上がり、坂本、梶谷、岡本和を三者凡退に抑え、9回は栗林が無安打1四球無失点に抑えて、巨人に逆転勝ちをしてカード勝ち越しを決めました。

 

 初回は2失策で先制を許し、直後の1回裏の攻撃では3連打で同点としながら、坂倉が併殺に倒れて勝ち越すことができず、2回には1死1塁で田中広が牽制死してしまいました。3回には九里が松原に本塁打を浴びて再びリードを許すと、2死後には1塁堂林からの送球がそれたことで、ベースカバーに入った九里が打者走者と交錯して転倒してしまいベンチ裏に引き上げるアクシデントが発生しましたが、治療してマウンドに戻り大事には至りませんでした。直後の3回裏の攻撃では連打で無死1,3塁としながら併殺の間の1点止まりと、攻守とも流れの悪い展開となりました。

 しかし、ここから九里が立ち直って制球も安定して4回以降は巨人打線を散発2安打に抑えて試合の落ち着かせると、打線も4回に巨人のミスから勝ち越し点を挙げました。

 序盤はいつ巨人に試合の流れが傾いてもおかしくない状況でしたが、九里が悪いなりに踏ん張って流れを渡さず、チームを白星に導きました。今季は序盤に失点する試合が続いているものの、試合を作って先発としての役割をしっかりと果たしており、昨季後半のような安定感があります。今季は大瀬良、森下とともに3本柱としてチームを支え、自身初の2桁勝利は間違いないですね。

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大瀬良が菅野に投げ勝って2勝目

2021年04月09日 22時46分36秒 | 試合結果

巨人 000 000 000 0
広島 200 000 00X 2
勝利投手:大瀬良2勝
敗戦投手:菅野1敗
セーブ:栗林4S
本塁打:[広島]菊池涼4号、鈴木誠3号

 

 昨日に試合で負傷退場した松山が登録抹消となり、5番1塁坂倉、7番左翼長野を起用しました。初回に先頭の菊池涼が先頭打者本塁打を放つと、2死後には鈴木誠も本塁打を放って菅野から2点を先制しました。

 しかし、2回から5回までは1安打に封じられて2塁さえ踏めず、6回に安打と盗塁に四球で2死1,2塁の追加点機を作りましたが、會澤が遊ゴロに倒れて得点を奪えませんでした。続く7回にも敵失と犠打で1死3塁のチャンスを貰うも、代打磯村が三振、菊池涼が三ゴロに倒れて、菅野から追加点を奪えませんでした。

 8回にも連打で2死1,2塁としながらも會澤が二ゴロに倒れて得点を挙げられませんでした。

 先発の大瀬良は、2回に四球と安打で無死1,2塁のピンチを招くも、重信、吉川、炭谷を凡打に打ち取って無失点で凌ぐと、5回まで毎回のように走者を出しながらも得点を与えませんでした。

 6回に連打で無死1,2塁とされましたが、岡本和、大城、重信を抑えて、6回を6安打6奪三振無失点でマウンドを降りました。

 7回は森浦が連続四球と犠打で1死2,3塁のピンチを招くも、北村を右飛、坂本を敬遠して、梶谷を遊ゴロに打ち取って無失点で凌ぐと、8回は塹江が安打と盗塁に四球で2死1,2塁とされながらも廣岡を三ゴロに打ち取ってピンチを脱しました。

 9回は栗林が1安打無失点に抑えて巨人を零封してチームの連敗を2で止めました。

 

 大瀬良は、本調子とは程遠く、制球に苦しみ、毎回のように走者を出す苦しいマウンドとなりましたが、粘り強い投球で要所を締めて巨人打線に得点を与えませんでした。初回に味方打線が2点を先行するも、その後は菅野の前に沈黙して追加点を奪えず、試合の流れが徐々に巨人に傾きかけていたように感じましたが、大瀬良が踏ん張って流れを渡しませんでした。

 調子が悪くても悪いなりに得点を与えず、チームを勝利に導くことができるところがエースたる所以ですね。今日の勝利でチームは再び上昇気流に乗っていけると思います。明日は九里が大瀬良に続いてくれるはずですね。

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