カープな毎日

カープファンのひとりごと。

5点のリードを追いつかれるも終盤に勝ち越し連敗止める

2023年05月19日 23時34分17秒 | 試合結果

広島 500 021 011 10
阪神 001 150 000 7
勝利投手:ケムナ2勝
敗戦投手:及川1勝1敗
セーブ:矢崎3勝3S
本塁打:[広島]堂林2号
    [阪神]ノイジー3号、佐藤輝8号、大山4号

 デビッドソンが左肩の痛みを訴えて、出場選手登録を抹消され、代わりに林が昇格すると、打線は、青柳対策として1番中村貴、2番西川、3番秋山、4番松山、5番坂倉、6番林、7番田中、8番韮澤、9番玉村と9人全員が左者というスタメンで臨むと、初回に1死1,2塁として、松山、坂倉、林の3連続適時打で3点を挙げ、さらに四球で満塁として韮澤の2点適時打で5点を先制しました。

 先発の玉村は、2回に1死満塁のピンチを招くも、木浪を三振、青柳を二ゴロに打ち取って無失点で凌ぎましたが、3回にノイジー、4回は佐藤輝にそれぞれ本塁打を浴びて2点を失いました。

 打線は2回から4回は1安打に抑えらえていましたが、5回に2死満塁から玉村の2点適時打で再びリードを5点に広げました。

 しかし、玉村が5回裏に無死1,3塁から中野とノイジーに連続適時打を浴びて2点を失ったところで降板となりました。代わったケムナが大山に3点本塁打を浴びて同点に追いつかれてしまい、玉村は4回0/3を投げて8安打6失点でした。

 それでも6回に無死1,2塁から松山の適時打で1点を勝ち越すと、6回は中崎、7回は島内がともに三者凡退に抑えました。

 8回は四球と盗塁に悪送球で無死3塁のチャンスを貰うと、1死後に林の遊ゴロが野選となり1点を追加し、さらに9回には堂林の本塁打でリードを3点に広げました。

 8回はターリーが三者連続三振に斬ると、9回は矢崎が1死1,2塁のピンチを招くも中野を併殺に打ち取って無失点で凌ぎ、阪神に競り勝ち、チームは連敗を止めました。

 

 初回に新井監督の奇策が的中して青柳から5点を奪って試合を有利に進めながら、先発の玉村が5回に乱れて、リリーフしたケムナも阪神打線の勢いを止められず、追いつかれるという嫌な展開となりました。

 しかし、直後の6回に松山が適時打を放って再び勝ち越しすと、その裏を中崎が三者凡退に抑えて、阪神に傾いていた流れを引き戻しました。

 6回の攻守は試合展開を左右する場面だったので、松山と中崎のプレーは素晴らしかったと思います。

 今日の勝利で4カード続くビジター12試合は7勝となり勝ち越しを決めました。この良い流れで、明日も勝ってカード勝ち越しを決めてほしいですね。

 

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17安打13失点の投手陣崩壊で連敗

2023年05月18日 22時59分39秒 | 試合結果

広島 000 010 110 3
DeNA 041 008 00X 13
勝利投手:東4勝1敗
敗戦投手:コルニエル2敗
本塁打:[広島]マクブルーム4号
    [DeNA]佐野8号

 先発のコルニエルは、2回に連続長短打で1死1,3塁とされて、山本のセーフティースクイズで1点を失うと、東に四球を与えて1,2塁としてしまい、佐野に3点本塁打を浴びて4点を失いました。

 続く3回にも2塁打と2四球で1死満塁のピンチを招き、2死後に佐野に押し出し死球を与えて1点を失い、4回まで投げて7安打4四球5失点でKOされました。

 5回は大道が1死1,2塁のピンチを招きながらも、東の犠打を併殺にしてピンチを脱しましたが、6回に2安打と死球で無死満塁とされて、牧に2点適時打を浴びて、さらに死球で再び満塁として、桑原に2点適時打を浴びてしまい、ここでマウンドを降りました。

 代わった塹江も、四球で三度満塁としてしまい、2死後に佐野に押し出し四球、関根と宮崎の連続適時打を浴びて、この回8点を失って試合が決してしまいました。

 7回は戸根がマウンドに上がり、無死1,2塁のピンチを招きましたが、京田を三振、山本を併殺に打ち取って無失点で凌ぐと、8回は中崎が1安打無失点に抑えました。

 打線は、デビッドソンが今季初めてスタメンを外れ、三塁には韮澤が入りました。初回に2四球で2死1,2塁の先制機を作るも、西川が二ゴロに田倒れてしまうと、2回からは7者連続三振を喫するなど、4回まで1安打に封じられました。

 5回に1死2塁から代打會澤の適時打で1点を返すと、7回2死1,3塁から上本の適時打、8回はマクブルームの本塁打でそれぞれ1点を返しましたが、失点が大きくDeNAに大敗を喫してカード勝ち越しは成りませんでした。

 

 コルニエルは、制球が安定せず苦しい投球でしたが、2回に1死1,3塁セーフティースクイズで1点を失った後、明らかに動揺しており、投手の東に四球を与えてピンチを拡大させて、佐野に本塁打を浴びるという最悪のパターンで4点を失いました。

 セーフティースクイズは予想外で、動揺したと思われます。その後、東に四球を与えたところで、ベンチが間を取って一度落ち着かせるなど、何かしらケアをしていれば、1失点で終えられた可能性があったと思われるだけに悔やまれます。

 そして、2番手として大道が5回から登板しましたが、5回は下位打線を相手にピンチを迎え、何とか併殺で無失点で切り抜けていたことを考えれば、6回の上位打線との対戦は荷が重かったと思います。

 この時点では4点差だったので、追加点を与えず踏ん張れば、終盤に逆転できる可能性があっただけに、この続投も悔やまれます。

 ただ、これだけ派手に負ければ、返って気持ちを切り替えやすいと思うので、明日からの阪神戦は新たな気持ちで臨んでほしいですね。

 明日の先発が予定されていた大瀬良が、右肘の炎症のため登板を見送ることになりました。

 新井監督によると、前回登板の巨人戦で投げている時、肘に痛みがある状態で投げていたとのことで、骨棘が原因で少し炎症があるものの、シリアスな場所ではないそうです。

 出場選手登録は抹消せず、次回登板については、状態を確認しながらになるようで、回復具合次第では23日からの中日3連戦で登板する可能性もあるとのことで、早く肘の状態を戻して復帰してほしいですね。

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ミスが重なり九里が力尽きて逆転負け

2023年05月17日 22時59分03秒 | 試合結果

広  島 120 010 000 4
DeNA 200 000 14X 7
勝利投手:伊勢2勝1S
敗戦投手:九里2勝2敗
セーブ:山﨑3敗10S
本塁打:[DeNA]牧7号、牧8号、ソト3号

 打線は、初回に四球と盗塁で2死2塁として、マクブルームの適時打で1点を先制しましたが、直後の1回裏に先発の九里が2死2塁から牧に2点本塁打を浴びて逆転を許してしまいました。

 それでも2回に連続短長打で無死2,3塁として、1死後に菊池の2点適時打で逆転に成功しました。4回の2死2塁は菊池が中飛に倒れてしまうも、5回に2塁打と野選で無死1,3塁の好機を作り、マクブルームの犠飛で1点を追加しました。

 7回は死四球などで1死1,2塁の追加点機を作るも、マクブルームが併殺に倒れて追加点を奪えませんでした。

 九里は、2回に無死1,2塁のピンチを招くも、京田の二ゴロを菊池の好判断で併殺とし、続く石田を二ゴロに打ち取って無失点で凌ぐと、3回から6回まで1安打に抑えて2塁さえ踏ませませんでした。

 7回に死球と2塁打で1死2,3塁のピンチを招き、代打楠本の一ゴロの間に1点を失うと、8回には四球と犠打にデビッドソンの失策で1死1,3塁のピンチを迎えて、牧に3点本塁打を浴びて逆転を許し、続くソトにも本塁打を打たれて、7回1/3を投げて8安打2四死球7失点でマウンドを降りました。

 9回は三者凡退に倒れて、DeNAに逆転負けを喫して連勝が2で止まりました。

 

 先制して、逆転された直後には再逆転し、九里も3回以降は快投と中盤までは完璧な試合運びでしたが、終盤にミスが重なり逆転負けを喫しました。

 7回に1死1,2塁でマクブルームが併殺に倒れたあたりから暗雲が漂い始め、直後の7回裏に死球をきっかけに1点を失うと、8回の攻撃では無死1塁で一走西川が牽制死したことで、試合の流れがDeNAに傾いてしまいました。

 さらに7回1死2塁では、デビッドソンがまさかの後逸で1,3塁とピンチを広げてしまうと、7回まで3失点で踏ん張っていた九里も耐え切れず、牧とソトに連続本塁打を浴びてしまいました。

 さすがに攻走守と全てにミスが出てしまうと、勝てる試合も落としてしまいます。今日は反省点の多い試合となりましたが、この敗戦を糧にして同じミスを繰り返さないようにしてほしいです。そして、明日はカード勝ち越しをかけた試合になるので、気持ちを切り替えて臨んでほしいですね。

 床田と野間が、出場選手登録を抹消されました。新井監督によると、床田は昨日の登板後にトレーナーから左肘に少し炎症があると報告を受けて、程度は大きくないものの、大事を取って抹消したとのことです。一方の野間も、昨日の試合の走塁中に右足に違和感を訴えて途中交代しており、重症ではないものの、しっかり治しておかないとさらにひどくなるとの判断から、登録抹消して治療させるとのことでした。

 投打の主力が登録抹消となるのは戦力的にとても痛いですが、2人とも軽症とのことで安心しました。しっかりと治して戻ってきてほしいですね。

 また、球団は育成ドラフト2位の中村貴と支配下契約を結んだと発表しました。今季は、ウエスタンで34試合に出場して、打率.276、3本塁打、20打点の好成績を記録しており、新井監督は19日の阪神戦から1軍に合流させることを明言し、スタメン起用の可能性も示唆しました。

 若い選手が1軍で活躍するとチームも活性化すると思うので、中村貴の打撃に期待したいですね。

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バウワーを2回KOも終盤に追い上げられて辛うじて逃げ切る

2023年05月16日 23時04分53秒 | 試合結果

広  島 430 000 000 7
DeNA 011 000 120 5
勝利投手:床田4勝
敗戦投手:バウアー1勝2敗
セーブ:矢崎3勝2S
本塁打:[広島]西川5号
    [DeNA]ソト2号、山本1号

 前回の対戦で7回1得点に抑えられたバウワーに対して、初回1死2塁から秋山とマクブルームの連続適時2塁打と西川の2点本塁打で4点を先制すると、2回にも1死3塁として、菊池の野選で1点を加え、さらに四球を挟んで1,2塁から秋山とマクブルームの連続適時打で2点を挙げて、この回3点を挙げて、バウワーを2回でKOしました。

 4回には2死2塁とするも、マクブルームが左飛に倒れてしまい、7回にも1死2塁としながら、西川は二ゴロ、坂倉も左飛に倒れて追加点を奪えませんでした。

 先発の床田は、初回に1死2塁とされながらも、宮崎の遊ゴロで二走のソトが挟殺プレーでアウトになり、続く牧に2塁打を打たれながらも、桑原を左飛に打ち取って無失点で凌ぎました。

 しかし、2回に無死3塁から大和の遊ゴロの間に1点を失うと、続く3回にはソトに本塁打を浴びて2点目を失いました。

 6回は2死1,3塁のピンチを招くも、大和を二ゴロに打ち取って無失点で切り抜けましたが、7回に山本に本塁打を浴びて1点を失い、7回を投げて8安打5奪三振3失点でマウンドを降りました。

 8回はケムナがマウンドに上がり、四球と安打などで2死1,3塁のピンチを迎えて、大和の適時打で1点を失ったところで島内に代わるも、山本の遊ゴロを矢野が適時失策して、この回2点を失ってしまいリードが2点となりました。

 9回は矢崎が1四球無失点に抑えて、DeNAに追い上げられながらも何とか逃げ切って、チームは連勝で貯金は今季最多タイの3となりました。

 

 前回の対戦で来日初登板初先発初勝利を献上したバウワーを完璧に攻略して、しっかりとリベンジを果たしました。バウワー攻略は、スコアラーからの情報や前回の対戦で実際の投球を体感したことにより、チームとしての対策を練ったことが奏功したのはもちろんですが、前日の新井監督の心理作戦も効果があったと思います。

 バウワーが巨人戦で機動力で揺さぶりを掛けられて攻略されたことから、機動力を駆使して戦うと明言しており、バウワー本人だけでなくDeNAベンチもかなり機動力による攻撃を警戒していたと思います。

 これにより、投球への集中力が欠けていたと思われ、球が高めに浮いてきたところを、各打者がしっかりと捉えられたことが攻略に繋がったのではないでしょうか。まさにベンチと選手が一体となって戦った試合だったと思います。

 ただ、3回以降は追加点を奪えず、徐々にDeNAに追い上げられて、最後は試合の流れがDeNAに傾きかけていただけに、中継ぎ陣が踏ん張って辛うじて逃げ切ることができて良かったと思います。

 バウワー攻略後の攻撃に課題が残ったので、明日からの試合では、しっかりと追加点を奪ってほしいですね。 

 野間が、初回1死から2塁打を放った際に、足を痛めたようで代走の堂林が送られました。詳細は分かりませんが、軽症であることを願いたいですね。

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助っ人勢の活躍で2カード連続の勝ち越し

2023年05月14日 23時00分38秒 | 試合結果

広島 100 000 420 7
巨人 000 000 020 2
勝利投手:アンダーソン2勝
敗戦投手:赤星3敗
本塁打:[広島]マクブルーム3号
    [巨人]ウォーカー3号

 打線は2番に西川、5番に松山、8番に田中を起用すると、初回に2死後から秋山の2塁打と四球で1,2塁として、松山の二ゴロが適時失策となり1点を先制しました。

 2回から5回までは1安打に封じられて2塁さえ踏めず、6回の2死1,2塁の追加点機ではデビッドソンが遊ゴロに倒れて追加点を奪え間遠でした。

 しかし、7回に無死1,3塁として、菊池は二ゴロ、西川は一ゴロで2死となり、秋山が敬遠で満塁となったところで、マクブルームが満塁本塁打を放って、待望の追加点を挙げました。

 さらに8回には、無死1塁からデビッドソンの適時2塁と田中の適時打で2点を加えて試合を決めました。

 先発のアンダーソンは、2回に2死2塁のピンチを招くも、門脇を投ゴロに打ち取って無失点で凌ぐと、3回も四球と犠打で1死2塁とされながらも、丸と坂本をともに中飛に打ち取って得点を与えませんでした。

 6回は四球と盗塁で1死2塁とされるも、坂本を中飛、岡本を三振に斬ってピンチを脱して、7回まで投げて1安打、3四球、5奪三振の無失点に抑える素晴らしい投球でした。

 8回は戸根が登板して、無死1塁から代打ウォーカーに2点本塁打を浴びてしまい、さらに1死後、2塁打と四球で1死1,2塁のピンチを招いたところで島内にマウンドを譲りました。島内は、岡本和に痛烈な当たりを二遊間に打たれるも、菊池が好捕して併殺に仕留めてピンチを脱しました。

 9回はターリーが三者凡退に抑えて、巨人に快勝して2カード連続のカード勝ち越しを決めました。

 

 初回に敵失で先制点を挙げるも、その後は、巨人先発の赤星を攻略できず追加点を奪えませんでした。ようやく6回に得点機を作るも、デビッドソンが凡退してしまい、続く7回も無死1,3塁としながら、菊池と西川が凡退して2死となってしまいましたが、マクブルームが値千金の満塁本塁打を放って、試合の流れを一気にカープに引き寄せ、8回のデビッドソンと田中の適時打を呼び込みました。

 もし7回も無得点に終わっていたら、間違いなく試合の流れは巨人に傾いていたと思われるので、この満塁本塁打は勝敗を分けた価値ある一打となりました。

 そしてアンダーソンも、切れの良い球で巨人打線を翻弄して7回を1安打に抑える快投でした。チームは3試合連続の延長戦を戦い、さらに昨日は延長12回までもつれていたので、中継ぎ陣が疲弊していたことから、7回まで投げてくれたことで、中継ぎ陣への負担を軽減させたことは、今日の試合に限らず、次週以降の戦いに向けても良かったと思います。

 最後はターリーが三者凡退に抑えて、しっかりと試合を締めました。8回に戸根が2点を失っており、9回も失点となると、いくら逃げ切ったとしても、後味が悪くなるので、きっちりと抑えたことで、次戦に良い流れで向かうことができます。

 ここまでマクブルーム、デビッドソン、アンダーソンの3人の状態が上がっていませんでしたが、今日はターリーを含む4人が活躍して快勝しました。3人には今日の活躍をきっかけにして状態を上げてほしいですね。

 

 

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延長12回に勝ち越すも松本が踏ん張れずサヨナラ負け

2023年05月13日 21時32分01秒 | 試合結果

広島 000 001 001 002 4
巨人 011 000 000 003 5
勝利投手:菊地1勝1敗
敗戦投手:松本3敗1S
本塁打:[巨人]坂本5号

 打線は、初回に連打で無死1,2塁とするも、秋山、マクブルーム、西川が三者連続三振に倒れて無得点に終わると、先発の森下は、2回に連打と四球で1死満塁のピンチを招き、門脇の一ゴロの間に1点を失いました。続く3回には2死後に坂本に本塁打を打たれて追加点を奪われました。 

 5回には無死1,3塁のピンチを迎えましたが、丸を併殺に打ち取り、四球を挟んで、岡本和を三振に斬って無失点凌ぐと、グリフィンに2回から5回まで無安打に抑えられていた打線が、6回に2塁打と犠打で1死3塁として、秋山の適時打で1点を返しました。

 森下は6回まで投げて6安打2四球7奪三振2失点でマウンドを降りました。

 7回は戸根が登板して2死1,2塁のピンチを招きましたが、坂本を右飛に打ち取って無失点で凌ぐと、8回はケムナが1死1,2塁のピンチを迎えるも、岡田と門脇を連続三振に斬って追加点を与えませんでした。

 9回に四球と盗塁に犠打で1死3塁として、代打松山の一ゴロの間に1点を挙げて同点に追いつくと、9回裏を島内が無失点に抑えて、3試合連続の延長戦に突入しました。

 10回は矢崎、11回は塹江が無失点に抑えると、12回に短長打と敬遠で1死満塁として、代打磯村の押し出し死球と堂林の適時打で2点を挙げましたが、なおも1死満塁で坂倉が三振、菊池が遊飛に倒れてしまいました。

 12回裏は松本が登板して、2四球と安打で無死満塁としてしまい、大城の犠飛と秋広の適時打で同点に追いつかれ、さらに敬遠で1死満塁として、廣岡を三振に斬って2死とするも、ブリンソンに適時打を浴びてサヨナラ負けを喫してしまい、チームの連勝は4で止まりました。

 

 打線が巨人先発のグリフィンに翻弄されて7回まで9三振を喫し、4安打1得点に抑えられましたが、9回に代走羽月が二盗を決めて好機を演出すると、マクブルームに代打松山を起用して執念の采配で同点に追いつきました。

 これで試合の流れを掴んだかと思われましたが、10回と11回は三者凡退に終わり勝ち越せませんでした。それでも、リリーフ陣が踏ん張って無失点で凌ぐと、12回に押し出し死球と堂林の適時打で2点のリードを奪いました。

 しかし、松本が乱調で3点を失って痛恨の逆転負けとなりました。松本の制球が定まらなかったことが敗因ですが、打線も12回に2点を挙げて、なおも1死満塁の追加点機で得点を奪えなかったことが痛かったです。せめて犠飛でもう1点追加できていれば、松本も余裕を持ってマウンドに上がれたと思います。

 前日のように貪欲に追加点を奪う攻撃をしないと、いけないということを痛感した敗戦でした。

 この敗戦は痛かったですが、明日は気持ちを切り替えて、カード勝ち越しを決めてほしいですね。

 

 

 

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延長10回に6得点で4連勝

2023年05月12日 23時22分38秒 | 試合結果

広島 000 100 101 6 9 
巨人 000 002 010 1 4
勝利投手:矢崎3勝1S
敗戦投手:菊地1敗
本塁打:[広島]西川4号、菊池2号
    [巨人]丸3号、丸4号

 打線は、2回に1死1,3塁としながら、上本が三振に倒れ、続く大瀬良の打席で重盗を仕掛けるも、三走西川が本塁でアウトになってしまい得点を奪えませんでした。

 4回1死から西川が本塁打を放って1点を先制しましたが、6回に2塁打と四球で無死1,2塁のチャンスでは、西川が中飛、坂倉は三振、デビッドソンは一邪飛に倒れて追加点を奪えませんでした。

 左太もも裏の故障から復帰した先発の大瀬良は、5回まで巨人打線を散発3安打に抑えて2塁さえ踏ませない好投でしたが、6回無死2塁から丸に2点本塁打を浴びて逆転を許してしまうも、打線が7回に2四球と犠打に暴投で1死1,3塁のチャンスを貰うと、代打野間の犠飛で同点に追いつきました。

 大瀬良は、7回を三者凡退に抑えて、7回を投げて5安打1四球7奪三振2失点で降板しました。

 8回はターリーがマウンドに上がるも、無死2塁のピンチを招き、1死後坂本を敬遠して、1,2塁となり、岡本和の適時打で1点を失いましたが、打線が9回に1死2塁として、代打松山の適時打で同点に追いつき、さらに牽制悪送球で1死2塁としましたが、菊池が一ゴロ、野間が二ゴロに倒れて勝ち越すことはできませんでした。

 9回は矢崎がマウンドに上がり、三者凡退に抑えて2日連続の延長戦に突入しました。

 10回に四球と安打で1死1,3塁として、坂倉の適時打で勝ち越すと、さらに死球で満塁となり、2死後に矢野の押し出し四球と菊池の満塁本塁打で、この回6点を挙げて試合を決めました。

 10回裏は大道が登板して、丸に本塁打を浴びて1点を失いましたが、後続を断って巨人に快勝して、チームは4連勝で貯金を2としました。

 

 復帰登板の大瀬良は、5回まで巨人打線に付け入る隙を与えない素晴らしい投球でしたが、打線は今日も拙攻を繰り返して、西川の本塁打による1点の援護しかできず、6回無死1,2塁を逃したことで、試合の流れが巨人に傾いてしまい、大瀬良が丸に逆転本塁打を浴びてしまいました。

 それでも7回まで投げて2失点と先発としての役割を十分に果たし、上々の復帰登板となりました。

 大瀬良の好投に打線が応えて7回に追いつき、9回にも韮澤と松山の代打攻勢で大勢から得点を挙げて同点に追いつく粘りを見せました。そして10回にこれまでの拙攻が嘘のように打線が繋がり、6得点で試合を決めました。

 この終盤の打線の粘りは、大瀬良の気迫の籠った投球が呼び込んだと思います。チームを鼓舞する投球ができるところが、エース大瀬良の凄さですね。

 今週は4連勝と勢いが付いてきましたが、打線は拙攻を繰り返しています。そろそろ打線が奮起して、今日の10回のような繋ぎの攻撃を見せてほしいですね。

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投手陣が踏ん張って延長戦を制し中日を3タテ

2023年05月11日 23時03分34秒 | 試合結果

広島 000 020 000 01 3
中日 001 100 000 00 2
勝利投手:矢崎2勝1S
敗戦投手:田島1勝1敗
セーブ:松本2敗1S

 打線は、2回に無死満塁とするも、デビッドソンが三振、上本は右飛、コルニエルは遊ゴロに倒れてしまうと、3回にも2死満塁としながら坂倉は一ゴロに打ち取られて得点を奪えませんでした。

 先発のコルニエルは、2回に1死3塁のピンチを迎えるも、鵜飼を遊ゴロ、木下を左飛に打ち取って無失点で凌ぎましたが、3回に四球と犠打に安打で1死1,3塁とされて、岡林の適時打で1点を失いました。続く4回にも死球にボークで1死2塁のピンチを招き、2死後に村松に適時2塁打を打たれて点差を2点に広げられました。

 それでも打線が5回に連打などで1死1,3塁として、マクブルームと坂倉の適時打で2点を挙げて同点に追いつきました。

 6回から8回は1安打に封じられて2塁さえ踏めず、9回に安打と盗塁で2死2塁とするも菊池が三振に倒れて勝ち越せませんでした。

 コルニエルは6回2死塁で村松に左前打を打たれるも、西川の好返球により2塁走者を本塁で刺して失点を防ぎ、6回を7安打2四死球2失点でマウンドを降りました。

 7回はターリー、8回は島内、9回はケムナが無失点に抑えて延長戦に突入しました。

 10回には敵失と犠打に敬遠で1死1,2塁の勝ち越し機を作るも、西川は左飛、坂倉は投ゴロに倒れてしまいました。

 10回は矢崎がマウンドに上がり、無失点に抑えると、11回に打線が2塁打と犠打で1死3塁として、代打松山が適時2塁打を放って1点を勝ち越しました。

 11回裏は、塹江、松本と繋いで中日に競り勝ち、中日を3タテして3連勝で貯金1としました。

 

 今日も序盤は拙攻で、2回と3回の満塁機を逸して流れを失うと、コルニエルが四球から先制点を献上し、さらに死球とボークで自滅する形追加点を奪われて、敗色ムードが漂いました。

 それでも、打線が5回に追いつき、勝ち越すことはできませんでしたが、5回以降は投手陣が踏ん張り、守備でも好守があり、勝ち越しを許しませんでした。

 延長11回にようやく勝ち越して、前半は敗色ムードが漂った試合で何とか白星を挙げることができました。今日に限らず、この3連戦3連勝は全ての試合で投手陣の奮投が光りました。

 打線は安打は出るものの、チャンスであと1本が出ない状況が続いています。何かきっかけさえあれば、改善されて繋がるようになると思うので、今日の勝利をきっかけに明日からは繋がりのある攻撃で、序盤から投手陣を援護して上げ、楽な展開で投げられるようにしてほしいですね。

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九里が4安打完封で5割復帰

2023年05月10日 23時04分51秒 | 試合結果

広島 003 001 000 4
中日 000 000 000 0
勝利投手:九里2勝1敗
敗戦投手:涌井1勝4敗

 打線は、初回に2死1,2塁とするも、西川が遊ゴロに打ち取られてしまい、2回無死2塁では、デビッドソン、矢野、九里が三者連続三振に倒れて得点を奪えませんでしたが、3回に3連打で無死満塁として、マクブルームの2点適時打と西川の犠飛で3点を先制しました。

 6回には安打と犠打に四球で2死1,2塁として、野間の適時打で1点を加えました。

 先発の九里は、2回に無死2塁とされるも、アルモンテを一ゴロ、鵜飼を三ゴロ、木下を遊ゴロに打ち取ってピンチを脱すると、3回1死2塁も岡林を三ゴロ、福永を三振に斬って無失点で凌ぎました。

 6回も無死2塁のピンチを招くも、岡林を投ゴロ、福永を三振、四球を挟んで石川昂を一邪飛に抑え、7回から9回までは1安打に封じて2塁さえ踏ませず、4安打2四球無失点で今季チーム初の完封勝利を挙げました。チームは今季初のビジターでの連勝となり、5割に復帰しました。

 

 今日も、初回と2回に得点機を作りながら、あと一本が出ずに得点を奪えず、昨日の再現かと思われましたが、3回にマクブルームの2点適時打などで3点を先制して、重苦しい雰囲気を払拭しました。

 この打線の奮起を呼び込んだのは、九里の投球だったと思います。初回は三者凡退に抑える好スタートを切ると、2回には無死2塁のピンチを招きながら、後続をしっかりと凡打に打ち取って得点を与えなかったことが、3回の先制に繋がりました。

 味方が先制した後は、テンポの良い投球で、ほぼ中日打線に付け入る隙を与えず、6回の追加点に繋げました。

 今季の九里は、開幕初戦こそ新フォームに適応できず、不安を感じさせましたが、2戦目以降は、ほぼ完璧な投球が続いており、床田と共にローテの中心として安定感抜群で、安心して見ていられます。

 ここまで打線の援護に恵まれない試合が続きましたが、今日は序盤に援護を貰い、ようやく2勝目を挙げたので、ここから波に乗って白星を積み重ねてほしいですね。

 

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打線は拙攻を繰り返すも床田が7回無失点の好投で連敗止める

2023年05月09日 22時58分01秒 | 試合結果

広島 000 000 010 1
中日 000 000 000 0
勝利投手:床田3勝
敗戦投手:祖父江2勝1敗
セーブ:矢崎1勝1S

 打線は、初回に1死1,3塁とするも、マクブルームと坂倉が凡退してしまうと、2回も2死1,3塁としながら、菊池が三振に倒れてしまいました。続く3回も1死1,3塁として、坂倉の一ゴロで三走秋山が本塁で刺され、続く野間は二直に倒れて得点を奪えませんでした。

 さらに4回には無死1塁から、矢野の打席でエンドランを仕掛けて三振併殺となり、直後に床田が2塁打を放つも菊池が三振と攻撃が噛み合いませんでした。

 6回も2死2塁とするも矢野が三振、7回1死1塁では西川で再びエンドランが失敗となり三振併殺となりました。

 先発の床田は、初回に1死1,3塁のピンチを迎えるも、石川昂を併殺に打ち取って無失点で切り抜けると、2回も無死2塁とされながら、ビシエドを遊ゴロ、四球を挟んで村松を中飛、福谷を三振に斬って得点を与えませんでした。

 3回から5回は三者凡退に抑えると、6回は2死後に連打で1,2塁とされるも、福永を遊ゴロに打ち取って無失点で凌ぎました。続く7回にも1死後に連打で1,3塁のピンチを招きましたが、大島を三振に斬って得点を与えず、7回を投げて7安打1四球無失点の好投でした。

 打線は、8回に1死1,2塁として、野間の適時打で待望の先制点を挙げました。

 8回は島内が三者凡退に抑えると、9回も矢崎が三者凡退に抑えて、中日を零封してチームの連敗を3で止めました。

 

 先発の床田は、立ち上がりこそ制球が安定せず、初回と2回は得点圏に走者を背負うも無失点で切り抜け、その後は中日打線を翻弄しましたが、打線は初回から4回まで毎回複数安打を放って得点圏に走者を進めるも得点を奪えず、5回を除く毎回の13安打を放ちながら1得点と拙攻を繰り返してしまいました。

 これだけ拙攻を繰り返すと、試合の流れも悪くなり、試合展開としては終盤に得点を奪われて負けるパターンですが、床田は6回と7回のピンチを粘り強い投球で無失点に抑えて、流れを中日に渡しませんでした。

 床田の気迫を込めた投球が打線の奮起を呼び起こして、ようやく8回に1点を挙げ、そのリードを島内と矢崎がしっかりと守り切りました。

 床田が流れが悪い中でも粘り強く投げて無得点に抑えられたことは、本当に素晴らしく、そして床田の左腕エースとしての成長を感じることができました。今年の床田は2桁勝利間違いなしですね。

 

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