広島 500 021 011 10
阪神 001 150 000 7
勝利投手:ケムナ2勝
敗戦投手:及川1勝1敗
セーブ:矢崎3勝3S
本塁打:[広島]堂林2号
[阪神]ノイジー3号、佐藤輝8号、大山4号
デビッドソンが左肩の痛みを訴えて、出場選手登録を抹消され、代わりに林が昇格すると、打線は、青柳対策として1番中村貴、2番西川、3番秋山、4番松山、5番坂倉、6番林、7番田中、8番韮澤、9番玉村と9人全員が左者というスタメンで臨むと、初回に1死1,2塁として、松山、坂倉、林の3連続適時打で3点を挙げ、さらに四球で満塁として韮澤の2点適時打で5点を先制しました。
先発の玉村は、2回に1死満塁のピンチを招くも、木浪を三振、青柳を二ゴロに打ち取って無失点で凌ぎましたが、3回にノイジー、4回は佐藤輝にそれぞれ本塁打を浴びて2点を失いました。
打線は2回から4回は1安打に抑えらえていましたが、5回に2死満塁から玉村の2点適時打で再びリードを5点に広げました。
しかし、玉村が5回裏に無死1,3塁から中野とノイジーに連続適時打を浴びて2点を失ったところで降板となりました。代わったケムナが大山に3点本塁打を浴びて同点に追いつかれてしまい、玉村は4回0/3を投げて8安打6失点でした。
それでも6回に無死1,2塁から松山の適時打で1点を勝ち越すと、6回は中崎、7回は島内がともに三者凡退に抑えました。
8回は四球と盗塁に悪送球で無死3塁のチャンスを貰うと、1死後に林の遊ゴロが野選となり1点を追加し、さらに9回には堂林の本塁打でリードを3点に広げました。
8回はターリーが三者連続三振に斬ると、9回は矢崎が1死1,2塁のピンチを招くも中野を併殺に打ち取って無失点で凌ぎ、阪神に競り勝ち、チームは連敗を止めました。
初回に新井監督の奇策が的中して青柳から5点を奪って試合を有利に進めながら、先発の玉村が5回に乱れて、リリーフしたケムナも阪神打線の勢いを止められず、追いつかれるという嫌な展開となりました。
しかし、直後の6回に松山が適時打を放って再び勝ち越しすと、その裏を中崎が三者凡退に抑えて、阪神に傾いていた流れを引き戻しました。
6回の攻守は試合展開を左右する場面だったので、松山と中崎のプレーは素晴らしかったと思います。
今日の勝利で4カード続くビジター12試合は7勝となり勝ち越しを決めました。この良い流れで、明日も勝ってカード勝ち越しを決めてほしいですね。