広島 010 000 005 6
DeNA 000 001 000 1
勝利投手:ターリー2勝1S
敗戦投手:山﨑2敗8S
本塁打:[広島]坂倉3号
昨日、1軍登録を抹消された栗林が、病院で診察を受けて「右内転筋筋挫傷」と診断され、新井監督によると、「軽度だけど、大切なところなので時間はかかる。1週間なのか、10日なのか。本人の回復次第。」とのことで、復帰時期については未定のようです。焦らずにしっかりと治療に専念して、万全の状態で戻ってきてほしいですね。
先発の床田は、初回に1死満塁のピンチを招きましたが、桑原を併殺に打ち取って無失点で凌ぐと、打線は2回に無死2,3塁として、坂倉の犠飛で1点を先制しました。
床田は、4回に無死1,2塁とされるも、桑原の犠打失敗させ、関根と大和を凡打に打ち取って無得点で切り抜けましたが、6回1死後に連打で1,2塁のピンチを招いて、関根の適時打で同点に追いつかれました。
続く7回には安打と犠打で1死2塁とされたところで、マウンドを降りました。代わった島内が牧と代打楠本を連続三振に斬って無失点で凌ぎ、床田は6回1/3を投げて7安打4四球2奪三振1失点でした。
8回は、ターリーがマウンドに上がり、安打と四球で無死1,2塁のピンチを招き、伊藤を犠打失敗、神里を中飛、佐野を三振に斬って得点を与えませんでした。
打線は、3回から8回まで散発2安打に抑えられて、2塁さえ踏むことができませんでしたが、9回に2塁打と犠打で1死3塁として、秋山の適時内野安打で1点を勝ち越しました。さらに連打で1死満塁となり、坂倉が満塁本塁打を放って、この回5点を挙げました。
9回は矢崎が三者凡退に抑えて、DeNAに競り勝って、5月は白星スタートを切りました。
先発床田は初回のピンチを無失点で凌ぎ、直後の2回に味方打線が1点を先制するも、その後は打線が沈黙してしまい、床田も4回以降は毎回走者を背負う苦しい投球で、6回には3連打で1点を失って同点に追いつかれ、7回に床田が招いたピンチは島内が好リリーフで無失点で凌ぎ、8回もターリーがピンチを招きながらも得点を与えず、試合中盤以降は、完全にDeNAに押されていましたが、投手陣が踏ん張って最少失点に抑えて勝ち越しを許しませんでした。
この投手陣の踏ん張りが、9回の打線の猛攻を呼び込みました。投手陣が耐えて、打線が数少ないチャンスで得点を挙げる素晴らしい試合だったと思います。この白星で再びチーム状態が良くなるはずです。
明日のDeNAの先発は、話題のサイヤング賞を獲得したバウアーですが、この勢いで攻略してほしいですね。