MURAYAMA Ayano, 1st place of 2019 Japan Open. (Women's Physique, Final)
女子フィジークの優勝は、エントリー番号27番の村山彩乃選手(新潟)でした。
私は正直言って、この選手の優勝を予想できませんでした。
なにしろ、村山選手を見たのは2018年の東日本選手権の1回だけで、そのとき村山選手は女子フィジーク158cm以下級で6位と、それほど目立った活躍をしたわけではなかったからです。
ただ、わりとキャリアの浅い選手がスパッと優勝してしまうことが起こるのは、ジャパンオープンの特徴でもあります。
この見事な体と、力強さだけではなくしなやかさも加わったフリーポーズをご覧いただければ、優勝にふさわしいものであることがおわかりかと思います。
バックの音楽に、名曲「You Raise Me Up」を使っていましたが、この曲はかつて清水恵理子選手も使っていたことがあります。
年齢も31歳と4位の阿部選手に次ぐ若さで、これからが大いに期待される若手選手でもあります。
この後、日本クラス別と日本選手権でまた村山選手の活躍ぶりを、ご紹介できることと思います。
以上が、女子フィジーク決勝の模様でした。
これで競技のご紹介はすべて終わり、あとはポーズダウン・表彰式を残すのみとなったわけですが、その前に少しだけ男子ボディビルの模様を簡単にご紹介しておきたいと思います。