














Victory ceremony of 2017 Japan Category Championships. (Women's Physique -158cm)
そして3位に渡部みゆき選手がコールされて、残るは久野礼子選手と橋木明子選手のみとなりました。
お互い顔を見合わせて笑顔を見せながらも、最後のアピールを行いましたが、ここで橋木選手に2位がコールされました。
優勝した久野選手は、橋木選手と握手した後客席に向かって深々と一礼しました。
2011年の東京選手権以来、6年ぶりとなるタイトル獲得に感じるところも大きかったのではないでしょうか。
(公社)日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)の藤原達也会長から表彰を受けるときも、涙をこらえていたようです。
表彰の介添には、齋藤マドカさんの姿もありました。
「ハイ、ポーズ」の記念撮影の前には渡部選手と握手、そして記念撮影の後には国田選手と抱き合う久野選手でした。
選手仲間からいかに久野選手が好かれているか、よくわかりますね。
以上が、158cm以下級のポーズダウン及び表彰式の模様でした。














Posedawn of 2017 Japan Category Championships. (Women's Physique -158cm)
というわけで、ここからはポーズダウン及び表彰式の模様をお送りいたします。
まずは、158cm以下級からまいりましょう。
6人の選手がステージに登場すると、さっそくポーズダウン開始です。
最後まで順位をコールされないことを願って、各選手必死のアピールですが、6位から順位が発表されていきます。
6位高松眞里子選手・5位石井ゆき子選手・4位国田真紀選手とコールされて、早くもベスト3を残すのみとなりました。
3人の選手は、ステージ中央に集まってさらにポーズダウンを続けます。















NAKAMURA Shizuka, 1st place of 2017 Japan Category Championships. (Women's Physique 163cm-)
そしてこちらが、中村選手のフリーポーズの続きです。
なにしろ中村選手も元々は宮城が地元で、かつてはフィットネスやボディフィットネスの名選手でした。
それこそ、「フィットネス王国・宮城」を牽引してきた立役者ともいえる存在だったのです。
東京に移籍して、フィジークに転向したのはつい昨年のことでしたが、東京選手権やジャパンオープンを制覇して日本選手権でも7位に入賞するという大活躍でした。
私には、「ボディフィットネスで世界で戦うためには、ボディビル(フィジーク)でも通用する筋肉が必要だ」との持論がありますが、中村選手の場合はその逆を見事に行ったわけですね(爆)。
それでこの活躍ぶりですから、素直にすごいと言えます。
また日本選手権での活躍も、来年こちらでご紹介できることと思います。
そして、その後の日本・グアム親善大会も・・・
以上が、163cm超級決勝の模様でした。
今日はこのまま、ポーズダウン及び表彰式の模様までご紹介してしまいましょう。















SAWADA Megumi, 1st place of 2017 Japan Category Championships. (Women's Physique -163cm)
163cm以下級の優勝は、エントリー番号16番お澤田めぐみ選手(東京)でした。
昨年のこの大会では163cm超級の方で優勝しているのですが、身長が縮んでしまったようですね(爆)。
澤田選手につきましては、こちらでもその活躍ぶりはとくとご紹介しているところで、日本選手権だけでも2014年6位・2015年4位・2016年3位と驚異的な成績を挙げています。
さらにアジア選手権でも、2015年の小倉では163cm超級で3位、そして今年のモンゴルではクラス分けなしで2位とすばらしい成績です。
これで2014年デビューだなんて、あなた信じられますか(爆)。
さらにこの後、澤田選手が今年の日本選手権でついに優勝して世界選手権にも出場したことはご存じかと思いますが、その活躍ぶりを詳しくご紹介できるのは来年になってしまうのが残念です(苦笑)。
以上が、163cm以下級の決勝の模様でした。
次回は163cm超級の決勝の模様をお送りしますが、すぐ終わってしまうと思うので表彰式のご紹介に入れたらと思っています。















SHIMIZU Eriko, 2nd place of 2017 Japan Category Championships. (Women's Physique -163cm)
そして2位は、エントリー番号12番の清水恵理子選手(東京)でした。
ご存じのとおり、清水選手は女子フィジーク(ボディビル)の名選手で、ジャパンオープンや東京選手権をはじめとして数多くのタイトルを獲得し、さらに日本選手権では2012年から2014年まで2位となるなど、トップクラスの実績を誇っています。
その清水選手が昨年ボディフィットネスに本格参戦を始め、ジャパンオープンでは5位に入賞して関東ボディフィットネスでは2位、そしてオールジャパンでは50歳以上級で2位といきなりレベルの高い活躍を見せていました。
ただその一方で、昨年の日本選手権女子フィジークでは8位と成績を落としています。
今年も初戦は、7月に行われたSPORTEC CUP 2017でのボディフィットネスでしたが、並みいる強豪選手と戦い4位に入賞しています。
フィジークは今大会が初戦でしたが、惜しくも優勝はなりませんでした。
ただ今回に関しては、それもやむを得ないかなという感じではありましたが・・・
この後清水選手は、ジャパンオープンでボディフィットネスに参戦しましたが、オールジャパンには出ずに最後はフィジークの日本選手権で締めくくりました。















ATAGO Tamako, 3rd place of 2017 Japan Category Championships. (Women's Physique -163cm)
さらに3位は、エントリー番号8番の愛宕珠子選手(千葉)でした。
1998年には、「日比野珠子」の名において日本選手権で5位に入賞したこともあるベテラン選手ですが、2012年に大会復帰以降も2013年9位・2014年11位・2015年11位と日本選手権に入賞しています。
昨年はお休みしていましたが、今年は「新作」を引っさげてこの日本クラス別から参戦を始めました。
その「新作」は、なんと和田アキ子の「古い日記」をバックに演じられたフリーポーズでした(爆)。
「古い日記」という歌はタイトルだけではわかりにくいかもしれませんが、「あの頃は、ハッ」という吉村明宏のモノマネ?で有名なあの曲です(原爆)。
演じている愛宕選手自身も楽しそうにやっているのが、表情でもわかりますね。
愛宕選手のフリーポーズに関しては、「ボディビル」が「フィジーク」に変わっても基本的にほぼ同じスタイルを踏襲しているように感じますが、これがけっこうしっくりとくるのです。
1990年代の日本の女子ボディビルダーは、女性らしさや美しさをきちんと保っていたということだったのでしょうか。
私は、その時期ボディビルから離れていたことを、今でも後悔しています(苦笑)。















TANAKA Kumi, 4th place of 2017 Japan Category Championships. (Women's Physique -163cm)
次に4位は、エントリー番号14番の田中久美選手(東京)でした。
2011年に大会デビューして、2012年には早くも東京選手権で優勝しジャパンオープンでも6位、しかも日本選手権にも11位で入賞と大活躍でした。
しかしその後は、目立った成績を挙げていないようですね(苦笑)。
本業の税理士のお仕事が忙しいのかもしれませんが、今回久々に全国レベルの大会で入賞を果たしました。
素質はいいものを持っていると思うので、それをしっかり磨き上げればまた日本選手権などでも活躍できるのではないかと思います。















YASUDA Atsuko, 5th place of 2017 Japan Category Championships. (Women's Physique -163cm)
続いて5位は、エントリー番号9番の安田敦子選手(東京)でした。
2004年の東京選手権で、あの大澤直子選手を降して優勝してから13年になりますが、この間獲得した新たなタイトルは2015年の関東選手権のみでした。
また、2004年以降東京選手権で優勝した歴代の選手14人の中で、日本選手権に入賞経験のない2人の選手のうちの1人でもあります。
個人的には、メリハリあるボディラインは女性らしく思えますし、ポージングも悪くはないと思うのです。
確かに、「ボディビル」としては絞りが足りないのかもしれませんが、今の「フィジーク」ならもっと評価されてもいい気がしますね。
ただ、このクラスの出場選手の中では先ほどご紹介した阿部選手に次ぐ若さ(爆)、これにめげずに努力を続けていけば報われる日もあるのではないでしょうか。















ABE Yuka, 6th place of 2017 Japan Category Championships. (Women's Physique -163cm)
こんばんは。
今日は、2017日本クラス別選手権女子フィジークの163cm以下級決勝から、各選手のフリーポーズの模様を例によってカウントダウン式にご紹介させていただきます。
さっそくまずは6位ですが、エントリー番号15番の阿部優花(ゆか)選手(東京)でした。
女子フィジークでは大変珍しい(爆)、20代の若手選手です。
元々は宮城の選手で、大会デビューは2012年の宮城県選手権での優勝でしたが、今回久々に「地元」に戻ってきたことになります。
現在は東京に移籍していますが、その効果もあってか昨年は東京クラス別での158cm超級2位を皮切りに、関東クラス別の158cm超級で見事優勝、続くジャパンオープンでも7位に入賞して東京選手権でも4位、さらには日本クラス別163cm以下級で4位になって関東選手権ではまた優勝、そして東日本選手権でも158cm超級で2位と大活躍でした。
今年のフリーポーズでは、最後に決めたポーズがかわいくていい感じでしたね(笑)。
フィットネスビキニでは20代選手の参加も急増していますが、フィジークやボディフィットネスでもより多くの若手選手の参戦を期待したいですね。