総選挙、第一声で公明党の山口代表は、「景気回復の実感が無い、賃上げが物価の上昇に追いついていない現状を見て、消費税１０％を延期し、その間に賃金を来年、再来年も上げる。これで物価に追いつき追い越していく」と。
消費税を８％に引き上げてから、景気はどんどん悪くなり１０％への引き上げ延期をしなければならなくなったんでは無いですか。
自民党安倍総裁は、企業が大儲けしたら、その儲けがトリクルダウンして雇用や賃金引き上げに廻るとアベノミクスを強引に進めてきた結果では無いですか。その時、公明党は８％セントに引き上げることに、「慎重に論議して・・・」と言いながら抵抗も無く共に押しし進めてきたのは公明党では無いんですか。
そして今、「消費税１０％に上げる時は、安心して消費できるように軽減税率を導入しようというのが自公連立政権の約束だ」と公約しました。
ところが、自民党の安倍総裁は「軽減税率」については一言も触れていません。公明党は、連立政権の相手が何もこのことに触れていないのに、軽減税率を口にし「公明党に消費税引き上げ後はお任せください。」的な公約で消費税の１０％の引き上げに同調しています。
引き上げてから、「軽減税率」を自民党と論議するというのは、公明党一流の「歯止めに努力した、が・・・」と言う国民を誤魔化す論法では無いんですか。
こんな公約は信用できません。軽減税率導入を言うなら、増税しないのが一番では無いでしょうか。
写真は考えるロバ。 記事とは関係有りません。
