貝の独り言

人見てもよし、見なくともよし我は咲くなり。でも見てもらいたいなー。宜しく返待つ。 

内部留保金の社会への還元こそ必要

2014年12月21日 22時43分35秒 | Weblog

 年金の削減2.5%が実施され物価は上がるで年金生活者は苦しくなるばかりです。来年4月からは、『マクロ経済スライド』とか言って、30年間にわたって年金水準を2~3割引き下げる年金抑制策が始まります。
 消費税導入時には、年金や福祉に使うと言って始まったこの消費税ですが、8%から10%にするのを景気が悪いからと言って1年半先送りしました。
 1年半後には、何が何でも10%に引き上げると先の選挙で表明しています。そして、消費税の引き上げを先送りしたからその間の税収が減るからと言ってすでに決まっていた社会保障(例えば、定額年金者への給付措置、子育て世帯への子ども手当など)を次々先送りしようとしています。
 税収が減るからと言っても、大企業への法人税率2.5%の引き下げはそのままに先送りはしないと言っています。大企業が儲かればトリクルダウンして景気が良くなると言う底の知れたウソで誤魔化そうというのです。
 国民の生活改善のためにする政治ではありません。今すぐ出来て実効が上がるのは政策は、消費税10%を中止して、国民に安心観を与えるとともに貯め貯め込んだ、280兆円という政府予算の3倍もある大企業の内部留保金を社会に還元することではないでしょうか。