釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

8月21日 日南高校バレー部懇親会青江杯(番外編)

2016年08月22日 | 日記
今年も、日南高校バレー部懇親会「青江杯」が開催された。

日南高校バレー部のOB、OGが当時の監督の青江先生と長尾先生を囲んで楽しい1日を過ごす。

昭和45年卒~52年卒のバレーボールを愛した仲間たちの集まり。



青江先生は女子の監督



長尾先生は男子の監督をされていた。

私は、昼間のバレーボールの試合には、釣りのお客様がいらしたので不参加。

夜の懇親会には参加して、先輩、後輩との楽しい時間を過ごした。





1年に1度の集まり。

色々な都合で参加できない仲間もいるが、連絡は取り合って「来年、会おうな」と話する。





先輩の近況報告のスピーチは面白かった。



最後は、みんなで集合写真を撮って「来年も楽しもうな」と笑顔でお開きした。





私の大切な恩師お二人と先輩、後輩達だ。

8月21日 こんなの初めてかな

2016年08月22日 | 日記
台風が、一度に3個も発生する。

その中の一つ、台風10号が小笠原諸島アタリから西に迷走しながら進んで来るなんて…。

こんなの初めての経験かな。

高気圧に挟まれて、動きが遅いのが気になる。





いつも見に行く、梅ヶ浜は既に高波が打ち寄せている。

暫くは船が出せない。

その間に船を洗って、隅々の汚れた部分を洗って綺麗にしなくちゃ。

猪崎鼻の岩場にも、白波が立っている。



こうなると、大島の内場に行くことも困難になる。

明日は、波が4メートルになっている。

一つだけ気が少し休まるとしたら、台風のコースから考えて風は北東になると思っている。

船着き場は北東の風は、可成り影響を押さえられる場所。

山や民家、大きな木などが風を遮ってくれるから、心配は軽減できる。

今は、良型の鰺やイサキ、時にはハガツオが当たっている。

鰺やイサキ用の仕掛け作りに時間を使おう。

鰺も、希にだが50センチ近い物がヒットしてくることがある。

引きも強いし、食べても美味しいし釣りの醍醐味を充分に味あわせてくれる。

台風が過ぎた後の準備を、頑張ろうかな。

8月20日 良型揃いの鰺

2016年08月21日 | 日記
「今日は、午前中の早い時間から、波が出るかもしれません」

台風10号が宮崎方向に向かっているとの予報なので、気を付けたいと思っている。

「朝の内なら、まだ大丈夫でしょう」

と、水深60メートルのポイントに入る。

魚探でベイトを確認すると、10メートルくらいの幅で映し出されている。

「これは、鰺だと思います。イサキだったら尚良いですね」

直ぐにジグを落としてみる。

すると、矢越さんにアタリが来て、塩田さんにもアタリが来た。



良い出足のヒットだ。

上がってきたのは、優に40センチは有りそうな鰺だ。



ここから、鰺の連続ヒットが始まる。



良型の鰺が、次々とヒットしてくる。

「これだけ型の良い鰺なら、面白いですね」

塩田さんには、良型のイサキもヒットしてきた。



「イサキが嬉しいですね」

波が出始める前に、イサキが釣りたいと話をされていただけに、笑顔がはじける。

型揃いの鰺が連発してくるのだが、やはり本命は真鯛。

「ポイントを移動しましょうか」

北東の風が少しずつ吹き始めているだけに、少々気が焦る。

次のポイントも出足は鰺がヒットしてきたが、型が落ちてきた。

「生き餌に丁度良いくらいですね」

そんな話をしていたら、塩田さんに強いアタリが来た。

竿先が小刻みに震え、走りも速い。

上がってきたのは、2キロクラスのハガツオ。



「やった。ハガツオが来た」

と、笑顔が輝く。

鰺のアタリが続く中で、矢越さんに違うアタリが来た。

上がってきたのは、ウッカリカサゴだった。



午前10時頃になって、北東の風が強く吹き始め、白波も立ち始めた。

波の影響で船の揺れも、段々と大きくなってきた。

「場所を移動しましょうか」

北東の風が強まると同時に下潮の流れも速くなって、底取りも段々と厳しくなってきた。

水深50メートルのポイントへと移動する。

最近、鯛のアタリが出始めているポイント。

潮は下り潮に変わり初めて、ゆっくりと南に流されていく。

塩田さんと矢越さんに、鯛と思われるアタリが来るが、なかなかヒットしない。

「鯛ラバに、じゃれついている感じです」

竿先は押さえるのだが、下潮の活性が良くないのか針掛かりがイマイチだ。

その内、波と風が強まってきた。

「今日は帰りましょうか」

大きく時化る前に帰港した。

8月19日 どうしたもんじゃろかい(午後の部)

2016年08月19日 | 日記
午前の部の吉田さんに変わり、今村さんを乗せポイントに向かう。

裸バエを過ぎる頃から、北東の風が強くなっており、海面には白波が立ち始めていた。

「これは、北方向は無理ですね。水島方向に行きましょうか」

船を南に向けて、水島方向に走る。

「波が出てきましたね。少し揺れますね」

水深70メートルのポイントに入り、ベイトを確認すると海底の窪みになっているところに集まっている。

「沈み瀬の掛け下がりになっている所に、ベイトが居ます」

魚探を見ながら、速度計を見ると潮の流れが1.3~1.5ノットになっている。

「上り潮が、速いですね」

仕掛けを落としていく。

「着底は取れますか?」

「難しいです。下潮も流れが速いです」

下潮は下り潮が1ノット以上で動いているようで、完全な2枚潮になっている。

「どうしたもんじゃろかい。ポイントを変えましょう」

潮の流れが変化しそうな場所。

下潮が依れて、流れが少しでも緩くなるところを探す。

ここなら、大きな沈み瀬が並んでいて北から南に流れる下潮が緩むはず。

沈み瀬に沿って船が流れていく。

3回から4回は着底が取れているようだ。

すると、今村さんにアタリが来た。

ラインが船底に入っているので、エンジンを掛け船の向きを変える。

「ラインが出ましたか。やり取りは楽になりましたか」

「大丈夫です」



流れに乗って走る獲物が、なんとか浮き上がってきた。

「青物だ」



上がってきたのは、2キロクラスのヒラマサだった。

「良かったですね」

「嬉しいです」

2枚潮で着底が取れず「どうしたもんじゃろかい」と頭を抱えたが、これで一安心。

でも、少し沖に出てみるとやはり2枚潮で、なかなか釣りが出来ない状態だ。

その内、波も段々と高くなり始めてきた。

4時過ぎ「ちょっと速いけれど帰りましょうか」と帰港した。

午前中は余り動かなかった潮が、午後からは激流の2枚潮になる。

もっとも、釣りがやりにくい潮の動きになっている。

明日も、こんな調子だろうか。

「どうしたもんじゃろかい」と悩んでしまう。

8月19日 どうしたもんじゃろかい(午前の部)

2016年08月19日 | 日記


水平線から上がる朝日は、何度見ても綺麗だと思う。

「今日も、楽しい釣りが出来ますようにお願いします」

と、手を合わせる。

潮の色は、青味も透明感もあって、良い感じの色になっている。

沈み瀬の駆け上がりに成っている処に、ベイトが居る。

吉田さんが、鯛ラバを落としていく。

リーダーに枝針を一本着けて、鰺、イサキも狙う。

仕掛けを落として3投目。

早速アタリが来た。

竿先を大きく叩く、鯛独特のアタリのように見える。

針掛かりした獲物が、大きく竿を絞り込んだと思ったら、竿先に出るアタリが小さくなった。

上がってきたのは、イサキだった。



鯛ラバは、無くなっている。

リーダーが切られているのだ。

「何で切れるか。リーダーは8号なんだけど…」

気を取り直して、仕掛けを作り直し、ポイント目掛けて落としていく。

次の当たりも直ぐに来た。

しかし、又しても竿先が絞り込まれたと思ったら針が外れた。

下潮が余り動いていないこともあって、針掛かりが浅いようだ。

立て続けに鯛と思われるアタリが来たが、切られたり外れたりと「どうしたもんじゃろかい…」と、頭を抱えてしまう。

気分転換を図って、ポイントを移動する。

此処では、30センチ弱の真鰺が立て続けにヒットして、出足は良い。

すると、吉田さんにアタリ。



強烈な走りを見せているのは、小型だがシイラだった。

魚探に写るベイトを、追いかけているのだろう。



しかし、この頃から潮が上も下も余り動かなくなり、仕掛けが真下に落ちるようになった。

大潮の動きの悪い潮になってしまった。

又しても、ポイントを移動する。

移動して直ぐは、イトヨリや真鰺等が当たってくるが、後が続かない。

「なんか食いが悪いですね。どうしたもんじゃろかいな…」

少しでも、潮の動いているところを探そうとポイントを移動する。

よく見ると、潮の色も緑掛かり始めている。

「潮が下りになってきてますね」

下り潮の時に、鯛がヒットする可能性のあるポイントに入る。

北東の風に押されるように、船は南方向にゆっくりと流れていく。

すると「来た、来ました」

吉田さんにアタリが来て、竿が海面に突き刺さるように曲がっている。

やり取りを開始したとき、又しても針が外れた。

「今日は、こんな感じばっかりだ…」

吉田さんも、寂しそうに感じる。

「次は、必ず釣れますよ。リベンジしましょう」

北東の風の波も出始めた。

「アタリは有るのだから、次は頑張ります」

次回へ、宿題を残して帰港した。