変化朝顔が咲いたけど・・・。
今年の種は、大阪・八尾の変化朝顔の師匠から頂戴したものがほとんどだ。
南天葉のいくつかの色違いや台咲きを無作為に選んで蒔いてみた。
自家のモノといえば、渦と牡丹系統くらいだったかと。
さて、この朝顔のことである。
こちらは、八尾の師匠からの種。
葉には斑が混じる。葉色は黄。
葉形は蜻蛉(蜻蛉立田)、あるいは南天のようだが、全体に抱が見られる。
花色は青紫から赤紫へと時間とともに変化し、覆輪が入っている。
筒は花びらの青紫が底の白へと向かってグラデーションで流れていく。だから、筒白でいいのかな。
花の形は、曜に沿って切れ込みが入っている切れ咲きかな。
今年は、葉が面白い。
負け惜しみに聞こえるかな。
📷2022年7月23日:寄ってみると、花や葉の表情がよくわかる。
こちらの方が、花びらの切れ具合がよくわかると思う。そして、ところどころにみられる斑の入り具合も。
📷2022年7月23日:横着をしてこんな始末。ここに、この切れ咲きともう一本別のタイプが植わっている。
どうだろう、この絵をご覧いただくと、葉が面白いという意味がご理解いただけないだろうか。
しかし、変化朝顔に手を染めて3年目となるのだが、とても不勉強な新参者であった。
今年、存じよりの方にいくつかの種をお配りしたことによって尻に火が付いた。ちょっと勉強しないといけないと。当然、付け焼刃というのが、現況なのである 汗
📷2022年7月23日:切れ咲きと同居するもう一つの朝顔がこれ。
これが、切れ咲きと同居しているもう一つの株である。葉の形、とても変わっているでしょ。黄抱縮面、黄抱笹葉、黄縮緬南天、・・・・・・、そんな感じかな。
変わったものを見たい。自ら始めたこのチャレンジ、まったく成果は上がっていないのだが、いろいろご助力をいただいて、いまがある。遠く離れてはいても、花友さんは有難いものである。
📷2022年7月23日:まもなく花開こうというのがこのつぼみ。
ご覧の通り、よく見ると膨らんできているのがわかる。この子が、猫の額の二番花になるのかな。
グリーン一色に見えるけど、これは白花だね。昨年の牡丹の種だと思う。
何が、どう化けるのか? いまはまだ、まったく予測がつかない。
斑入りのツユクサも、いい味出してるよ。
📷2022年7月23日:斑入りのツユクサである。まぁ、雑草扱いかもしれないが、この差し色があるだけで小庭が鮮やかになる。
📷2022年7月23日:どう見たって花はツユクサにしか過ぎない。でも、葉は・・・。
見るべきものと言ったら、いまは朝顔しかないのかな。
あっ、こんな花も咲いていたっけ。斑入りのツユクサである。
いつも見慣れた野の花でも、そこにちょっとした変化を認めると、もう、そのオブジェクトに対する思念は一変する。
グリーン一色と思っていた葉に、図らずも色が差しているツユクサ、それだけでいつものツユクサがツユクサでなくなるのだ。