今日は、定期通院のため、柏原のクリニックへ家内を送迎する。予約時間は9時半だが、通勤時間帯に、入間川を超えるルートは思いの外渋滞にハマる事が多い。通常、車で15分ほどで行き着くクリニックであるが、倍の時間を要することも珍しくないのだ。
ガソスタに寄り給油後クリニックへと向かおうと、8時半に家を出る。だが、こんな日に限って、物事が遅滞なく進む。給油時間もさほどかからず、渋滞というほどの混みようもなく、9時には受付を済ますことができた。
さて、この貴重なスキマ時間をどう過ごそうか? 原点に帰ろうと再読している宮部のマサの続きを読もうか、それとも、付近の智光山公園ヘとブラ散歩か? まだ、緑化植物園には見るべきものとてないとは思ったが、後者を選択した。
住宅地を抜け15分ほどで智光山公園ひょうたん池脇のゲートに出、芝生広場を横切り花木園へと足を運ぶ。
そこには、黄色い紙テープのような花弁を四方に散らしたシナマンサクの姿があった。まだ、「満作」と言うには程遠く、数えるほどしか開花していなかったが、「まず咲く」花の姿を目の当たりにした瞬間だった。
比較的近年に造作されたロウバイ園である。
ここには3つの品種が植えられ、エリアごとに分かれているという。
①桜の園駐車場側 「満月(マンゲツ)ロウバイ」
②斜面の下段 「福寿(フクジュ)ロウバイ」
③斜面の上段 「素心(ソシン)ロウバイ」
ということは、上記画像は②の福寿かもしれない。
冬芽の観察も、冬の楽しみの一つかもしれない。
そう、葉を落とした巨樹の姿、寒樹を愛でるのも、この季節にしか味わえない魅力がある。
うんっ、見過ごしがちな日常の中にこそ、意外な発見や胸に染みる光景が宿っているのかもしれないね。
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