Kite.comの花を探して毎日ブラ散歩!

今日もカメラ片手に、日常の中の非日常を探して彷徨ってます。猫の額でも、ほんの少しですが季節の山野草と戯れています。

坪庭には、植えたはずのない植物までが跋扈する

2023年05月08日 14時20分02秒 | みんなの花図鑑
 📷2023年5月7日
 家屋に東側、この紅花ショウマに端を発し、北方向に向けて坪庭が転換されている。
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 📷2023年5月7日:ショウマの右側にはトウチクラン、その奥には赤花オケラが連なる。
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 家屋の東側には、屋舎ほぼ中央から北方向にかけて狭小な庭が設えてある。猫の額の庵主は勝手に「坪庭」などと称しているが、京などに見られる瀟洒な庭を想像してはいけない。いろいろな定義が存在するらしいが、あのSUUMOのkaisetuniよると「周囲を壁や塀、垣根で囲われた2~3坪程度の小規模な庭のこと」とある。
 もちろん、これほどに広くない。わずか1坪足らずの小庭だからして、まさに看板に偽りありといったところか。

 📷2023年5月8日
 最奥には、キレンゲショウマが植えてある。
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 📷2023年5月7日
 キレンゲショウマには、すでにいくつかのつぼみが萌していた。
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 📷2023年5月7日
 キレンゲショウマの行く手を遮るように、謎の植物が育っている。
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 坪庭の北側には、キレンゲショウマを配置した。すでに、3~4年になるだろうか。毎年、つぼみを付けてくれるのだが、昨年はあまり出来が良くなかった。葉が焼けるし、花びらは食害に遭うし、散々だったのである。
 このキレンゲショウマ何するものぞと茎を伸ばしている謎の植物がいる。金輪際、種を蒔いたり、植えたりした覚えはないのだが、丈高く育ったこの1本だけでなく、その周辺にはまだまだ小さな苗がおしくらまんじゅうしているのだ。

 📷2023年5月8日
 ほら、つぼみが大きくなってきた。何のつぼみだろう?
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 📷2023年5月7日
 葉腋から花芽が出ているのがわかる。
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 当初、雑草ではないかと疑い抜いてしまおうかと思った。
 いや、待て! とりあえずは、Googleレンズに問いかけてみよう。すると、「ベニバナボロギク」ではないかという。
 数年前、やはりこの坪庭に舞い降りた植物があった。あっという間に1mを越え、頭頂部に紅色の花を付けた。それが、ベニバナボロギクであった。その印象があったので、Googleレンズのサジェッションは納得がいかなかった。もう少し様子を見てみよう。
 やがて、つぼみが露わとなった。今度は、この画像で問うてみよう。エゴマやミント、ハッカなどに交じってホタルブクロがあった。この答、信ぴょう性のほどはいかがなものだろうか。

 📷2023年5月7日
 ヤマアジサイ 藍姫(山紫陽花 藍姫:アジサイ科アジサイ属)。
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 📷2023年5月7日
 Googleレンズは「チドメグサ」だというが・・・。
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 📷2023年5月8日
 テカリダケキリンソウが開花してきた。
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 キレンゲショウマの左隣には、ヤマアジサイ 藍姫が仮住まいしている。装飾花に色が乗ってきた。

 その藍姫の足下にも、まだ名前が同定できずにいる植物が居る。Googleレンズに問うと、「チドメグサ」だという。はい~、確かにこの辺りにはウコギ科チドメグサ属のチドメグサが息づいていた。だけど、様子がちょっと異なる。葉の表面に毛が見られるのだ。
 昨年、鉢植えにしていたタチネコノメソウ、ツルネコノメソウなどを、数か所に地植えにした。いつの間にか消え失せてしまったが、もしかするとその末裔かもしれない?

 先月まで、この坪庭は春の妖精たちの花園であった。そう、いまはもう跡形もないのだが、そこにテカリダケキリンソウが咲き出した。黄金色に輝く星たちが、これ見よがしに姸を競っている。


コメント (2)
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