Kite.comの花を探して毎日ブラ散歩!

今日もカメラ片手に、日常の中の非日常を探して彷徨ってます。猫の額でも、ほんの少しですが季節の山野草と戯れています。

山野草:葉やら、つぼみやらを見て 味わい 楽しむ

2023年05月13日 14時16分40秒 | みんなの花図鑑
 📷2023年5月13日:キバナイカリソウ
 (黄花碇草:メギ科イカリソウ属の多年草)
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 昨年、花の終わった頃、農産物直売所にて数鉢売られていた。
 買うのか? 花が終わったばかりのイカリソウを、いま、本当に連れ帰るのか?
 胸中穏やかならざるものが在りはしたが、結局、手元に置くこととした。翌年の花姿を脳裏に描きながら。

 ところが、今春、咲かなかったのだよ。不発! 結構大株だったのに、一輪も顔を見せようとしなかった。
 だからという訳ではないが、いつも目にすることができるベランダの鉢植えの座を追われ、地植えとした。
 どうだい、新葉が出てきている。この新葉がいいのだよ。若草色に赤が混じる。この赤、萌え出たばかりの葉にはよく見られる現象だ。その色素はアントシアニンであろうか。抗酸化作用などがあり、自ずから身を護るプロテクションってことなのだろう。

 📷2023年5月13日:タマノカンザシ/八重
 (玉の簪/八重:ユリ科ギボウシ属の多年草)
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 一昨年、見事な花を付けてくれた。何輪も、何輪もほころび、目を楽しませてくれた。
 昨年、一輪も姿を見せることはなかった。お決まりのローテ-ションなのだろうか?
 二株あったのだが、一株里子に出した。奮起したのかな、立派な葉を茂らせている。うんっ、これなら咲いてくれるのではなかろうか。
 しかし、色といい、大きさといい、ほれぼれするような葉姿である。

 📷2023年5月13日:トウチクラン(茶花ホウチャクソウ)
 (茶花宝鐸草:ユリ科チゴユリ属の多年草)
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 トウチクランのつぼみに変化が見て取れた。まだ、大方が若草色なのだが、そこに茶いろが浮き出てきている。
 そう、この花の異称は茶花ホウチャクソウである。白花でも、黄花でもない、茶花なのである。日一日とこの茶の色がつぼみを覆い、トウチクランは茶花ホウチャクソウとなっていく。

 📷2023年5月13日:ツクシカラマツ
 (筑紫唐松:キンポウゲ科カラマツソウ属の多年草)
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 ツクシカラマツのつぼみ、ご覧のように、やっと花糸が目立ってきた。
 こちらも、この花糸がそれとわかるようになる時、初めてツクシカラマツとして坪庭デビューを果たしたことになる。

 📷2023年5月11日:ユキノシタ
 (雪の下:キノシタ科ユキノシタ属の多年草)
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 独特の装いである。上部に仮面を思わせる3枚の花弁がある。下部には披針形をした2枚の花弁が添えられる。雄しべは10本あり、子房基部の花托が肥大した黄色の花盤に取り囲まれて2本の花柱が飛び出ている。
 何度見ても思うのだ。きっとした仮面の騎士が3人で、この花柱を守っているって。まぁ、あのアノニマスの仮面のようでなかったことだけは幸いだ。


コメント (2)
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