Kite.comの花を探して毎日ブラ散歩!

今日もカメラ片手に、日常の中の非日常を探して彷徨ってます。猫の額でも、ほんの少しですが季節の山野草と戯れています。

ゲンペイシモツケのつぼみに着目してみた

2023年05月26日 15時01分45秒 | みんなの花図鑑
 📷2023年5月26日:ゲンペイシモツケ
 (源平下野:バラ科シモツケ属の落葉低木)
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「栴檀は双葉より芳し」という。もちろん、この栴檀とは、あの樗色(おうちいろ:#9B92C6)の花が咲くセンダン科センダン属に分類される落葉高木のことではなく、白檀のことを指すという。
 そう、その白檀は種子が発芽したばかりの双葉の状態でさえ、芳しい香りが辺りに漂うという。それと同じように、大成する人物は幼くしてその素養が感じられるってことを言いたいらしい。
 まぁ、僕などには縁のない諺語なのだが、猫の額に生えているゲンペイシモツケにはぴったりと当て嵌まる。

 📷2023年5月24日:幼くして、赤花、白花が一目瞭然!
 一花の中でさえ紅白が混じっているのがわかる。
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 📷2022年6月16日:こちらは、昨年の赤花白花咲き分け時の画像である。
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 📷2023年5月26日:今年は赤花が先に満開となった。平氏が優勢のようだね。
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 さて、ゲンペイシモツケは、何処を見れば、何がわかるというのだろうか。
 別に、ナニモノかが匂い立つわけではない。そう、つぼみの状態であっても、上記画像のように赤花、白花がはっきりとわかり、さらには、一輪の花が紅白に咲き分けるであろうことも推測できるのだ。
 上記の諺語に異を唱えるわけではないが、「十で神童、十五で才子、二十歳過ぎれば只の人」などという故事もある。ヒト属の見極めこそは尋常一様にはいかない、難しいよねぇ~。

 📷2023年5月26日:ベニバナショウマ
 (紅花升麻:ユキノシタ科チダケサシ属の多年草)
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 アリが迷宮の花園を探検している。何を求めて、何処へ行こうとしているのだろう。


コメント (2)
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