花茎は7~10ミリほどで、極めて小さい花が放射状に連なって咲く。
開花が進むと花びら状の萼片は落ち、花糸だけが線香花火のように弾けた様を見せる。
儚げではあるが、どこか雅な印象も見る人に与えはしないか。
こちらもカラマツソウの仲間、ツクシカラマツである。
ご覧の通り、つぼみの状態では一般的な花のつぼみと何ら変わらない形状だが、ひとたび花開くと花糸のみが乱れ舞う。この姿が、なかなかいい。
こちらも小さいよ~! ミニバラ極小輪「みさき」という。花茎は10ミリ足らずだ。
住宅街を歩いていたら、「金(?)曜日だけやってるのよ。」という花屋さんを見つけた。そう、フツーの住宅のガレージで、フツーのこちらの奥様が、苗や寄せ植えなどを販売していたのだ。これこそ、ガレージセールってことだね。
いろいろお話を聞いてしまったので、手ぶらで帰るわけにはいかなくなった(気が小さいのである)。そこで、この「みさき」が目に入った。バラなど育てたことなどなかったが、極小輪という触れ込みにほだされて連れ帰ったのである。
ムラサキツユクサの白花である。1年経過しているのでゲノム変異がなければの話だが・・・・・・。
確か、秋田の花友さんが、いろいろな花をお送りくださったなかの一種だったはずである。
鉢植えで眺めていたが、あまり塩梅がよくない。どうも、元気がないのだ。そこで、いつもの荒療治、ガバッと地植えにしてしまった。そのまま記憶の中から滅していたが(この書き手はメモリが極小なんだよ)、なんのことはない、しっかり再生してつぼみを結んでくれた。