Kite.comの花を探して毎日ブラ散歩!

今日もカメラ片手に、日常の中の非日常を探して彷徨ってます。猫の額でも、ほんの少しですが季節の山野草と戯れています。

野の草の稔り! ~ツメクサと屋久島ヒメヘビイチゴの場合~

2023年05月29日 13時40分56秒 | みんなの花図鑑
 📷2023年5月28日:ツメクサ
 (爪草:ナデシコ科ツメクサ属の一年草)
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 📷2023年5月29日:つぼみからちろっと雌しべが見えている。
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 📷2023年5月29日:熟すと先端が五裂して黒色系の種子が見えてくる。
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 ベランダ脇のウナギの寝床状の小庭、花たちにカメラを向けながら雑草を抜いていた。
 針型の葉が目の端をかすめる。引き抜こうとして手を伸ばしたが、小さな白い花が目に飛び込んできた。その闖入者の名は、ツメクサであった。
 ひょろっとした姿形はいかにも頼りなさ気だが、日本全国の庭や路傍など何処にでもひょっこり出現するやんちゃな存在である。
 花径は4㎜ほど、蒴果は球形に近く、長さ約3mmと小さい。う~んっ、引いてしまおうかと思ったのだが、もうしばらく鑑賞してみようとそのままにしてある。

 📷2023年5月21日:屋久島ヒメヘビイチゴ
 (屋久島姫蛇苺:バラ科キジムシロ属)
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 📷2023年5月29日:比較の王道(?)、花を一円玉と比べてみよう。
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 📷2023年5月29日:これが一個の花托である。えっ、何処にあるかわからないって。。。
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 屋久島ヒメヘビイチゴである。屋久島も、も、矮小種を形容する語彙としてよく冠される。
 ただ、屋久島ヒメヘビイチゴの場合、姫が付されている記述と、そうでない記述があるのだが、それが同じモノを指しているのか、そうでないのかまでは検証できていない。
 実は、土佐の花友さんにお送りいただいたのだが、その名札には「屋久島ヒメヘビイチゴ」とあったので、いまでもそれで通している。ちなみに、白花種の白花屋久島ヘビイチゴも存在するのだが、これはまだ見たことがない。
 ご覧のように、花は極小である。実も、同様に小さい。1円硬貨は径20ミリだという。そのサイズ、推して知るべし。
 イチゴの表面を覆う粒々は果実なのだという。だから、その一つ一つに種が入っているという。スーパーで求めたイチゴの果実は数えようとも思わないが、これなら数えられそうだね 笑


コメント (3)
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