📷2022年11月10日:ミヤマハンショウヅルの痩果に付く綿毛。
ミヤマハンショウヅルが痩果を結んで久しい。痩果っていうのは、植物の果実の一つのタイプで、果皮と種皮が密着して分かれないものを指すんだって。
時が経つと、見事な綿毛が際立ってくる。そう、グレイヘアが美しいのだ。センニンソウの仲間やたんぽぽなんかと同じだね。
あっ、ヒト属の世界でも「グレイヘアのままがいい」と、白髪を染めない人々が増えているんだって。価値観の変換っていうのかな。
一説によると、「私も、草笛光子や、近藤サトのようになりたい!」っていう憧れが根底にあり、「女性の白髪=年寄り」という固定観念からの脱却が新しい美意識を醸成したってことかな。
ハンショウヅルの仲間はそんなことなど先刻承知とばかりに、見事なグレイヘアを育みながら旅立ちの時を待っている。
📷2022年11月10日:気付いたら咲いているワイルドストロベリー。もう、4~5年になるかな。
バラ科オランダイチゴ属のワイルドストロベリーである。土佐の方が、いくつかの植物とともにわざわざ送ってくださった。
花期がどうのとかじゃなく、花の少ないときに、気付いたら咲いていたなんてことが再々で、なんとも健気な花なのである。
📷2022年11月10日:ツワブキとはどうも相性が良くないようだ。
2019年に初めて花を確認し、昨年、なぜか花を付けなかったツワブキ。だから、二年ぶりの再会ってことかな。
今年も、たった二輪の小さな花が、申し訳程度に咲いていた。
📷2022年11月10日:カタバミだって貴重な花となる。
二十四節気「立冬」の初候は、七十二候の第五十五候「山茶始開(つばき はじめて ひらく)」である。山茶をつばきと訓むが、これは「さざんか」を指す。
この頃から、猫の額の花がだんだんと払底してくる。地を這い、舐めるような視線で草を追い、どんな小さな花も見逃さぬようにカメラに収める、なんてことが繰り返されるようになる。
日頃は嫌われ者のカタバミだって、この時期には貴重な花としてもてなされる 笑
📷2021年11月10日:ゲンノショウコの実は、キャンドル・スタンドを思わせる。
実にしてからが、貴重な被写体だ。特に、フォルムが面白い実には釘付けとなる。
ゲンノショウコの蒴果も、裂開したあとはキャンドル・スタンドのようでとても興味深い。
📷2021年11月10日:変化朝顔の発芽!?
こぼれ種から発芽した変化朝顔、黄葉だし、双葉の形も面白い。
時期が時期なら面白い花を咲かせたろうにと、切歯扼腕する自分がいる。
📷2015年11月10日:とても艶やかに咲いてくれたヒメノコンギク。
こんなに上手くいくことは滅多にない。二年目だけど、10合鉢いっぱいに枝葉を伸ばし、沢山の花を付けてくれた。
思えば、この鉢にはほとんど手を加えることがなかったような。生半可な知識で、余計なことをするなという教訓かもしれない。
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