Kite.comの花を探して毎日ブラ散歩!

今日もカメラ片手に、日常の中の非日常を探して彷徨ってます。猫の額でも、ほんの少しですが季節の山野草と戯れています。

ホタルブクロに首ったけ!?

2023年05月24日 15時41分55秒 | みんなの花図鑑
 📷2023年5月24日:ホタルブクロ
 (蛍袋:キキョウ科ホタルブクロ属の多年草)
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 📷2023年5月24日:レンズキャップは55ミリ、なかなか立派なホタルブクロだこと。
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 📷2023年5月24日:開花から一夜明けたホタルブクロである。
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 開花から一夜明けたホタルブクロ、すっくとした立ち姿が清々しくさえある。
 ちょっと下方から覗き見る。花冠内側には、いく分濃い目の斑点が数多く見られる。
 さらに、花冠内側を覗き込むことによって、極細の柔毛がびっしりと張り巡らされていることが確認できた。
 そう、以上のことは、花の中を覗き込むといった探求心によってもたらされた発見である。
 花友さんに頂いた鉢に舞い降りたこぼれ種が、いろいろな気付きをもたらしてくれる。面白いものである。

 📷2023年5月22日15時55分:ヘンカアサガオ
 (変化朝顔:ヒルガオ科サツマイモ属の一年草)
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 変化朝顔が芽を出し始めた。今年はスペースの都合で、ちょっと控え目である。
 現在のところ、筒咲き、団十郎(と思われる種)、桔梗咲き、そして、縞なのだが、なぜか縞だけはまだ顔を見せない。

 📷2023年5月24日:トウチクラン(チャバナホウチャクソウ)
(唐竹蘭(茶花宝鐸草:ユリ科チゴユリ属の多年草))
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 緩慢な変化がこの花の特徴なのか?
 茶花というだけあって、花被片が徐々に茶の色を濃くしてくるはずなのだが、まだそれとわかるほどではない。
 そう、自分のページを守って、ゆっくりと茶花宝鐸草に育ってほしいと思う。それが、君の個性なのだから。


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レンゲショウマの卵!?

2023年05月23日 12時00分52秒 | みんなの花図鑑
 📷2023年5月23日:レンゲショウマ
 (蓮華升麻:キンポウゲ科レンゲショウマ属の多年草)
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 📷2023年5月23日:レンゲショウマの卵たちが孵化する時を夢見て・・・。
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 卵の値段が爆上がりしている。つまらん戦争が勃発したがため、関連する飼料などの高騰が止まらない。かてて加えて、鳥インフルが猛威を振るい、例年にないほどの殺処分が行われたようだ。

「農林水産省によると、今シーズンの農場での殺処分対象数は全国で計約1502万羽となり、過去最多を更新」
「採卵鶏は計約1386万羽となり、全国で飼育されている約1億3729万羽(令和4年2月時点)のうち1割を超えた。」


 上記は、産経新聞のWeb版(2023/3/2 20:21)からの引用だ。物価の優等生と言われた卵神話の崩壊である。
 猫の額では、ちっちゃなちっちゃなレンゲショウマの卵が育っている。いまのところ、順調な生育状況のようである。
 ただ、気温の乱高下が止まらない。当地でも、昨日は真夏日に届こうかという気温であったが、今日は14度に満たないといった状況だ。
 ヒト属でさえ変調をきたしそうな天候の急変に、このレンゲショウマの卵たちは孵化することができるのだろうか? 卵たちが朽ちてしまわぬように、注意して見守っていこうと思う。

 📷2023年5月22日15時55分:ホタルブクロ
 (蛍袋:キキョウ科ホタルブクロ属の多年草)
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 やってもおたぁ~~~! フライングという言葉な適切かどうかはわからぬが、もうちょっと待って投稿すればよかったと思ったものである。
 そう、昨日投稿したホタルブクロの写真なのだが、5月22日6時32分に撮ったもの。つぼみの色が濃くなり、こんな色で咲くのかと勢い込んで投稿してしまった。
 だが、状況は急速に変化していった。同日午後4時前、坪庭に出てみると袋が膨らんでいるではないか。撮影したのは15時55分のことであった。

 📷2023年5月23日6時46分:袴が開いているね。これで、開花宣言だ!
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 昨夕は、まだ口をすぼめていたが、今朝(5月23日6時46分)見ると、先端をぴょんと撥ねて袴を開いていた。
 ホタルブクロはなかなか機会がなく、ひょんなことから初めて間近にすることとなった。つぼみが見え始めたとき、白花かと思ったが、なんと赤紫へと変化していった。この色、なかなかいいものである。


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あの花がホタルブクロと判明した件など

2023年05月22日 14時21分45秒 | みんなの花図鑑
 📷2023年5月22日:ホタルブクロ
 (蛍袋:キキョウ科ホタルブクロ属の多年草)
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 かねてから、得体の知れない草本が立ち上がってきたと騒いでした。Googleレンズに問うと、アカバナノボロギクだなどとの応答があったのだが、釈然としないものが残っていた。
 ほら、ここまで成長すると、いくら愚鈍な僕でも、なんとなくわかる。「赤紫のホタルブクロ」なのだろうと。
 もちろん、自らが播種などしていないし、天からの授かり物とも思えない。つらつら考えるに、昨年、セツブンソウのMさんからいくつかの鉢物を頂戴した。それらのうちいくつかを地植えとしたのだが、そこに種が混じっていたのではなかろうか。
 この株だけ飛び抜けて大きいが、この周りにはまだ小さな苗がいく本も萌している。この草も随分と増えるようだから、今年ばかりでなく、来年も楽しめそうだ。

 📷2023年5月22日:スカシユリ
 (透百合:ユリ科ユリ属の多年草)
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 何度も書くが、これは新聞屋の拡材としてもらい受けたもの。そう、かつては新聞の販売促進でいろいろなモノが配られていたのだ。
 どんな品物がよかったか? そりゃ~「缶ビール1ケース」なんてのがとても喜ばしかったのだが・・・、いまは昔、年々しょぼくなり、契約更改でも「ありがとう」の一言のないことも。
 だから、このスカシユリは10年ほどもたっているのではなかろうか? まぁ、忘れずに咲いてくれることに感謝して、毎年、見るのを楽しみにしている。

 📷2023年5月21日:ベニバナショウマ
 (紅花升麻:ユキノシタ科チダケサシ属の多年草)  (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 今年は、殊の外、色のノリがいいようである。
 ショウマのなかでも一番赤の色が濃いといわれる種だと聞くが、何本も花穂を上げてすっくと咲くその姿は見ていてほれぼれする。

 📷2023年5月22日:ミショウキシア・カンパニュロイデス
 (キキョウ科ミショウキシア属の二年草もしくは短年の多年草)
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 1m以上になるという。真っ白い大輪の花をたくさん付けるという。原産地は、中近東の地中海側の地域が中心なのだとか。
 エキゾチックな花に逢いたくて、キクザキイチゲや西洋オダマキなどとともに猫の額の敷居を跨いだ。
 とても気難し屋らしい。とくに湿度は大敵だとか。じめじめした梅雨が、すぐそこまでやってきている。さて、異国情緒を面に宿した花を見ることができるだろうか。


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利休草は 葉表から花柄を出して花を付ける

2023年05月21日 15時12分20秒 | みんなの花図鑑
 📷2023年5月20日:リキュウソウ
 (利休草:ビャクブ科ビャクブ属の多年草)
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 リキュウソウ(利休草)はビャクブ(百部)とも称し、学名は「Stemona Japonica」という。種小名に「Japonica」とあるが、日本固有の植物ではない。原産地は中国とされる。
「Stemona」は「Stamen(stéɪmən)」と同様、「雄しべ」を意味するという。確かに、リキュウソウの雄しべは見るに値する特異な形状をしている。
 元来、日本には薬草として入ってきたようであるが、昨今、つる性という特性を生かしてアレンジの葉物として人気があるのだという。

 📷2023年5月20日:ほら、リキュウソウは葉の表面から花柄を伸ばす。
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 ハナイカダ(花筏)という小洒落た名前の植物がある。また、アレンジメントなどでよく使われるルスカスという常緑の耐寒性植物もある。そして、スベリヒユ科のウインターパースレイン(クレイトニア)などはサラダなどで供されるという。
 何のことかって? これらは、いずれもが葉っぱに花を付ける植物なのだという。そして、このリキュウソウも、ご覧の通り、葉の表面から花柄を伸ばし特徴のある雄しべをぴょんと突っ立てた四弁花を付けるのだ。

 📷2023年5月20日:驚くほど細い花柄が花茎15ミリほどの花を支えている。
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 📷2023年5月20日
 6号ほどの鉢が2つ、それぞれ5~6本の茎を立ち上がらせている。
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 色鮮やかな葉に埋もれ、花はあまり目立たない。
 それでも、花を見つけると、してやったりと部屋に戻りカメラを携えて鉢へと取って返す。

 📷2023年5月21日:ポテンティラ・クランジーの間から顔を出した地植えのリキュウソウ。
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 📷2023年5月21日:クリスマスローズの陰から顔を出したいのだが、ちょっと深すぎるなぁ~。
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 地植えでもなんとかならんものかと数か所に植えて、事の成り行きを見守っていた。
 上記の2か所は昨年(ポテンティラ・クランジーの間)、一昨年(クリスマスローズの陰)に植えたモノ。
 まだ、花が見られるほどではないが、それでも地植えで越年している。


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お腹を痛めて産んだ子!? ~レンゲショウマを見て思うこと~

2023年05月19日 16時10分50秒 | みんなの花図鑑
 📷2023年4月19日:レンゲショウマ
 (蓮華升麻:キンポウゲ科レンゲショウマ属の多年草)
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 昨日、キレンゲショウマの近況をレポートさせていただいた。この花は、時が至ると、頭頂部に複数のつぼみを蓄える。とても分かりやすい。
 さて、レンゲショウマのことである。縁あって、初めてこの花を育てることになったのだが、4月19日現在、二~四回三出複葉の葉を茂らせるばかりで、一向につぼみが萌す気配がない。いったいレンゲショウマとはどのようなメカニズムで花茎をもたげてくるのかと、不思議な思いで見つめ続けてきたのである。

 📷2023年5月18日:おや、この茎はいままでの茎とちょっと異なるような気がするのだが・・・。
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 この画像は5月18日に撮影したものだが、新葉らしきものがつんと頭をもたげてきている。これ以前から、いくつかの茎に変化が見えていたのは認識していた。
 画像をトリミングしてみると、気のせいかもしれないが小さな葉状のひと片に抱かれた球形のナニモノかが見える。これが、待ちに待ったつぼみを蓄える花茎ということなのだろうか?

 📷2023年5月18日:頭頂部から下へと茎を辿っていくと・・・。
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 つんと伸びた頭頂部から下へと茎を辿っていくと、かねてから生えていた茎の一部が割け、そこからこの茎が伸びてきたのがわかる。
「お腹を痛める」という慣用句がある。ここでは、食中りで腹痛に苦しむさまを表現したものではないことは自明だ。そう、”have a baby”ってことなのだが、この画像をまじまじと見ると、その様がけして誇張でないことがお分かりいただけよう。

 📷2023年5月18日:レンゲショウマの花茎は、親をも凌駕して天を目指す。
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 始めて育てる草本だからして、そりゃあ~いろいろ検索してみたことは言うまでもない。
 しかし、この花の愛らしさ故か、花そのものの画像が大半を占め、どこから花茎が立ち上がるのかなどといった画像を探すことに手間取った。
 そうは言っても、植物園などでこの花は何度も見ていたので、

「おまえは何を見ていたのか? どうせ、おまえも花ばかりにうつつを抜かし、あるべきものを見ていなかったのだろう。恥ずべきは己自身ではなかろうか。」

 なんて天からの声を聴いたような気がした。ダメだね、自分の観察眼のなさを改めて露呈した形となってしまったよ。



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