Kite.comの花を探して毎日ブラ散歩!

今日もカメラ片手に、日常の中の非日常を探して彷徨ってます。猫の額でも、ほんの少しですが季節の山野草と戯れています。

あの公園のセンブリは、今年もほころんでくれているだろうか?

2023年11月05日 11時58分00秒 | みんなの花図鑑

 📸2023年11月4日
 ススキがそよぐ。セイタカアワダチソウが彩を添える。
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 いつもの買い物がてらのブラ散歩である。さて、わが町に晩秋の兆しを見ることができるのであろうか。
 歩き始めて10分ほど、8号公園の向かい側にススキがそよぐ。画面右側に捉えたのはセイタカアワダチソウだ。手の届く秋、といえば聞こえはいいが、何の変哲もない路傍の秋でもある。

 📸2023年11月4日:公園脇のイチョウ並木道、この部分だけ黄葉を見せている。
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 S台中央公園の南側のイチョウ並木、この部分だけ、他に先駆けて黄葉している。往来する人々も、黄葉したイチョウを眺めしばし頬を緩める。
 だけど、他に先駆けて黄葉するって、誰よりも先に落葉するってこと!? そう思うと、ちょっと複雑な心境。

 📸2023年11月3日:当地のどんぐりは、平年並みの出来だろうか。
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 南側の誘導路からS台中央公園に入る。ここの一角に咲くセンブリを数年間定点観測してきた。
 さて、今年はどうであろうか?

 山にはどんぐりが不作なのだという。だから熊も、食餌を求め里へと下りてくるのだとか。
 公園のどんぐりは平年並みのようである。まさかここまで熊も下りては来まい。
 だけどね、埼玉県警によると、30日午後4時45分ごろ、隣町の入間市仏子にクマが出没したという。直線距離にして8㎞ほどだ。安心はできない。

 📸2023年11月4日:センブリ(千振:リンドウ科センブリ属の二年草)
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 おや、今年は出ないのかな? そう思ったのだが、葉陰で一輪咲いていた。まだ、いくつかのつぼみが見えるが、株はそう大きくはなさそうである。でも、今年も会えたね。
 毎年、この場所にたった一株だけ顔を見せる。ここが公園となる以前からここに住まわっていたのだろうか。

📸2016年11月6日:初めての遭遇! 目を疑ったよ。
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📸2016年11月6日:たくさんの花に驚いたものである。
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📸2021年11月5日:株は大きかったりちいさかったり。
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📸2022年11月4日:決まって11月上旬の出会い。
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 それと意識して花を撮り始めたのは、2015年からだと思う。この年5月、「みんなの花図鑑」に初投稿した。
 この公園のセンブリだが、一番古いものが2016年11月のモノでった。その後、アーカイブをひっくり返してみたが、2021年、2022年のモノが見つかった。多分、その間も撮っていたのだろうが、何度かHDDのクラッシュに見舞われたので、その折りに消滅してしまったか。
 ともあれ、今年も出会うことができた公園のセンブリだが、年に一度だけの逢瀬、いつまで続けられるのだろう。

 📸2023年11月4日:宿根アスターの仲間ってことで・・・・・・。
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 📸2023年11月4日:これはヨメナ? ノコンギク? 野菊ってことで!?
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 📸2023年11月4日:ニラの花がまだ咲いている。
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 今年も公園のセンブリに会えたことでほっと胸をなでおろして公園を後にし、買い物も済ませ帰途に就く。
 途次、通りすがりのお宅のお庭や、路傍やらでいくつかの花を撮る。
 イタリアンアスターやらクジャクアスター、ユウゼンギクやらノコンギク、とかくキクの仲間は面倒だ。同定できないものは、野菊やら宿根アスターの仲間などと言ってお茶を濁す。今日のブラ散歩はススキで幕を開け、キクで幕を閉じたという訳である。


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「月の原 花の小径」に、リンドウは咲いているか?

2023年11月04日 15時37分20秒 | みんなの花図鑑

多聞院を詣で、炉開きと出会う

 📸2023年11月3日
 カキの木(柿の木;カキノキ科カキノキ属 の落葉樹)
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 所沢・中富の神明社、そろそろリンドウが咲いていまいかと、訪れてみることに。
 もちろん、隣り合う多聞院の今もちょっと探索。多聞院の駐車場、早速出迎えてくれたのが、まだ熟しきれない(渋?)柿。

 📸2023年11月3日:ハスの甕に咲き残っていたホテイアオイ。
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 時期ともなれば、いくつか並んだ甕にハスの花が咲き誇る。夏日が続くとは言え11月、さすがにハスの姿はなく、ホテイアオイがぷかぷかと浮かんでいた。
 いくつか花は残っていたが、一般的な花期からいうと末期になる。ホテイアオイの花がつぶやく。「もう撮らないで!」と。ただひと花、往時を偲ばせる花を見つけて隠し撮り 藁

 📸2023年11月3日:この時期の多聞院の名物の一つ、UFOピーマンだ。
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 なぜか、UFOが編隊飛行。
 ナス科トウガラシ(カプシクム)属のピーマンだそうだから、当然、食用となる。だが、まだ、味は知らない。

 📸2023年11月3日:ロビラキ(炉開き:ツバキ科ツバキ属の落葉小高木)
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 📸2023年11月3日:ユキツバキと茶の自然交配雑種とされる。
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「冬になって初めて囲炉裏(いろり)または茶事の炉を開いて用いること。茶の湯では、10月の終わりから11月初めにかけて行う。また、その行事。《季 冬》「—や仏間に隣る四畳半/漱石」⇔炉塞(ろふさ)ぎ。」(by デジタル大辞泉)
 その行事を冠した花がこのツバキ、「炉開き」である。そう、新潟の栃尾という地で人知れず咲いていたのが発見されたのだとか。自然交配雑種なのである。
 春ともなるとクマガイソウが咲き乱れるエリアで、この時期、ひっそりと咲いている。可憐な花である。

 📸2023年11月3日:本堂脇の樹木が植栽されたエリア、赤い実が目を射た。
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 📸2023年11月3日:憶測は記述しない方がいいだろう。名前はわからない。
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 本堂で参拝し、目の高さを20度ほど上げて神明社の方向を見た。
 赤い実が目を射た。たくさんの実に目を奪われる。残念だが、名前は知らない。Googleレンズをあててみても見当外ればかりのようだ。いや、なかに紛れていたのだが、特定できなかっただけなのかもしれない。
 秋は、赤い実を稔らせる木で溢れている。知識の乏しいヒト属にとって、自然は意地悪でもある。

「月の原 花の小径」に足を踏み入れる!

 📸2023年11月3日
 ノハラアザミ(野原薊:ノハラアザミはキク科アザミ属の多年草)
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 📸2023年11月3日:藪の中には、ノハラアザミと、クモの巣と、引っ付き虫と・・・・・・。
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 野原というより、薮化してしまったような鎮守の杜に、ノハラアザミがいく株が咲き残っていた。
 ちょっと藪こぎすると、顔にはクモの巣が絡み、足には引っ付き虫が纏いつく。そんな中で、ノハラアザミは息衝いていた。

 📸2023年11月3日:リンドウ(竜胆:リンドウ科リンドウ属の多年草)
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 📸2023年11月3日:いい色だなぁ~! 惚れ惚れ!
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 数年前、ツルリンドウも生えていたように思うのだが、気のせいだったか・・・・・・。
 木漏れ日のなかで、この株だけが花開いていた。それも、杜に取り付けられた小径からかなり奥に入らなければならなかった。また、クモの巣と引っ付き虫に好かれてしまった。

 📸2023年11月3日:クサギ(臭木:シソ科クサギ属の落葉低木)
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 ちょっと杜の小径を周回しようと試みた。杜の奥に数歩足を進めると、真っ赤に染まったクサギ坊主がたくさん寄り集まりひそひそ話を繰り返していた。
 さらに進もうとすると、侵入を拒むかのように草々が径を塞ぐ。ダメだ。今日は止めておこう。すぐさま踵を返し、家人の待つ社務所へと急いだ。


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自然が創造した燭台が出来つつある! ~ゲンノショウコの花後の姿~

2023年11月02日 19時36分26秒 | みんなの花図鑑

 📸2023年11月2日:ゲンノショウコ(現の証拠;フウロソウ科フウロソウ属の多年草)
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 しぶとく咲いていたゲンノショウコだが、次のステージへと移りつつあるようだ。
 よく見ると、右側の燭台はまだ花が終わったばかりのようで、萎れた花被片が姿をとどめている。

 📸2023年11月2日:イソギク(磯菊:キク科キク属の多年草)
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 📸2023年11月2日:フェンスの外側には大きく育ったイソギクが逃亡のチャンスを窺っていた。
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 この辺りは、惨憺たるものだった。ベランダに続く南側の小庭、ただでさえ陽当たりはきつい。それが、今年の未曽有の酷暑で、ホトトギスや、サクラタデでさえ息絶えてしまったのだ。
「イソギクもダメかな?」、そう思っていたのだが、ツバキの根元で息づいていた。
「これだけか?」--ふと、フェンスの外を覗き込むと、たくさんのつぼみを付けたイソギクが誇らしげに枝葉やつぼみを展開させていた。

 📸2023年11月2日:コウヤボウキ(高野箒:キク科コウヤボウキ属の落葉小低木)
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 そう、そう、このエリアには、平野の森から綿毛を摘んできて根付いたコウヤボウキも棲息している。
 やはり、今年はあまり機嫌がよくないようだ。それでも、いくつかのつぼみが付いて、ほころび始めているようだが・・・・・・。


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掘り出し物を手にした! ~白花姫シャガ & 八重咲姫シャガ~

2023年11月01日 15時17分20秒 | みんなの花図鑑

 📸2023年10月31日:ヒメシャガ(姫射干、姫著莪;アヤメ科アヤメ属の多年草)
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 7回目を接種した帰り、ホームセンター(HC)に赴いた。ヒメシャガに出会った。しかも、八重咲きと白花だ。
 メインの花卉が陳列されている一番上の棚ではない。その下の段、誰も覗きそうもない萎れた花たちが屯する二段目の棚に置かれていた。

 📸2023年10月31日:値札を見てよ! 値札を!
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「表示価格657円を値下げ後価格 200円」という値札にくらくらッと来たのだ。
 どう、ほぼほぼ7割引きだ! お持ち帰りしない訳にはいかないでしょ。

 📸2023年10月31日:持ち帰り、早速、坪庭へ植え込んだ。
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 もちろん、花はない。花期は5~6月なのだから。来年の楽しみが一つ増えたと思って気長に待つとしよう。
 一般的に、花苗などはつぼみが付き始め、ふっくらと膨らみ始めたり、一つ、二つ花開いたりしたころに花卉陳列棚に並べられる。そう考えると、随分長い間、HCのストック棚に眠っていたんものだ。「ヒメシャガ」--印象が地味なのかな?

 📸2023年11月1日:ヒメノコンギクが結構増えた。坪庭にも転地させてみた。
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 こちらは、ヒメノコンギクである。そう、姫野紺菊なのである。どうも「姫」を冠した草本には弱い。惹かれるのだ。
 これから、あちこちで花開くことだろうが、派手さはないが、なんだか心落ち着く花である。


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