晴れのち平安

源氏物語を中心に平安な日々♪
※文章や写真の無断転載は禁止!

【情報】 京都府宇治市に「宇治天然温泉 源氏の湯」 9月4日オープン!

2013年08月31日 | 情報
 源氏物語に関連する情報です。

京都府宇治市大久保町大竹52
「宇治天然温泉 源氏の湯」
9月4日にオープンされるそうです。

 ※詳細情報: 京都新聞 2013年08月30日 08時46分
 宇治に温泉施設、4日オープン 露天風呂や飲食も
 ⇒ http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20130830000026

新聞記事によると
 ”宇治ゆかりの源氏物語をアピールするため、
  54帖の屏風(びょうぶ)絵図を屋内の壁面に順番に飾る。

のだとか。


 ※宇治天然温泉 源氏の湯 公式サイト
 ⇒ http://www.genji-yu.jp/
 ⇒ Facebookページはこちら。


いつか機会をつくって「源氏の湯」へ行きたいです。




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【本】 『源氏物語 紫の結び』 一  訳:荻原規子

2013年08月30日 | 本・漫画
 現代語訳された源氏物語のご紹介です。

先日、荻原規子さんによる
「源氏物語 紫の結び」(一)が発売されました。

私も早速購入。

ですが、まだ読み終えていません。
感想は後日書きます~。

朝日新聞社の書評サイト『BOOK.asahi.com』にて
紹介されていました。

 ※『ブック・アサヒ・コム』
 源氏物語 紫の結び 一 [訳]荻原規子
 [文]朝日新聞社広告局  [掲載]2013年08月21日
 ■若者に圧倒的な人気の著者によるスピード感あふれる新訳「源氏」
 ⇒ http://book.asahi.com/
 ⇒ http://book.asahi.com/book/booktimes/2013082800020.html

 ※理論社 公式サイト
 ⇒ http://www.rironsha.com/
 ⇒ http://www.rironsha.com/?pid=61371144


「源氏物語 紫の結び」は全3巻の予定で刊行されるそうです。


著者 : 荻原規子
理論社
発売日 : 2013-08-21




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【情報】 宇治市源氏物語ミュージアムにて「源氏物語 登場人物 人気投票」開催中!

2013年08月29日 | 情報
 源氏物語に関する情報です。

京都府宇治市
源氏物語ミュージアムにて
現在、源氏物語登場人物 人気投票
行われています。

中間発表では

 3位 浮舟
 2位 光源氏
 1位 紫の上


だったそうです
企画展に合わせて投票期間は、9月29日(日)まで。


 ※宇治市源氏物語ミュージアム 公式サイト
 ⇒ http://www.uji-genji.jp/

 ※京都新聞 2013年08月27日 11時24分
 源氏物語の「推しメン」だれ? 登場人物“総選挙”
 ⇒ http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20130827000060


源氏物語ミュージアムでは
企画展『ようこそ!源氏物語の世界へ』開催中
~9月29日(日)までです。





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【漫画】 『天上の虹』22巻 里中満智子 (感想・ネタばれあり)

2013年08月28日 | 本・漫画
 漫画の感想です。

先日、待ちに待った里中満智子さんの
「天上の虹」(22) (講談社コミックスキス)が届き、繰り返し読みました。

以下、ネタバレありの感想です。




















■第62章 うつそみの人々

・但馬皇女が穂積皇子への思いに捉われた生活だったのが
新たな人生を生きようとしている姿勢に変わったことが嬉しいです。
この時、但馬は何歳なのでしょう。
でも、年齢なんて関係なく、
人は変わろうと思えばいつでも変わることができるのだと
思いたいです。

・穂積皇子のほうがまだ但馬への思いを引きずっているようで
言い訳ばかりのような。
これから穂積は大変身を遂げたりするのかしら!?

・かつて伊勢の斎王としてつとめた大伯皇女の葬儀が
質素なのはなにか理由があってのことだったのでしょうか。
(大伯の人柄だと、質素な葬儀を生前から望んでいたのかも?)

・讃良は大伯が自分を恨んでいたかもしれないという
思いこみもあったのでは。
実の姪なのだから、讃良のほうから大伯に対して
歩み寄ることができたならよかったのに・・・。
大津の死への後ろめたさや政治的配慮から、
讃良と大伯との距離をつくってしまったと思うと
やりきれないです。

・太安万侶が大津皇子の子であることを
大伯が知っていたのが救いでもあります。
讃良も喜んでいる様子が読者としてほっとしました。

・忍壁皇子、退室させられる。<22巻内では1回目>
讃良が安万侶と二人きりにしてほしいというので退室。
忍壁は讃良と安万侶との間でどんな会話が展開されるのか
さぞかし不安に思ったことだと思います。
明日香皇女亡き今、忍壁を支える存在がいたらいいのですが。

・穂積皇子の妹である田形皇女がちらっと出ましたが
作中にあったように、伊勢の斎王としてつとめることになります。

・穂積皇子や紀皇女、田形皇女の母である大蕤娘が
すっかり老け込んでしまったのが悲しいです。

・些細なことですが、
讃良の髪が筆からGペン(丸ペンかも)での表現に
変わったように見受けられます。
白髪まじりになったということでしょうか。
讃良の老いと死期の近さを感じて寂しいです。

・讃良のそばにまだ志斐が仕えているのですね。
志斐がいることで一服の清涼剤のような存在だと思います。

・文武天皇(珂瑠皇子)は必至になればなるほど空回り
しているような。
天皇でなかったなら、伸び伸びと生活して
違う適性の仕事に就けたのでしょうけれども。


■第63章 親と子

・イケメンばかりの遣唐使たちを
実際に見てみたいものです。

・62章の大田皇女・大津皇子・大伯皇女に引き続き
天智天皇・孝徳天皇(軽皇子)・藤原鎌足・間人皇女・
斉明天皇・建皇子・有間皇子・遠智娘といった
懐かしい顔が見られて嬉しいのと同時に
クライマックスに近づいていることがうかがえます。

・宮子がどんどん心を閉じていくさまが
痛々しく思いました。
こののち、玄に会うまで宮子の心が安らぎを
覚えることはないのでしょうか。
だとしたら、悲しいですね。

・山上憶良の歌がページを割いて
紹介されていたのが嬉しかったです。
(そういえば、柿本人麻呂や額田王はその後どうなったのでしょう。)

・歴史書がまとまらず、忍壁皇子の苦労も絶えない様子。
そして、忍壁はまた讃良の命で退室。<22巻内で2回目。>
忍壁のストレスが心配です。

・阿閇皇女も波乱の人生ですよね。
我が子を大事にしたいという気持ちもきっと大きいはず。
夫・草壁皇子と息子・文武天皇(珂瑠皇子)が思い悩む様子が
かぶるのも阿閇としてはつらいことでしょうね。

・石川刀子 男児出産。
幸せに満ちた刀子とその家族ですが
のちに不幸に見舞われることを思えば
せつないです。

・相変わらず、紀皇女の生まれ変わりの誕生を期待する
文武天皇(珂瑠皇子)にイライラ。

・期待されて ではなく
「自分で決めれば人は強くなれるのよ」
という氷高皇女の心情が印象的でした。


■第64章 遣唐船

・若いころの中大兄皇子(天智天皇)キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!!!
中大兄と鎌足が懐かしくて嬉しい場面でした。
讃良はやっぱり中大兄がかつて言っていたように
顔立ちは遠智娘に似ていても
性格は中大兄に似ているのでしょうか。うーむ。

・氷高皇女の聡明さや行動力、すごいです。
ある意味、こんな素晴らしい姉がいては
文武天皇(珂瑠皇子)も居づらいでしょうね・・・。

・葛城王&佐為王 登場。
これから何らかの行動を起こしてくれそうで楽しみです。( ̄ー ̄)ニヤリ




次の23巻で終わりだと思うと
嬉しいような寂しいような気持ちになります。

讃良は最期に何を見て何を思うのでしょう。

どんなラストを迎えるのか楽しみです。


天上の虹―持統天皇物語(第一期) 全6巻セット  講談社漫画文庫


久しぶりに「長屋王残照記」や「女帝の手記」も読み返したいです。




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【三重県明和町】 いつきのみや歴史体験館 (2009年撮影)

2013年08月27日 | 三重県明和町
 三重県明和町観光大使のひとり なぎ です。

2009年秋に
三重県多気郡明和町にある
いつきのみや歴史体験館
友人達と訪ねました。


斎王の生活を体験できる施設です。



■ 葱華輦(そうかれん)に乗ってみました。


後方から見た葱華輦(そうかれん)。
斎王が京の都から5泊6日の行程で
斎宮までやってくるときに乗った
輿(こし)を復元されたものです。


私も乗ってみました。
乗り心地がよかったです。



■ 小袿(こうちき)をはおってみました。


洋服の上から小袿をはおることができます。
記念撮影もOK!


座ったところ。
撮影のポイントは襟(えり)や裾(すそ)から
洋服や足が見えないようにすることです。


立ったところ。


友達の後ろ姿。



■平安装束体験<要予約>


友達が十二単の試着体験をしました。
着付けの様子も見学できて素敵でした♪

事前に予約申し込みが必要です。
体験できるのは、十二単・直衣(のうし)、
細長(ほそなが)・汗衫(かざみ)・水干(すいかん)です。




いつきのみや歴史体験館は
寝殿造を思わせる構造です。
写真は、建物の内側から見た様子。


双六(すごろく)や貝覆い(かいおおい)で
遊べるコーナーもありました。


双六(すごろく)


貝覆い



平安時代の文化や生活を
気軽に体験できるのがありがたいです。

たっぷり時間をとってお訪ねください。


*☆*―――――――――――――――――――――――――――*☆*

 いつきのみや歴史体験館
  三重県多気郡明和町斎宮3046番地25
  公式サイト http://www.itukinomiya.jp/

*☆*―――――――――――――――――――――――――――*☆*




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