12月に入り蒲原平野は初冬の景色を呈している。新潟のコロナウイルス感染者数も寒くなるにつれて多くなり、今では累計350人を超えてきた。そのせいか私の行動範囲も狭くなり、これに寒さが加わり家にいる時間が多くなっている。感染者数は全国的には多くはないが、冬に向けて大いに注意を払う必要がある。従って山や自然を散策することも少なくなり、わずかの外出の際にカメラにおさめる程度の日々だ。先日も新潟の帰りに少しカメラに収めた画像を2、3紹介したい。
海岸道路(上)の木々はすっかりと落葉しており、直ぐ側の砂丘地の畑(下)も大根の収穫が終わり、砂地だけとなって寒々とした景色だ。
日本海も白波が目立ち(上)、本格的な荒海を間近に感ずる中で佐渡も寒々と横たわっていた。弥彦・角田山系(下)では、一瞬天から光りがさしてきたが、すぐに暗くなった。夕方の4時半頃だ。もうすぐ冬至となり、昼の長さが最も短くなる季節になる。
角田山麓の佐潟では、冬鳥のカモの仲間や白鳥で混み合っていた。ラムサール条約で生き物が保護されているため彼らの楽園となっている所だ。佐潟は昔は海の底であったが、水が引いて深い場所だけが残ったいわる「潟」で、瓢湖や田沢湖等とは成り立ちが違う。蒲原平野では、鎧潟・上堰潟等と同じだ。蒲原平野は海の底だったのだ。
紅葉も終わりだ。我が家のヤマモミジは、今年(左)は赤・黄・緑が重なり合って、きれいだ。昨年は(右)黄色だけだった。12月6日現在、残っている紅葉の葉は、20〜30枚程度になっている。庭の木には、ヤマボウシ・ニシキギ・ナツツバキ等がすでに落葉して裸になっている。このヤマモミジも落葉すると、常緑のアカメガシとツバキだけが残ることになる。タイヤ交換も終わり、冬への備えは万全だ。