蒲原平野も田植えと新緑の5月に入った。新型ウイルスについては、新潟県でも相変わらず一日に30人前後の感染者を出している。西蒲もポツリポツリとあり、何時になったら終息を迎えられるか心配だ。さて、BLOG4月号の2で、クローバーの名前の由来を「ヘラクレスの棍棒の形が三つ葉の形に似ていることに由来」と述べたが、説明不足であったため追加したい。「ラテン語で棍棒を意味する言葉であるクラバがクラブに転訛してクローバーと変化していったもの」、すわなち3つの瘤のある棍棒にクローバーの三つ葉が似ていることから来ているものでラテン語に関係するのですね。
すべて水が入り、いつでも田植えができる準備が整っている蒲原平野の風景(潟東集落から弥彦角田山系を見る)。この田んぼは私達に多くの恵みを与えてくれる。①なんと言っても米という食料を生産してくれることが第一である。②次に写真にもあるように水を湛える貯水池の役割を果たし、大雨などがあっても広大な田んぼのお陰で、水が溢れて家屋や畑に侵入することを防いでくれる。③田植えされた稲の苗が大きくなり田んぼ全面を緑に覆うことにより、光合成作用により二酸化炭素を吸収して酸素を供給してくれる。④そして最後に、このような豊かな田園風景が私達の目や身体を和まし、心を豊かにしてくれます。都会では味わうことのできないこの風景を蒲原平野に住む私達は享受しているわけです。このような素晴らしい自然の中に生きていることにいつも感謝しています。
昔は大勢の人で手植えをしていたものが、今では乗用田植え機で補助人二人〜三人くらいで一挙に植えてしまう。現在では、ゴールデンウィーク期間中にはすべて田植えが完了するのである。機械力とはすごいものだとつくづく思う。
新緑の5月。我が家でも緑が鮮やかで、ニシキギ(上)やヤマモミジ(下)が目を和ましてくれる。