6月25日に投稿したブログに誤りがありましたので、訂正するとともにもう少しブログ追加をしたいと思います。画像ナナホシテントウとところで「アブラムシの害虫として名高いナナホシテントウ」と説明しましたが、正しくは「アブラムシの天敵として名高いナナホシテントウ」です。害虫と天敵を間違って記載しました。さて、アブラムシの天敵について少し付け加えたいと思います。テントウムシの他にアブラムシの天敵として、クサカゲロウとヒラタアブという昆虫がいます。下の画像で説明します。また、25日のナスやジャガイモの害虫としてニジュウヤホシテントウを紹介しましたが、蒲原平野では「オオニジュウヤホシテントウ」が多いようです。
蒲原平野で見られるアブラムシを食べてくれる代表的なテントウムシの仲間です。上の画像はホシがないもの、2つあるもの、沢山あるものなど沢山の種類があります(昭和48年5月、岩室村白鳥で採集)。私たちが一番なじみのものが下の画像にあるナナホシテントウです(巻町竹野町にて45年5月採集)。
アブラムシを食べてくれるテントウムシの仲間にカメノコテントウがあります。上は大柄なカメノコテントウ(昭和57年7月、西蒲原中之口村採集)。下は上に比べて4分の1くらいの大きさであるヒメカメノコテントウ(同年、同地採集)。
いずれも背中の模様がカメの甲羅に似る。
上はクサカゲロウの卵(別名うどんげの卵として有名で花のようにも見え、これを見つけるといいことがあると親に教えられた)。下はこの卵が孵化して幼虫となった後、羽化した成虫でか弱く見える。昭和48年8月、巻町で採集する。
左はヒラタアブの成虫で、大きくても1センチくらいで花などに集まる優しいアブの仲間である。ところが右の幼虫はアブラムシを食べてくれる天敵となり、肉食系として子供時代を過ごす。いずれも昭和47年巻町竹野町で採集する。
25日にニジュウヤホシテントウとして紹介したが、蒲原平野ではほとんどがオオニジュウヤホシテントウと言われる。ナスやジャガイモの葉を食べる害虫なので、他のテントウムシと区別して覚えていた方が良い。昭和57年7月巻町にて採集する。
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