自然好きなシニアの部屋

近くの野山を歩いて、植物・虫などを観察し、写真に撮っています。

弥彦・角田山系と蒲原平野の自然7月

2019-07-17 22:41:21 | 日記

7月も中旬に入った。今年の7月は少し気温が低い日々が続いたが、17日現在例年通りに蒸し暑くなってきた。山をドライブしてみたが、緑濃くて花は少し少ない感じだ。その代わりに実を沢山見ることができた。平野部は緑の絨毯でもうすぐにイネの穂が出て花が咲く頃だ。高速道路の法面では、ネムノキが満開で、アカメガシワも開花を始めた。我が地域も本格的な夏を感じる。

蒲原平野は正に水田が緑の絨毯で、昨年まで転作田として栽培していたハスの開花が盛りだ。上と中は弥彦角田方面(岩室新谷)、下は飯豊・加茂・五頭方面を見る。

五箇峠を走ってみた。昔五ケ浜集落の人はこの峠を歩いて越え平野部に行ったが、その後バスが走り重要な交通手段となった。現在は五福トンネルが開通しバスで30分以上要した平野部から日本海側の五ケ浜集落にはわずか10分もかからない。昔の道は上の写真のように緑豊かで自然美にあふれている。五箇峠にある角田山登山用の駐車場には下の写真にあるカラスザンショウが開花を始めている。この木は秋になると黄葉してきれいだ。弥彦・角田山系に沢山ある。

五箇峠には、マタタビが沢山生えている。マタタビの葉は、上のように緑が抜けて白っぽくなったものが目立つ。下の写真はマタタビの実である。ただ、この実は虫が寄生してこぶ状になっています。この実を焼酎に漬けてマタタビ酒にしたり、薬用として漢方薬として用いられたりする。昨年沢山収穫して、アルコール漬けにして保存している。マタタビは旅に疲れた人がこれを食することで再び元気に歩くことができることから、マタタビの名があるらしい。しかし、私は前に作ったものを飲んでいるが、あまり薬用を感じない。

高速道路の法面では、ネムノキ「上」が開花し、アカメガシワ「下」も開花が始まった。

 

また、法面では上の写真のようにクズがびっしりと面を補強するかのように生えており、下のフユヅタも同じく法面を被っている。昨年からの名残りであるススキの残骸がまだ残っているが、もう少しで新しいススキが生えてきますね。

 


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