自然好きなシニアの部屋

近くの野山を歩いて、植物・虫などを観察し、写真に撮っています。

蒲原平野の自然2020年3月その2

2020-03-24 01:24:50 | 日記

コロナウイルスが世界的に猛威をふるっている。新潟も30名近い患者が出ており、長岡や加茂にも飛び火している。幸い我が蒲原平野の中心である巻周辺には未だ発症がない。

自然はいつものように春を迎えている。遠くの越後山脈の雪はまだ見られるが、蒲原の象徴である弥彦・角田山系には全く積雪を見ることはない。暖かくなった。今年の春は早い。4月にオープンする弥彦スカイラインは、一週間早めてもいいのではないかと思うほどの暖かさが続いているのだ。

平野部はまだまだ褐色の水田が目立つが,先回報告したように農道やあぜ道には早春の雑草が開花している。写真は3月現在の粟ヶ岳(上)と弥彦山(下)。

久しぶりに蒲原平野を横切る高速道路脇を車で走ってみた。まだまだ褐色の法面だ。ネムノキ(上)とススキ(下)は静かに眠っている。

しかし、よく見ると昨年よりは遥かに早く、ユキヤナギ(上)とレンギョウ(下)開花していた。もう少しで法面は白と黄色に彩られることだろう。

フキノトウ(上)は花が開き、食用の時期が過ぎていた。また、これまで見なかった梅(下)が咲いていた。蒲原平野や各農家の庭の梅も今が盛りだ。

西蒲原平野から山越えをして中蒲原の村松にラーメンを食べに行った。村松は私の父の生まれ故郷で、よく遊びに行ったところである。このラーメン屋は、私の好みで昭和30年代の高校生の頃からの通った店で、60年ほど経った今でも月に最低1回は1時間かけて食べに行く。この村松は今では五泉市と統合しているが、昔の村松藩のあった歴史のあるところで色々と見どころがある。村松公園は桜の名所で、一本だけだったが八重桜(上)が満開であった。蕾は大きくてもう少しで全園が開花するだろう。いつもよりは遥かに早い開花を見ることができる。公園脇のグランド(下)ではコロナウイルスに負けないで子供連れの家族がシートを敷いて遊んでいた。天気よく、いい風景だった。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿