明日は明日の風が吹く

明日の事を今日悩んだって何にも解決しない
まぁ何とかなるさ!

コロナが終われば

2020-08-30 18:27:44 | 歴史
コロナ禍で洛中にご無沙汰している間に等持院の改修工事が終わったみたいですね。

方丈で抹茶飲みながら庭園眺めてくつろぐひと時もいいけど、
一度は見てほしいのは霊光殿
足利歴代将軍の木造が安置されています。
やっつけ仕事ではなく歴代将軍の個性が何となく出てきているところが興味を引きます。
いくつかインパクトがある木造を紹介していきますと、
初代尊氏って昔の教科書では刀担いだ野人ってイメージ(実は高師直と言われる)なんですけど、木造では穏やかなイメージですね。
3代義満は期待を裏切らぬ髭親父
そして6代義教、足利歴代将軍は基本的にタヌキ顔です。でもこの人は眼光鋭い狐顔です。さすがに日本有数の恐怖政治を引いただけのことはある。規模はともかく手法はロベスピエールやスターリンにも匹敵します。ちなみにヒトラーは独裁者で様々な側近・軍部・党内の粛清や戦時下の虐殺行為が指摘されますが内政面では前者3名に比べると国民を慰撫することに力を注いでいて民衆から歓迎され意外と恐怖政治一筋ではない。
7代義勝、よく知られる子供将軍で一人だけ幼い木造はよく写真で紹介されています。
8代義政はなんか怪しい雰囲気です。天下の大乱応仁の乱を止められなかった将軍ですが、文化人として澄ました表情を出そうとしていたのか・・・。7代義勝の同母弟なんですね。室町時代で一番インパクトのある出来事と言えば応仁の乱でしょう。京都が被災した戦乱は保元の乱からWWⅡまで数々ありますが応仁の乱ほど京都を焦土にした戦乱を他に知りません。なお、日清・日露戦争は大陸で行われた局地戦でWWⅠはヨーロッパ戦線では総力戦でしたが日本にとっては局地戦で京都は被害を受けていないのでカウントしません。WWⅡでは京都の被災は少なかったのですが小規模な空襲が行われており無傷ではありません。この大乱の中を指導力を発揮できず重臣たちがやりたいようにやってきた、そんな中で自分の世界に引きこもり感があります。
15代義昭、最後の将軍で自分なりに幕府再興を目指してたんでしょうけど最後は諦めぴで豊臣秀吉の庇護のもとにはいっています。でも木像を見ると歴代の苦悩に比べるとふっきれた感があるかな?

コロナが終われば再び洛中に入り等持院で室町時代に思いをはせながら方丈で庭園を眺めてぼーーーっとお茶の時間といきたいですね。



コメント
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よっぽど嫌いなんだねぇw

2020-08-30 15:12:19 | 日記
この人の安倍のおっさんに対する嫌い方は異常だねw
まぁ異常だと思うのは私の主観に過ぎないのであって
安倍のおっさんの辞任を喜ぼうが悲しもうが個々人の自由ではあるし、
安倍政権を支持する義務も支持しない義務も、もともと存在しない。
公に指導者に退場を求めること自体は主権者たる国民の当然の権利ではあるし、物理的に指導者に退場へと追い込むのは国家と国民に対する犯罪であるが、投票行為の基準について他人からどーのこーの言われる筋合いはないだろう。

指導者の悪口を述べる自由は事実に反するデマの流布でない限り大いにすればよいが
公人に準ずる立場で公の場でモノが言える立場で、品位にかく指導者批判はご自身の言論に対する説得力を失わせるだけですよw

って、元からこの人の言論って愚痴のレベルで説得力の対極にあるシロモノでしたねww


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