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2019年理論問5と2020年理論問6を解く

2021-06-27 09:19:22 | 電験2種への遠い道のり
久々の更新ですが、その間何をしてた?と聞かれるなら、ばててましたw
昨日も朝10時起き、昼食後13時から17時まで昼寝、夜は23時就寝、まぁ、平日の疲れがどっと出たってところです。

さて、久々に電験3種について解説しますが、今回はオームの法則を使った演習です。
よくあるのが電圧源が与えられた電気回路のある部分にかかる電圧や電力を求める問題でしょう。
正攻法なら各部の電流を計算して抵抗にかけ合わせるのでしょうが、そんなことしてたら時間切れです。
電験3種いや電験2種1次試験までは所詮マークシート、ハッタリが通用します。私が伝授しようとしているのはどうすればハッタリをかませるかです。

まずは2019年理論問5
一見複雑そうな回路ですが、まずは青枠で囲った並列部分に着目します。60Ωの並列であることに気づけば合成抵抗は30Ω一方で直列側の合成抵抗は20Ωここから各部の電圧降下が分かりますから問題用紙の電池の+に100、-に0を書き込み、並列の尻尾は40を書き込みましょう。
津市のABは60Vを抵抗の大きさに比例して分配しますからAは80、Bは60、所詮マークシートの途中計算単位を書く必要はないので時間を節約しましょう。ただし、電験2種2次試験まで駒を進めると単位をしっかりさせていないと痛い目に遭います。そして、CDも同じように割り振ってあとはA-D=72、B-C=40 答えは(5)です。

次に2020年理論問6
正攻法なら各部の電流をVを含む文字式で表し電力を割り出して大小比較と言ったところでしょうか・・・
そんな解き方ばっかりして一発合格できるなら想像を絶する計算力の持ち主でしょう。私にはまねができません。
ではどーすればいーかといえば、
R2とR3の合成抵抗を求めてみますと1.5ΩつまりR1のほうが大きいので直列では抵抗が大きいほうが大きな電力を消費します。ですからR1の電力が一番大きくなります。これで選択肢は(1)(2)に絞られました。
そして並列では同じ電圧がかかりますから抵抗が少ないほうが多くに電力を消費します。
で、答えは(2)

こうした計算ならば、1分以内の答えの導出が出来そうですね。
でも、交流回路の計算になるとこれだけでは計算に3分程度かかりそうです。
そこは電卓の使い方を駆使すれば電験3種はほとんどの問題で1分以内の計算を可能にしますがそれは交流回路で説明します。

次回は複数の電源がある回路の電流の求め方を説明します。
電験3種で理論を制するには回路計算はキルヒホッフの法則による連立方程式をなるべーく解かずに済む方法を考えていきましょう。

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