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位置について用意ドン

2021-02-03 21:18:50 | 電験2種への遠い道のり
これから電験三種を取ろうと思いついた方のために・・・

恐らく電気系の素養がなければ電験の参考書を見ても訳が分からないと思います。

実は物理学というのは力学の理解を土台としているので、力学をある程度理解して体系的に学ぶのと、参考書に書かれている公式を丸暗記して問題文のキーワードから適用する公式を引っ張り出す学習法とでは全く違ったものになってきます。体系的に学ぼうとすると最初は苦労しますが後になると公式がすんなり頭に入ってきます。公式の丸暗記は最初は楽なように思えますが、電験で使いこなす膨大な公式の前に勉強を進めれば進めるほど苦痛と苦悩が倍増していきます。

というわけで電験三種の勉強を少しでも体系的に学ぶエッセンスを提供出来ればと思います。

物理学を体系的に学ぶにはまずは「位置」というものをしっかりと理解しましょう。数学的な素養は必要に応じて説明していきます。

ちなみに、この学び方を採用すると電験3種を同時スタートで勉強を始める人たちの間の進捗の競争では間違いなくビリから数えたほうが早い状態になってしまいます。しかし、ここを踏ん張ればいよいよ電験の参考書を開くと加速度的に理解が進み、3か月もすれば1日30分も勉強すれば1年間で1発合格を射程圏内に入れることが出来るようになってきます。では、なぜそんな美味しい学習法を皆さんしないかと言えば、この学習法は最初が著しく苦痛でしかも電験の参考書を開いて学べるようになるにはいつになったら?と不安になり、我慢できずに電験の参考書に手を出して公式の暗記に走るのです。

それから、数学・物理・電気を学ぶときには計算すること以上に図に書くことが大事です。自分で図を書いてみる。自分で計算してみる。この地道な作業を嫌がる人には電験取得は夢のまた夢でしょう。

さぁ、電験を取ろうと決意したけど理系の素養が全くないって方はノートに横軸と縦軸を引いてみましょう。
横軸は一般にx軸、縦軸はy軸となる場合が多いです。他に時間tだのなんだのと後になったら軸が変わってきますが最初はxy軸だけで学びを進めましょう。
原点x=0、y=0とある点を(0,0)と表します。ある点x=x1、y=y1となる点を(x1,y1)と表します。これを座標と言います。
ある点Rが(xr,yr)の時、点Rの座標はR(xr,yr)と表します。
さて、今晩はここまでにしておきましょう。
長い文章はパッと見ただけで読む気が失せます。そして、何月何日までにここまで学ばねば!と強迫観念にとらわれるより、もう少し学びたいなと思うところでその日の学習は止めておいて晩酌などで自分自身を労いましょう。
そのほうが学習自体は長続きすると思いますよ。

次回は位置と距離と角度について説明することにします。
図説がないと訳が分からないので次回までには用意しておきます。

かなり怪しげな電験講座になると思いますが、実際に免状を取ったことはありますので、少しでも参考になればと・・・

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