校則の見直しをラップで求めた中学生のニュースが出ていますね。
校則が理不尽だからこそ中学生は意思表示と行動に移れたんじゃないでしょうか。
私たちの世代がやたら若い世代に理解を示す社会も、若い世代が私たち年配に対して従順な社会も住み心地は悪そうですから。
「この頃の若い者は」は古代文明の時代から年配の世代によって語られた常套句です。
変えようとする人々と立ちふさがる人々がいて、ぶつかり合うことが世の中の暴走と停滞を防ぐには必要なことでしょう。
私は若い人の言い分にいちいち理解を示そうと思いませんし、若い人たちは私たちの世代に従順な必要などないし従順であってほしいとも思いません。
コンメンタールや立法趣旨の類があれば、検討は捗ります。
ただ、コンメンタールや趣旨説明(通称・お経読み)の類は、それはそれで、ラップでぼやきたくなる程、面倒なものですけど……
労力を注ぎ込めるかどうか、が試されます。校則周りでも。
生徒に対してねじ伏せるのでもなく、言いなりになるのでもなく真剣に校則の趣旨をぶつける労力が本来は必要なんでしょうけど、作業自体はかなりのものになりそうですね。