鴨着く島

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かのやばら園春祭り2023

2023-05-02 16:37:48 | おおすみの風景
鹿屋市の霧島が丘公園のばら園の春のシーズンが幕開けした。

開園日の4月29日はあいにくの曇天だったが、孫の男の子のいる霧島が丘麓の幼稚園の年長組が元気な唄声で開会式に花を添えた。

2020年から2022年までの3年間はこういった開園式はなかったので、司会者の声も弾んでいたのが印象的だった。

今日5月2日はよく晴れて行楽日和だったので、もう一度ばら園の中をゆっくりと歩いてみようと家内と出かけてみた。

開園式の日に購入した年間パスポートがあれば、一年間は何度でも入園できるので便利だ。

リニューアルと銘打たれていたが、どこだろうと思っていたら展望デッキが2か所新設されたということだった。

その一つがエントランスから入ってすぐの「かのやばら園」と書いてあるコンクリート製の壁の後ろ側だが、ここには人は誰も居なかった。

それより「恋人の聖地」という鐘(ハンドベルの大型タイプ)から少し下った所の展望デッキからの眺めは見事だった。


ばらの植栽というよりまるで「お花畑」だ。(後方の山地は鹿屋市南部を西から東に連なる横尾岳(430m)山系。)

下に降りてみると、どのバラもほぼ満開だ。開園と同時に満開というのはここに来るようになった12,3年で初めてではないかと思う。

ピンク色の旺盛な株の手前にややほんのりとクリーム色がかったバラがあるが、これは「プリンセス愛子」と名付けられている。

派手ではなく、奥ゆかしさを偲ばせる色合いで、愛子さまのバラにふさわしい。今年から学習院大学の文学部国文科の4年生だが、コロナ禍のために大学での対面授業はほぼなかったと聞く。最後の学年にふさわしい学びがあることを期待したい。

園内はなだらかな起伏の内にあり、バラの品種の多いメインな道を一周したが、約40分の散策だった。細かく枝分かれしている道までまんべんなく歩くとすると、その倍の時間はかかるだろう。

今後、ウォーキングを兼ねてばら園を訪れる機会を増やしたいと思う。

【かのやばら園春祭り2023】

期  間 4月29日~6月4日

開園時間 9時~17時

休園日  期間中は無し

入園料  大人630円 小学生以上310円

(年間パスポート 1890円 ただしばら祭り期間中の購入なら1260円)



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