今朝はかなり寒く、新年に入ってから10回目の降霜だった。
新年にこれほど霜が降りたのは、21年前にここ鹿屋に引っ越してきてからおそらく初めてだ。
特に驚いたのが三が日で、新年早々わずか三日のうちに2度も霜が降りた。
たいてい三が日は穏やかで暖かい日が多かったと記憶しているのだが、今年は違った。
霜の降りなかった1月2日も気温は零度近くまで下がっており、こんなことは鹿屋に引っ越してきてから21年経つが、これまでなかったのではないかと思う。
もちろん関東以北では冬は雪や霜に閉ざされた地域が多いのだろうが、降雪や霜の少ない西日本の太平洋岸に属する鹿屋では、真冬と言えども霜が降りるのは一週間に一度程度である。
まして雪や氷が身近に存在することはなく、あったとしても12月の下旬から明くる2月の中旬までの短い冬に雪は2回程度、氷(水道の氷結を含む)もその程度なのだ。
ところが今年は違った。12月9日に最初の霜が降りてから、今日で16回も降っている。40日で16回だから、2.5日に1回のペースである。2月中旬までの冬のシーズンにあと何回霜が降りるか、毎日が新記録の更新だ。
ただ雪や氷は霜がよく降る割には少なく、雪は平地ではゼロ、氷は1週間ほど前に一度池に薄い氷が張っただけである。
今朝の寒さからは想像できなかった今日の昼間、風は全くの無風、やや雲が多く日差しはその合間に現れる程度だったが、気温はかなり上がり、1時頃の玄関先の気温は14℃もあった。
そこで久し振りに菜園の草取りを行った。冬の草取りは楽で、草と言っても根のはびこった草はなく、簡単に引っこ抜ける草ばかりなのである。
1時間ばかりで終わったので、3本鍬で耕し、そこに有機石灰を撒いてもう1度耕し鋤き込んでおいた。
やれやれと思い道具をかたずけて納屋に持って行こうとしたら、ベランダの下の木製の階段にモモが寝そべっていた。
陽だまりとはいえ、日中でも風が強く寒い日が多かったので、モモは庭に出てもすぐに帰ってくることが多かった。
今日は久し振りの日光浴だ。
そばにウメがいたこともモモを安心させたのかもしれない。
ウメは今日、家の中に入れてから初めて外に連れ出してつないだのだが、やはり外暮らしの時の定番の昼寝の位置に身を横たえていた。
先月の12月22日に具合の悪かったウメを外から家の中に入れて看病方々約1か月、今日初めて外につないだのだが、これまで何事もなかったかのように日の当たる場所で昼寝をしている姿を見るにつけ、良かったなと思う。
ただ、夜は寒いこともあり、家の中に入れることにする。
2月の立春の頃まではお座敷犬だろうよ、ウメ。
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