奏~かなでうた~詩

自作詩を書いています。自分の心と向き合いながら。

天使

2012-11-07 | 詩詠~うたうたい
天使に
なりたかった

本当はね

こんな汚れた心で
生きたくなんかない

重たい足で
地べたを這いながら
空も飛べない
出来損ないの

こんな私は
いらないの


ねえ
この背中に
翼が生えたら

私は天使に
なれるのかな

天使は
人を助けるの?
それなら私も
誰かを救える?

そうすれば
私も自分のこと
好きになれるだろうか


ねえ
私がここにいること
気づいてくれてるの

あなたに憧れて
あなたになりたくて
あなたに
助け出して欲しくて

あなたの世界の
住人になれたなら

今度こそ私は
救われるのに



ねえ……

人は
天使には
なれないんだね

本物の自分で

2012-11-07 | 心詩~こころうた・己
辛いときに
幸せだと言う必要なんてない

誰のために
なにを繕いながら
生きるつもりか

お前の苦心など
誰も気づきはしないのだから


自分を惨めと思うな
苦しみに折れそうなお前は
それに耐えようと
必死で踏ん張っているのだから

卑怯者にならず
誰からも奪う生き方をしなければ
いつか かならず
報われる日がくる

それが
前を向いて歩くための
呪文だ


いつか
心から幸せだと
思える日が来たときに

本物の笑顔で
本物の気持ちで

幸せだと 叫んでやれ

灰色の思考

2012-11-07 | 心詩~こころうた・己
しんどい
しんどいで
毎日が終わる

感謝することなど
忘れてしまって
自分のことで
精一杯

重く固まった
鉛の体と
言うこと聞かない
この心と
共生することで
精一杯


これからのこと
考えるから
なにもせずには
過ごせない

それが正しいのかも
分からないまま
没頭できるものに
縋っていたくて

今日を生きる希望は
心を疲れさせるけど
それさえ消えてしまったら
この身は二度と
立ち上がれないから


衣食も住も
足りているのに
心は微塵も
満たされない

心の病の
恐ろしさ
心の病の
巧妙さ

希望の二文字が
足りないだけで
人はここまで
堕ちてしまえるのか


この先
独りで野垂れ死ぬ
そんな未来が
見えてくる

疲れた心で
いくら考えていても
得るもののない
空虚な妄想

ならば未来など
想像もせず
生きればいいのか

今を積み重ね
明日があるならば
私の未来は
空っぽの箱


そうなるように
仕組まれているんだろう?
感謝も忘れ
また 悪態をついている