こんな愚かな僕のために
君は戦ってくれたね
この心臓を狙う
矢の盾となって
ひとりにしないでと
叫んだ君の声が
飛び交う矢の雨に
かき消されていった
それなのに僕の頭は
大事なことさえ
覚えておけないんだ
命の恩人の顏さえ
モザイクがかかったように
思い出せなくなっていくよ
こんな無様な僕のために
君は泣いてくれたね
怖くなんかないよと
呪文を唱えながら
ひとりじゃないからと
頬を撫でてくれた
君の手の感触
君の涙ぐむ声
それなのに僕の心は
温もりさえも
忘れてしまうんだ
僕のかわりに傷ついた
君の心の痛みさえ
振り返れなくなってしまうよ
こんな愚かな僕に
神様はこれ以上もない
罰を与えたんだ
こんな無様な僕が
醜態を晒し生きている
それこそが僕の罰
君がいたこと
君といたこと
君を失ったこと
すべて僕の中から消えて……
君は戦ってくれたね
この心臓を狙う
矢の盾となって
ひとりにしないでと
叫んだ君の声が
飛び交う矢の雨に
かき消されていった
それなのに僕の頭は
大事なことさえ
覚えておけないんだ
命の恩人の顏さえ
モザイクがかかったように
思い出せなくなっていくよ
こんな無様な僕のために
君は泣いてくれたね
怖くなんかないよと
呪文を唱えながら
ひとりじゃないからと
頬を撫でてくれた
君の手の感触
君の涙ぐむ声
それなのに僕の心は
温もりさえも
忘れてしまうんだ
僕のかわりに傷ついた
君の心の痛みさえ
振り返れなくなってしまうよ
こんな愚かな僕に
神様はこれ以上もない
罰を与えたんだ
こんな無様な僕が
醜態を晒し生きている
それこそが僕の罰
君がいたこと
君といたこと
君を失ったこと
すべて僕の中から消えて……