ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

〝きらら俳句教室〟の日なんですが、実は…?

2022年06月19日 | 俳句

 昨日も曇り後晴れの一応〝梅雨晴間〟でしたが、気温は30度近くて蒸し暑い!それでも…第3土曜日ですので、午前中は〝きらら俳句教室〟3回目、午後からは宇部馬酔木会の句会でした。

 きらら浜自然観察公園の今日のメインは、鳥では蘆原のオオヨシキリ、他に夏ウグイスやセッカ…ホトトギスもいるらしいのすが、この日は確認できませんでした。湖には僅かに鴨がいたような…軽鴨だったのかしら。

 蘆原は、春に野焼した所としていない所のコントラストがとてもいい感じで、歩きながらその蘆原を吹きわたる風の音に耳を傾けるのもなかなか乙なものですよ。

 ちなみに、軽鴨は歳時記に夏鴨として載っていますが、でも年中いますので軽鴨だけで使うと季語性は薄いでしょう。探鳥会などでも、軽鴨は野鳥ではないからといってカウントしなかったんですよ。しかし、カモ類は夏に繁殖しますので、その雛を「軽鴨の子」「軽鳧(かる)の子」などといって、これはよく詠まれています。

 植物では、赤芽柏の花、蒲の穂、野茨、睡蓮、夏萩かな…ああ、楊桃(やまもも)の実が今年は豊作とかで、散策する道のあちこちにたくさん落ちていました。よく熟れた実を採ってみんなで口に入れ…思わず〝ああ、酸っぱい!〟などと言い合い…それで〈楊桃の酸つぱさ口に残りをり〉などという句も。

 一番多かった季語はやはり「梅雨晴間」かな…しかし、最高点句は〈くるくるとワルツの途中捩れ花〉でした。見たのがまだ咲き始めたばっかりの捩花でしたから〈途中〉という表現になったのでしょう。でもちょっと固いかな。そこで〈捩花の踊り初めたり三拍子〉とかにしましたが…いかがでしょうか。

 ところで、ここでちょっと内緒の話を…。実はこのきらら浜公園から先日仔猫を二匹貰ってきたんですよ。テンがいなくなって、主人も息子も…もちろん私もですが、淋しすぎるからどこかから猫を貰いたいと…。それで保護猫の譲渡会や里親捜しのネットとかで探していたのですが、条件や手続きなどがとっても難しくて諦めていたんですが、ひょんな事から…

 〝仔猫が欲しいのよ〟と職員の方と電話で話していたら、〝今この公園にいますよ。野良猫が四匹子を産んで…〟と。すると、仔猫を保護したからとすぐに連絡が来たので受け取りに行きました。最初は一匹かと思って行くと、二匹を一緒にと頼まれて…まあ、それからが大変でした。飼ったことのある方はお分かりでしょう。私も仔猫は育てたことがありますが、その時は先住猫のおかげで、トイレやしつけなど何やかやと助かりました。が、今回は仔猫だけの二匹ですから…大変!でも、とってもカワイイんですよ!

 それで、昨日きらら浜公園に行って、この前の親猫や他の仔猫たちは?と聞くと、あの次の日にどこかへ消えていなくなったんですって。なんという巡り合わせでしょう。あの1日だけの出逢いだったなんて…〝あれはきっと先生と出逢うためにテンちゃんが差し向けてくれたんですよ〟なんて言われて、もう、涙ですよ。

 連れて帰る途中、大型スーパーに寄って、ケージを買うやらミルクやちゅうるなども…、息子は早々と玩具なんぞも買って…もう親ばか、まるで赤ちゃんですよね。翌日には病院へも…すると風邪を引いているとかで、目薬と飲み薬を。でも、今はもう元気、元気…食欲旺盛ですから、すぐに大きくなるでしょうね。このまま小さい方がいいけど…

 話が逸れましたが、教室は無事に12時過ぎに終り、午後の句会場へと。しかし、途中家に寄ってお昼ご飯…でもそれはそこそこで、仔猫たちの餌の方がメイン…そりゃあ顔見た途端にうるさく鳴きますものね。だからほら、私てんてこ舞いなんですよ。ちなみに、仔猫たちの名前は息子が付けて…〝とろろ・こんぶ〟なんです。さてどっちがどっち…解りますか?そうです、とろっとしているのがとろろで~す。時々成長する姿をご披露しますので、見てやって下さいね。オネガイしま~す!

コメント (8)
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