今日も朝から一日中雨、あめ、アメ、Rain… 〝いやんなっちゃうな~…〟なんて唄っていたのは昔。今は殆ど唄うことがなくなりました。そう、カラオケに行くことも…現役の時は結構飲み会がありましたし、その時の二次会はカラオケでしたものね。退職してからは、念願の社交ダンスを習いに行き、この時の仲間にカラオケ好きがいてみんなでよく行っていました。が、膝が悪くなり辞めてからはもう行くことがなくなりました。そうすると、声も出なくなるし…更に今の歌にはとても付いていけないし、歌える歌も少ないし…です。
だから今はひたすら詩歌を〝詠う〟方に転換してしまいました。でも〝詠〟も〝歌〟も同じ意味を持っていますからね。〝詠〟は口から声を長く引いてうたう、〝歌〟も口をあけ大きな声でうたうという意味。更に〝歌〟は和歌という意味もあるんですから、共通するところも大いにあるでしょう。
まあそんな〝歌をわすれたカナリア〟?(笑)に〝歌〟を思い出させて下さったblogがあったのです。神奈川県相模原市のボーカル教室 カヌマミュージックスクールのカヌマ先生のblogです。
そのスクールの生徒さんたちのレッスン風景…もちろん音声だけですが。昔の知っている歌などでしたら、一緒にレッスンを受けているような…、そんなとても楽しい時間です。
興味のある方は是非訪問してみて下さい。https://blog.goo.ne.jp/kanumams/e/2c1f8895c22741f948941749b147a106
カヌマ先生は海外でも実績を持っていらっしゃる作曲家なんですが、ご自分でも魅力的な声で唄われるんですよ。お顔も歳も知らないのですが、いつも聞いていますので、声ですぐに分るんです。アハハハッ…
これまでいつもたくさんの方々の文章や詩や写真など…いろいろblogで拝見して、自分の知らない分野の様々な知識を吸収させて頂き、とてもアリガタイコトです。でも、こういう音楽(音声)でのblogも親近感が生まれていいものだなあと思いました。これからもブロガーの皆さまどうぞよろしくお願いします。
今回はそのカヌマ先生のblogに掲載の以下の話を是非ご紹介したかったからなんです。もちろん了解は取ってありますのでご心配なく。
入社試験の面接のはなし。
上司の方が部下に「どうだった、面接。有望な人材はいたか?」 聞かれた部下の人は面接官だったらしく
「はい、優秀な子達ばかりでしたが個性というかインパクトが」
「ふうん、でも入社試験の面接か、思い出すなあ、緊張しちゃったよな、今でも冷や汗もんだよ」と上司。 皆もウンウン。上司が面接官に向かって「お前の時はどうだった?」
面接官は「自分ですか?」と言い「笑わないでくださいよ。自分は何を聞かれても答えませんでした。名前は?答えませんでした。出身校は?答えませんでした。幾つかの質問の後 面接官はあきれて「君は何しに来たんだ、もういいです。お帰りなさい」
「そこで自分は席を立つときに大きな声で一言、“男は黙ってサッポロビール” 面接官たちの啞然とした顔を見ながら部屋を出ました」
その後 会社から採用の合格通知が届きました。
そうです。サッポロビールの会社の人たちの飲み会だったのです。三船敏郎のCM,覚えていらっしゃるでしょ(若い方は無理かな)。皆 大笑い、カヌマもつられて大笑い。それにしてもインパクト、ありすぎ。
この話を読んで、ああ、これ、これ!私がいつも俳句教室で言っていること、これなんですよ。
みなさん、分るでしょう。上の話を読んだら…。その時の面接官の顔やその場の雰囲気が手に取るようでしょう。この〝男は黙ってサッポロビール〟の一言で作者の言わんとすることがみんなに伝わって、その強烈な印象が合格をもたらしたんだということ。
あれこれ言葉を尽して自己ピーアールをするより、この一言の威力!それが分れば俳句もあれこれ説明しないで、一瞬を切り取ることがどれほどインパクトのある句になるかということ、お分かりなったでしょうか。
要するに、〝俳句は黙って一点を描写する〟ということ。これからは是非肝に銘じて詠みましょう。でも、〝言うは易し 行うは難し〟ですものね。私もそうそう出来ませんが、しかし、気持ちだけはいつも…ね。
写真は、もう終ってしまったのですが、〝シモツケ〟、初夏の季語です。漢字では「繍線菊」と書いてこれは落葉高木、多年草のシモツケソウ(下野草)と区別しています。
この繍線菊の花言葉には、「努力」「自由」「気まま」「整然とした愛」「無駄」「無益」とありますが、その中で俳句に必要な「無駄」を省くこと、そして「努力」をすることを頂きましょうか。みなさん、さあ頑張りまっしょ!
俳句との”素敵なつながり”
明日の夜のカヌマの記事でもご紹介させてくださいね。お願いします(笑顔)
カヌマ先生の所もみさせていただきました。
先日は雑草の事ありがとうございました。
たまたま雑草の例句を見つけてまたまた大きな勘違いをいたしました。すみません。
ところで少し質問を良いでしょうか。
よく似たものとか関連のものが季語となっていますが
雑草は何でダメなのでしょうか?
今朝の記事素敵ですね。ネットで調べて、ちわきさんのブログの言葉を紹介しましたので宜しくお願いします。短歌をしてるリコも大変に勉強に成りました。
カヌマ先生のブログもフォローしました。
リコです。
おはようございます(*^_^*)
「男は黙ってサッポロビール」
カッコいいですね☆彡
その方を採用した当時の社員さんも
粋ですね(^^♪
写真と俳句は似ていると思います。
余分な部分を切り取って表現するところとか。
つい、欲張ってあれやこれや入れたくなりますが
効果のある引き算を目指します(^^)/
昨夜はUpしたらすぐに他のことで忙しく…遅くなりました。
よろしかったらどうぞ!
芸術や文芸にこれしかダメというような…のもありですが、でも表現しようとする〝こころ〟はみんな同じではと思っています。
早速やる気満々ですね。いいことです。では、質問に…
〈よく似たものとか関連のものが季語となっていますが雑草は何でダメなのでしょうか?〉…
雑草とは、いつでもどこでも生えるいろいろな草のことでしょう。何も知らない人に〝雑草〟といっていつを連想するかを聞いてみて下さい。秋でも春でも、冬でも…あるでしょう。ただ一番繁茂するのが夏というだけのこと。だから季語性はあっても季語にはなり得ないのです。どんな例句かは知りませんが、きっと他の描写で茂っている様子が描かれていたのではないですか?そういう句はあるかもしれませんが、単純に雑草だけではどこの歳時記も採り上げていないと思いますよ。
だから季語だからと特別に考える必要はありません。その状態を冷静に観察すればいいのです。本だけに…例句だけに惑わされないで下さい。
要するに季語の本意を理解すれば容易なことですからね。ガンバって下さい。傍題も不用意に用いると怪我をしますからね。
朝からウレシイコメント…
これでコロナも大雨も私の〝こころ〟から吹き飛んで、ルンルン…です。
ありがとうございました。
俳句も短歌も…いや他にも創造にかかわるもの全てに通じて言えることですよね。
手段方法が違っても、要するに〝自己表現〟の一つ。表現すればそれをだれかに共感して欲しいと思う…〝心の共鳴〟を求めるのが創作の原動力になっているかも…
よろしくね。
音楽関係のブログっていいな♪
私も合唱を辞めてから10年以上、全く声が出ません。代わりに咳が出ます(笑)
誤嚥を防ぐには、歌うのが一番いいと新聞等でも見ます。
いまから、もうよく咽ているんですよ(^^; 危ないですね。
本気でカラオケサークルとかに、入会した方がいいかななんて考えているんですよ。
まずは、楽譜を見るには眼を治してからですね。
「男は黙って・・・」入社試験で勇気あるなぁ。インパクト大です。
ミルクさん…と返事書いてしまって。やり直しておきますね。
何だか昔の世の中…ユーモアが通じてゆったりとした時間が流れていたような…。
せめてblogではゆったりといきましょうよね。俳句も…よろしく。
〝翡翠さん、さすが俳人~だね!
芸術はみな〝自己表現〟。それを何で表現するか…
文芸のみならず、写真も舞踊も音楽も…陶芸に絵画に、織物だって、もう世に創り出されるものには通じるものが同じかも。
畑の野菜や花でも、肥料をなんでもかんでもやれば良いというものではないでしょう?
〝適材適所〟に〝時と場合を考えて〟なんですよね。
この天候の不順…お体優先にね。
ガンバって下さい。〟とね…
芸術はみな〝自己表現〟。それを何で表現するか…
文芸のみならず、写真も舞踊も音楽も…陶芸に絵画に、織物だって、もう世に創り出されるものには通じるものが同じかも。
畑の野菜や花でも、肥料をなんでもかんでもやれば良いというものではないでしょう?
〝適材適所〟に〝時と場合を考えて〟なんですよね。
この天候の不順…お体優先にね。
ガンバって下さい。
…なんて、あなたと勘違いしてコメント書いてしまいました。
もうすぐ目の手術ですよね。とにかく無理をされないこと!
声を出すということは能の活性化になりますから若々しいんですってよ。最近オカリナは?カラオケでも何でも音楽もまた良し…です。早く目を治して、それからスタートですね。ガンバって!