今日は朝からどんよりと曇っていてちょっと気分も沈みがち…午後からは雨の予報ですから益々です。それに明日は博多へ出かける予定もあるというのに、この雨は明日にかけて更に酷くなるという。だからユーウツ!
ところで今日はもう29日、5月もついに残すところ2日になってしまいました。今月からブログ更新を最低週2回にすると決めたのに、今日のを入れても6回…、いやいや来月からは絶対ガンバローと。(笑)
さて昨日は私の好きな小説家・堀辰雄の忌日、「辰雄忌」だったんですよ。昭和28年に亡くなりましたが、堀辰雄といえばすぐに『風立ちぬ』と『菜穗子』という小説が浮かびます。
楡(にれ)に降る雨の白さよ辰雄の忌 足立公彦
あれはもう20年以上前になるかしら?「馬醉木」の結社探鳥会が軽井沢で開催され、〝軽井沢・佐久平・堀辰雄〟などという憧れの名称に誘われて、Nさんと初めて参加しました。そこでは一生忘れられないような出来事があったんですが、それを書いてると時間がいくらあっても足りませんので、ここは堀辰雄文学記念館のことだけ…
昔のことなので記憶がぼんやりしていますし、またこの時は吟行場所が多くて時間的な余裕もなくゆっくり見学できなかったのですが、その中で焼き付いている映像が辰雄が晩年を過ごしたという住居。その部屋の様子や庭の楡の木など。そして、その時爽やかな風が吹いて来て…ああ、これが〝風立ちぬ〟なの?なんて思ったことかしら。
この庭の楡が、辰雄の長編小説『菜穂子』のプロローグとなる「楡の家」の楡の木なんです。この小説は辰雄の唯一の本格的長編物語で、「楡の家」と本編「菜穂子」を合わせた2編から成る堀文学の到達点といわれる晩年の代表作です。
以下に堀辰雄文学記念館の説明と写真を、軽井沢町の案内から紹介しますね。写真で見ると何だか昔よりとっても奇麗に整備されたような気がしますが…
明治37年東京に生まれ、昭和初期に活躍した作家 堀 辰雄は、大正12年19歳の時に軽井沢を訪れて以来、毎年のようにこの地を訪れるようになり、軽井沢を舞台とした数々の作品を残しました。昭和19年からは追分に定住し、この地に建てた家で昭和28年に49歳で亡くなりました。
この記念館は、軽井沢をこよなく愛した作家、堀 辰雄に関する資料を展示・保管する文学館です。館内には、原稿・書簡・初版本・遺愛の品々が展示され、堀 辰雄の生涯と文学の背景を知ることができる展示室、辰雄が晩年を過ごした住居、愛蔵書が納められた書庫があります。閲覧室では堀 辰雄の関係書籍を閲覧することができ、この記念館を訪れることにより、堀 辰雄の文学に触れることができます。 また、記念館の周辺は堀 辰雄ゆかりのエリアで、散策を楽しむこともできます。
あらら…今日のテーマは〝ついに断行!…読んでのお楽しみ!〟でしたよね。いつの間にか話が逸れてしまい…ゴメンナサイ!ではそろそろ本題に入りましょうか。
実は先日の月1回の不燃ゴミの日のこと。捨てきれずにいたものをついに思い切って捨てたんですよ。な~んだそんなことかと思わないでくださいね。私にとってはまるで手足をもがれるような(ナント大袈裟な!)…気分なんですから。(笑)
下の写真は、娘が新築祝いにくれた時計です。ですからもう18年以上使っていたもの。所謂鳩時計で、鳩は出て来ませんが、鳥が好きだというので鳥の鳴き声で時間を知らせてくれます。また太陽時計で電池切れはないのですが、とうとう鳴かなくなり、鳴くとしてもあらぬ時にカッコーなんて…狂ってしまいました。アンティークで振り子の音が好きと買って貰ったのに。そのまましばらくは飾りとして掛けたままにしていたのですが、やはり正確な時計がないと何かと不便ですものね。
次の置き時計は、嘗て担任をしていたクラスの卒業記念に頂いた想い出のもの。裏を見ると、少し消えかかっていますが〝平成十年度三年三組卒業生一同〟とあります。ということはこれも25年前のものということですよ。
この時計は電池を替えれば今でも中の白鳥がクルクル回りますが、なんせ時間が合わせてもすぐに遅れるようになって…日頃この時計を見て行動していましたので、つい遅れているのに気づかず、困ったことが起こったりしたんです。それで、泣く泣く捨てることに。すぐに新しいのを買いましたから全くの不要品なんですが、これもそのまましばらくは納戸に…それをやっと思い切って捨てたんです。(; ;)ホロホロ
ところで、このクラスの生徒たちは今どうしているのかしら?今でも音信があるのは1、2名ほど…他のみんなは?でもきっとそれぞれにいいお母さんになって幸せに暮らしていることだと…心から信じていますからね。
それにしても前の家を新築したときに先生方から貰った壁掛け時計も…結構いいものでしたし、全く狂わなかったので、そのまま前の家に残して娘夫婦が今も使っています。考えてみるとその時計は46年以上にはなると…なのにまだ健在ですよ。嘗ての日本の時計はサスガですね。最近のは殆どが中国製だとかで…それで品質がイマイチなんですかね。でも安いから壊れてもすぐに買換えたりして…それが今度はゴミの元に…これも大きな社会問題ですよね。特に資源のない日本では何につけても大切に長く使用しなくっちゃ!みなさんも使い捨てをせずものを大切にする生活を心掛けましよう。さあ、ガンバロウ!
思い入れのあるものは、捨てがたいですが
よく決心なさいましたね。
みんな素敵な時計ですが、やはり正確な時を
教えていただかないとね・・・
何だかお久しぶりのような…お元気でしたか?
時計の修理は全く考えていませんでした。もう古いし…おまけに修理代などは結構かかるでしょうし、今ではもう部品がないとか言われたりして…
本当に今の世の中は使い捨ての時代です。スマホやパソコンなどあっと言う間に新型が出て…追いつかないでしょう。もしかしたらわざとすぐに使えなくなるような消耗品としてしか作らないのかも…ね。
身の回りをすっきりさせたい、心底思います
なのに、それどころかどんどん散らかっていく気がします
動作が遅くなったなあと思います
「老化」です、私
そのくせ、あれもしたいこれもしたい
ちわきさん、アドバイスしてくださ~い~
お元気のようで何よりです。
どこに行っても何をしても…老化、加齢と…全く同じですよ!私も
思い切ってバッサリと捨ててしまえばいいものを…思い切れないし、またその力もないと。
ものを捨てるというのには意外とパワーがいりますものね。台風や地震で被害にでも遭えば仕方なくと…でも、これもイヤでしょう。
先ずは優先順位をつけてその一番から始めたらいいかも。その時は他のには目をつぶって…それで順番にやっていくと。でもこれじゃ永久に終りそうにないですね。
私だって…すっきりしたいですよ。
ガンバリマっしょ!