おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
先天の精・父母から受け継いだ精
先天の精＝人が母体内において生成する段階で、まず父母の精を受け継ぎ、これを基盤として母体の気血から栄養を受けて生成される。
「人の生を始めるや、まず精ができて脳髄が生じ、骨は幹となり、脈は営となり、筋は剛となり、肉は脳となり、皮膚は堅になり、毛髮は成長する。穀は胃に入り、脈道は通じ、血気が巡行する。」(霊枢／経脈篇)
この先天の精の働きにより脳・髄・筋・脈・皮・肉・毛・髪などが形成され成長発育するのである。又出生以降は水穀の精気に依存しながら腎精の一部をなす。
素問の上古天真論によれば、およそ男子八才になると歯が抜けかわり、頭髪がふえてくる。十六才で男女の性交により子供ができる能力を持つ。また六十四才でこの生殖の精は、腎気の衰退によって能力を失うとある。カネボウ漢方医学概論
2009・9・30～2009・10・4上古天真論第七節男八歳～六十四歳参照
上古天真論篇 第一 第七節－男 四十歳 四十八歳 五十六歳 インポテンツへの道
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