おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
柴崎保三著鍼灸医学大系黄帝内経素問 生氣通天論篇 第三 第七節 語句の意味
岐伯曰く。陰は精を藏して亟を起すなり。陽は外を衛して固めを爲すなり。陰其の陽に勝たざるときは則ち脈流薄疾し、并するときは乃ち狂す。
陽其の陰に勝たざるときは則ち五藏の氣爭って九竅通ぜず。是を以て聖人は陰陽を陳して筋脈を和同し、骨髓堅固にして氣血皆從う。是の如くなるときは則ち内外調和して邪も害すること能わず。耳目聰明にして氣立つこと故の如し。
蔵=貯蔵、受納すること。しまっておく。たくわえておく。
亟=しばしば。あわただしい。すみやか。
外=そと。身体の表面。
衛=まもる。
固=かためる。かたく守る。防備。守備。
勝=かつ。制する。まさる。あいてをまかす。
薄=せまる。肉薄=(「薄」は迫る意)
疾=疾病のこと。脈証の一つ。はやいこと。
疾脈=極脈ともいう。脈象の一種。脈が異常に急速であり、医師の一回の正常な呼吸の間に、患者の脈拍が7~8回(毎分120~140回の脈拍に相当する)に達するもの。多くは、陽熱が極めて盛んで陰気がなくなりかけておこるものである。急性熱病・虚損労損(体力が衰えた状態)にみられ、危篤な証候である。このほか妊婦の出産に際しても、またこの脈象があらわれ、離経脈という。
并=あわせる。
狂=常態をうしなう。
九竅=きゅうきょう・二つの眼・二つの耳・二つの鼻・口・前陰の尿道と後陰の肛門をさす。二つの眼・二つの耳・二つの鼻孔・口・舌・喉をいう。《難経三十七難》
争=あらそう。
陳=ならべる。ならぶ。陳列。のべる。古い。
余談ですが
二陳湯:半夏・茯苓各5.0;陳皮4.0;生姜2.0;甘草1.0とは二つの漢薬が古いということで、半夏と陳皮は古いものがよいとされています。
筋脈=人体の筋(腱)と脈(血管、淋巴管)のこと。病位の深浅をあらわすこともある。即ち臓腑に対して、浅い部分という意味。《素問陰陽応象大論「地の湿気を感ずれば皮肉筋脈を害す。」
和=柔らかになる。ととのえる。
同=ドウ。おなじ。
聡=さとい。耳がよく聞こえる。
聰明=耳ざとく、目ざとい。耳や目がよくきく。賢い。
立=からだをまっすぐにして動かない。しっかりと動かない。
故=わけ。理由。もと。前から。以前。本来。
明解漢和辞典、漢方用語大辞典、新東洋医学辞書Ⅴ8
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