昌栄薬品の宮原 規美雄です
黄帝内経素問 八正神明論篇 第二十六
第七節
帝曰。妙乎哉論也。合人形於陰陽四時。虚實之應、冥冥之期、其非夫子、孰能通之。然夫子數言形與神。何謂形、何謂神。願卒聞之。
岐伯曰。請、言形。形乎形。目冥冥。問其所病。索之於經。慧然在前。按之不得。不知其情。故曰形。
帝曰。何謂神。
岐伯曰。請、言神。神乎神。耳不聞。目明心開而志先、慧然獨悟。口弗能言。倶視獨見適。若昏昭然獨明、若風吹雲。故曰神。
三部九候爲之原。九鍼之論不必存也。
訳
黄帝が申されました
非常にすぐれた説明であった。人の体型を陰陽や春夏秋冬を配当し、虚實の感応、暗くてなにも分からないようなことであっても、それこそ、夫子でなければ、だれがこれに能く通じようか。然し夫子はしばしば形と神と申した、形とは如何なるものか、神とは如何なるものであるか、詳しく聞かせてくれんか。
岐伯が申し上げました
お引受け申し上げます、形について申し上げます、形というものは(鍼灸医学大系。いわゆる形とは=東洋学術出版社素問)、目にするも暗くてわからぬようなものでございます。患者の病むところの訴えを望・聞・問・切で証を取り、又経脈により索めるのでございます、そういたしますと、非常に微妙なものがはっきりと眼前にある筈なのであります。(鍼灸医学大系)。之を切診しても情報を得ることはできず、その主訴を聞いても知ることが出来ません、それ故に形と曰うのでございます。
黄帝が申されました
それでは神とはいかなるものであろうか。
岐伯が申し上げました
お引受け申し上げます、神について申し上げます、神というものは、微妙にしてかすかであって耳で聞いてもわからないものでございます。一般のものでは見ることのできない冥冥の中でも所謂心眼を開いてよく見れば、くらやみに光明を見つける如く(鍼灸医学大系)よくわかるのですが、志はそのようなこと以前に、精神作用により自ずと悟るのであり、何と申し上げたら良いかわからないのでございます。倶に視て、つまり大勢の人が見ても(病証が)わからない時でも、独り見てよくわかるのでございます。それは夕ぐれ時のような暗い時に、あきらかに独り明るく、風が雲を吹き去るように青空になるようでございます、それ故に神と曰うのでございます。
原その源となるものは、神の説明でおわかりのように、三部九候にございます。九鍼の論は必ずしも大切に保存しなくてもよいのでございます。
感応=互いに触れ合っていない物事の間に特殊な作用が働いて反応しあうこと。
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