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黄帝内経素問 刺瘧篇 第三十六 第三節 語句の意味

2014-03-25 07:00:00 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 刺瘧篇 第三十六

第三節

 足少陰之瘧、令人嘔吐甚。多寒熱、熱多寒少。欲閉戸牖(ユウ)而處。其病難已。

 

語句の意味

足少陰=足少陰

 

多寒熱、熱多寒少

鍼灸医学大系(語句の解)

多寒熱熱多寒少

*この文章をそのままとると、ちょっとおかしい。従って新校正にある如く甲乙經に「多寒少熱」とするのが正しいのではないかという意見も起る。然し又腎は陰に属す。そこで陰病は陽盛んであるから寒熱往来という症状を多発する。而かも発病中は熱多く寒少いものであるとの意見もある。本文をこのように解すれば、敢えて之を改むることもあるまい。そこで今は其の意味に於て本文のまま之を取ることとする。読者の研究を望む。

 

牖=ユウ。まど。(片へんに戸に甫)

 

處=処。處は旧字。ショ。トコロ。場所。居住地。すまい。オる。いる。とどまり住む。とどまり休む。外へ出て役につかない。結婚しないでいる。オく。とめておく。処置する。とりさばく。きめる。処理。刑にあてる。処刑。制裁する。処分。処断。

 

其病難已

鍼灸医学大系(語句の解)

*本文を見るに、他の經の瘧については凡て刺鍼すべきことを示しているが、本項にはそれがない。これについて、王冰は大衝穴と太谿(KI3)穴が之を主るのであるから、この二穴を刺鍼するように述べているに対し、張志聡は陽熱盛んなるものに対しては刺して邪を泄すべきであるが、陰盛んなものに対しては刺すのではない。それで本文には、刺すと言わないのだと、述べて両者の意見は全く喰い違っている。何れが妥当であるかは臨床的な実験の結果に俟たねばなるまい。然し又陰が盛んなときに刺してはならないとはどういうことか。

東洋学術出版社素問【注釈】

其の病已え難し―多紀元簡の説「『甲乙經』には、この下に『取太溪』の三字がある。上文の例に依ればこの三字があるべきである」。

【訳注】

この部分、「治療は太溪穴を取る」と補うべきだろう。

 

漢方用語大辞典、鍼灸医学大系、東洋学術出版社素問、明解漢和辞典

 

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