昌栄薬品の宮原 規美雄です
うつ病-3
中医学では、憂うつ感により気のめぐりが悪くなり鬱滞して起こる病証を鬱証ととらえています。
多くの場合ストレスや、気と血のめぐりの失調からはじまり、その後他の藏腑に影響を与えるため、精神面と身体面の両方に多彩な症状が現れます。
それ故、精神症状と身体症状が生じるうつ病を治療する上では、中医学の鬱証の弁証論治が参考になります。
≪鬱証の病因病機≫
鬱証の起因は憂うつ感などの
喜・怒・憂・思・悲・恐・驚の情意・情志の7種の異常変化です。
初期に体内の気の運行がのびのびとゆかない、その為水液代謝がうまくゆかず、それがこもって熱となります。
そのため実証が多くなりますが、長期にわたり改善されないと脾・腎に影響を与えて気と血の不足や栄養物質に富んだ液体の不足をもたらす場合があります。
①:長期にわたる精神刺激により、肝の機能活動が全身をのびやかにしてスムーズに流れる作用が損なわれ、神経症や、気分がふさいだ状態に陥り、この気鬱状態が改善されないと鬱証が発症する。
②:過度の思慮や食生活の不摂生、肉体労働により、脾を損傷した場合、脾の消化吸収力が低下して胃内に体液を形成し胃内停水となる。
この胃内停水がさらに気の運行を阻害すると鬱証が発症する。
③:長期間の気鬱や過度の思慮により脾を損傷し、消化吸収力が低下すると気や血の生成が十分でなくなり、精神を養うことができず鬱証が発症する。
④:長期間のストレスのために肝と腎に影響を及ぼし、腎機能が低下すると、腎が熱をもつ事が有りほてると言う症状が生じます。
腎が熱を持つと炎症が心に影響し、すると精神の働きが不安定になるために鬱証が発症する。
六鬱学説(朱丹渓:元の時代)では鬱証を「鬱血した症状」と捉え、気鬱・熱欝・血鬱・食鬱・湿鬱・痰鬱という6つに分類しています。
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