昌栄薬品の宮原 規美雄です
うつ病‐5
・・・中医学の立場から・・・
クラシエ薬品資料
以下、鬱証の症状について虚実に分けて弁証論治致します。2‐2
今日は▽虚証▽について
1．心脾両虚といって心血不足と脾胃の機能低下
症状：不安感、全身倦怠感、動悸、不眠、健忘(記憶力が減退すること)、頭暈(めまい)、顔・唇色がさえない、食欲不振、下痢し易い又は軟便
治法：脾胃の機能と、落ち着かない不安定な精神状態を正常化します。
処方：加味帰脾湯
、人参養栄湯
2．陰虚火旺といって臓器の炎症により熱(又はほてり)を発する。
炎症のようにみえますが、まったく体質的な病変ですから、西洋薬の消炎剤も抗生物質も効果はありません。逆に何度も投薬されることにより生命力が消耗されて悪化を招きます。この項中医学大全科
症状：眩暈(めまい)、動悸、不眠、イライラ、怒りっぽい、のぼせ、上半身特に顔面部に多汗、腰膝のだるさ、遺精、月経不順
治法：解熱剤で取り去れないような熱・ほてりを冷まし、不安定な精神症状を治療します。
処方：杞菊地黄丸
合加味帰脾湯、天王補心丸
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本体価格
250g 8,000円
500g 15,000円
分包品1包1g入り60包3,500 円
1包60円