昌栄薬品の宮原 規美雄です
めまい、ふらつきー⑪
2015年東洋医学会学術総会より
木村英夫先生(旭が丘ファミリークリニック)
熱中症で死亡したニュースや注意報が喚起されているが、逆に必要以上に水分を摂り過ぎ「水毒」を呈する症例があるそうです。
20歳台女性
主訴はふらつき
8月上旬自宅の冷房が故障し熱帯夜が続き寝ていたそうです。
熱中症にならないように十分に水分を摂っていて、日中は冷房のある職場へ。
冷房故障後約1週間頃(台風襲来)、突然回転性のめまいを生じ勤務を早退。
受診、医師は「三半規管の左右のずれ、脱水、睡眠不足」とのこと。
新薬は全く効果がなく酷くなるばかり、ジェットコースターに乗った後のような気持ち悪さや頭痛が続いたそうで、夜中木村先生に電話で連絡をしてきたそうです。
五苓散合平胃散を持っていたので服用。
半夏白朮天麻湯が劇的に効いている！！とメールがあったそうで。
水分(果物も含め)の摂り過ぎないよう指導したとのことです。
クラシエ薬品
考察
元来水毒体質があり、それに睡眠不足と台風の襲来で発症したと思われますが、熱中症や脱水を心配し発症後も過剰の水分を摂取していたため遷延したと思われます。
確かに熱中症で入院や死亡するケースはありますが、そのほとんどは、高熱や炎天下での作業かクーラーを使用しないまた水分をとらない老人です。
一方でマスコミの影響で熱中症を心配して過剰な水分を摂り過ぎる症例も散見されます。
クーラーの効いた現代社会では、夏場でも水毒への注意も必要なのです。
水毒にはご用心 頭痛・肩こり・冷え・むくみの原因は“水分”にあった！
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分包品1包1g入り
60包3,500 円
240包10,000円
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