海の精クラブより
季節を楽しむ
七十二候通信
「七十二候」は「二十四節気」の各節季を約5日ごと3つの候(初候、次候、末候)に分けたものです。
ともに中国から伝わったものですが、中国の表現をそのままの「二十四節気」と違い、「七十二候」は日本の気候や動植物にあわせて修正されてきました。
より身近な季節の移ろいを知ることができます。
二十四節気
芒種(ぼうしゅ)6/6
イネ科植物の穂先にある針のような毛を「芒(のぎ)」といい、芒のある穀物の種をまく時季という意味です。稲の品種も多様になり、もっと早く田植えを行う地域もありますが、伝統的な田植え祭りは、いまもこのころに行われます。
七十二候
初候6/6~
蟷螂生 かまきりしょうず (カマキリが生まれ出るころ)
秋に産み付けられたカマキリの卵は、冬を越して4月~5月頃に孵化(ふか)し始めます。田畑や草むらなどでカマキリの子供を見ることができます。カマを構えている姿が手を合わせているように見えるので日本では俗に「おがみむし」、英名でも「Praying Mantls(祈り虫)」と呼ばれます。
漢方での
蟷螂子 とうろうし
漢方医学大辞典 より
出典は「名医別録」。桑螵蛸(そうひょうしょう)の別名で、詳細は其の項を参照。
桑螵蛸 そうひょうしょう
出典は、「神農本草経」。別名は蟷螂子・頼尿郎。カマキリ科昆虫オオカマキリ 略 またはコカマリキ 略 ウスバカマキリ 略 などの卵鞘を乾燥したものである。広西・雲南・湖北・湖南・山東・浙江などに産する。性味は甘・鹹、平。肝・腎経に入る。効能は益腎、固精、小便の回数を減らす。臨床応用は遺尿、尿頻、尿失禁、腰痛、白滞下、遺精滑精を治す。3~9gを煎服する。ウスバカマキリの卵鞘は蛋白質、脂肪、粗繊維、カロチンのような色素及び鉄塩を含有する。令和3年掲載
蟷螂子に関する病名がありましたので掲載します
螳螂子=とうろうし
病証名。妬乳、頬脂墊ともいう。生後一カ月前後の乳児で、口腔内の両側の歯ぐきに近い部分にできる硬い脂肪腫のこと。これが螳螂子(かまきり)に似ているのでこの名がある。これにかかると、乳が飲みにくく、重症のときはうめくばかりで声が出ず、長引くと面部、特に鼻頭が黄色となってくる。治療としては、6~8時間乳を吸わすことをやめさせれば自然に消え、その間は乳をしぼってスプーンなどで口に流しこんでやればよい。もし、それでも消えないときは、氷硼酸を患部に、日に2~3回塗るとよく、切開してはいけない。漢方用語大辞典
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