中高年の悩み相談室
最近、若いときのようにおしっこが勢い良く出ません。
また、出した後もスッキリせず残尿感があり、尿のキレが悪くなったように感じます。
また、妻も尿漏れがあるらしく、身体は丈夫ですが、少しのぼせる傾向があり、特に最近は目の疲れがひどくなり、読書もままならないようです。
『歳のせい』とあきらめて
おりましたが、友人から漢方薬を
奨められたので、夫婦で飲んで
みようと思うのですが・・・。
このように中高年になると現れる症状、おしっこの悩み、目のつかれ、かすみ目などを漢方では『腎』の働きが衰えた状態として、『腎虚』といいます。
『腎』は現代医学的には腎臓や泌尿器系の総称にあたります。漢方では腎はからだ全体の水をコントロールしてると考えられています。
こうした働きを『腎は水をつかさどる』と呼んでいます。腎の働きが衰えるので、排尿異常が起こるのです。
腎と水分について。腎には水液代謝を調節する機能がある、過活動膀胱はおかしい。
腎虚には二つのタイプ
(身体に冷えを感じるタイプ)
身体にエネルギーが不足すると暖める力が弱くなるので『冷え』を感じます。
エネルギー不足によって水分代謝が悪くなり尿の異常として現れます。
こうした症状に適した漢方薬は
『鹿茸大補湯』です。
優れた補腎効果で頻尿や排尿困難を改善。
また、女性の不妊症、男性のインポテンツなどにも効果的です。
『ろくじょうだいほとう』
『鹿茸大補湯』
(身体に冷えを感じないタイプ)
腎の栄養分が不足すると、のぼせや熱感が現れるようになります。
このような状態が続くとやがて目にも栄養が行かなくなり、ドライアイ、疲れ目、かすみ目などの症状として表れるようになります。
このような症状には、『杞菊地黄丸』を用います。
腎虚の代表的処方である、『六味地黄丸』に目の疲れを癒し明らかにする生薬(枸杞子・菊花)を配合した漢方薬で、かすみ目、ドライアイ、疲れ目に優れた効果を発揮します。
『こぎくじおうがん』
『杞菊地黄丸』
以上二つのタイプのうち、あなたはどちらのタイプでしたか?『年齢のせい』と諦める前に、ぜひ一度お試し下さい。
クラシエ薬品 鹿茸大補湯
第2類医薬品
【効能・効果】 身体が衰弱し、や せて皮膚が枯燥して貧血食欲不振を呈するもの、補血・健胃強壮・食欲増進・疲労回復・神経痛・関節炎・肩こり・冷症
価格
300錠入り 約16日分
大人1日3回1回6錠服用
20,900円円
骨も年をとります、不妊、糖尿病に鹿茸大補湯(ろくじょうだいほとう)
疲れ目・かすみ目に
効能
体力中等度以下で、疲れやすく胃腸障害がなく、尿量減少又は多尿で、ときに手足のほてりや口渇があるものの次の諸症:
かすみ目、つかれ目、のぼせ、頭重、めまい、排尿困難、頻尿、むくみ、視力低下
価格
720丸入り 30日分
7,560円
飲む目薬