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命門=めいもんは右の腎か、両腎をさすか

2022-06-22 10:28:59 | 日記

昌栄薬品

左腎右命=さじんうめい 左腎右命の学説はこれを用いて腎の多くの機能および人体への重要性を説明している。腎両者は、皆腎に非ず、其の左は腎と為し、右は命門と為す

2022-06-20 09:17:15 | 日記

命門=腎の右をさす。または経穴名で経穴名、石門(せきもん)の別名。新・東洋医学辞書13

命門=めいもん。

①生命の開鍵の意味がある。これは先天の気の蔵されている所であり、人体の生化の源であり、生命の根本である。命門の火(か)は具体的に腎陽の機能としてあらわれる。また副腎皮質の機能も含まれる。<難経三十六難>「命門は、諸神精の舎る所、原気の繋かる所なり。故に男子は以て精を蔵し、女子は以て胞を繫ぐ。」命門には二つの説がある。

1)右腎をさす。<難経三十六難>「両腎は皆腎に非ざる也。其の左は腎と為し、右は命門と為す。」

2)両腎をさす。具体的には両腎の間の動気をさす。虞搏(ぐたん)<医学正伝>参照。

②経穴名。属累、精宮ともいう。督脈に属す。<鍼灸甲乙経>参照。

③石門穴の別名。<鍼灸甲乙経>参照。

④両眼の睛明穴の部位の別称。<霊枢根結篇>「太陽は至陰に根づき、命門に結す。命門は目なり。」漢方用語大辞典 

命門=めいもん。

 命門には生命の門、生命の鍵という意味がある。この命門の「火(か)」と形容されるのが、腎陽すなわち腎中の陽気であり、これは人体生命の根本であり、生命を維持するために欠かせない要素である。(「難経」第三十六難)

 命門についての学説は臓腑学説を構成する一部であるが、歴代医家たちは命門の部位を生理機能について、さまざまに異なった認識を示している。

部位についていえば、右腎が命門であるとするもの、両腎をともに命門と呼ぶもの、両腎の間を命門とするもの、また腎間の動気であるとする説などがある。

一方、命門の機能については、腎陽・腎陰両方の作用を含むとするものと、命門の火は人体の陽気であるとするものがある。

しかし各家の説を総合すると、命門の主要な生理機能とは人体の生殖機能をコントロールすることであり、命門の生理機能と腎の機能とはことごとに通じ合っている。

臨床的にみれば、命門の火衰の病に陥ったケースでは、その病証と腎陽虚衰が示す病証との多くが一致する。

治療には命門の火を補う薬物を使うが、そうした薬物は多くの場合、腎陽を補う作用をもつ。

そのような薬物の現す効果は共通性をみても、命門の火は腎陽であると認められる。中医基本用語辞典

 

命門の火=めいもんのか・命火ともいう。腎陽のこと。

これは生命の本元の火であり腎陰の中にあり、そして性機能と生殖能力の根本でもある。

また五臓六腑を温養し、人身の生長・発育・老衰などと密接な関係がある。

臓腑は命火の温養があることによってその正常機能を発揮することができる。

特に脾胃は命門の火の力が必要とされている。漢方用語大辞典

 

腎陽=腎の陽気、元陽・真陽・真火・命門の火・先天の火ともいう。新・東洋医学辞書13

腎陽=じんよう。元陽・真陽・真火・命門の火・先天の火ともいう。

腎陰に対して言われ、両者は相互に依拠しあい作用しあっている。

腎陽は命門の中にあり、先天の真火で、腎臓の生理作用の原動力であり、人体の熱の源泉であるといわれる。

腎が蔵する精(先天と後天の精を包む)は、命門の火が温養されてはじめて体内の各部の組織や器官を滋養し、生殖作用を発揮する。

特に後天の脾胃の火は先天の命門の火の充実によって、消化運輸の作用を発揮する。漢方用語大辞典

 

お客様、右の腎蔵が下がっていて、潜血がある


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