夏枯草
カゴソウ【夏枯草】局 新東洋医学辞書より
Prunellae Spica
[基原]シソ科(Labiatae)ウツボグサPrunella vulgaris Linne var. lilacina Nakaiの花穂(日本薬局方正品)もしくは花期の地上部全草を乾燥したもの。朝鮮夏枯草はビャクダン科カナビキソウThesium chinense Turczの金草である。
[出典]神農本草経 下品
[別名]夕句(せきく)、燕面(えんめん)、乃東(ないとう)
[成分]ウルソール酸(ursolic acid)の配糖体、無機成分としてカリウム塩を豊富に含む
[効能]消炎、清肝、散結、降圧利尿
[用法]水腫、黄疸、高血圧、膀胱炎
[性味]苦・辛、寒
[処方]夏枯草湯、夏枯草膏 厚生労働省薬務局監修の一般用漢方処方には掲載が無い。
[産地]日本、韓国、中国