難を転ずると言われ正月の生け花には必ず見かける縁起物の南天の実が赤くなって来た。
玄関先に植え付けてから20年近くになるが今年は台風の被害が全く無く多くの実が綺麗に揃っている。
毎年雨風の被害で実の成りも疎らであるが今年は成り年と言える。
例年冬場になると疎らについた実はヒヨドリの餌食にとなり綺麗に食べられ年を越す頃には赤い実の一粒も見られない。
またヒヨドリに食べられ糞として地上に落ちた種が何ヵ所かで発芽し小さな苗が何時しか実をつける迄に育っている。
ここ数日間暖かな日が続いているが寒さが増せばきっとヒヨドリの狙いになるのではと危惧する次第だ。
思いつつ実行に至らずに来ているが明日こそはヒヨドリ除けに実を袋で覆う対策をと考える。
今年こそ我が家の南天の実を正月飾りのひとつにしなければと妻に語る。