平成23年11月17日(木)、18日(金)、滋賀県消防協会第4区(彦根市・犬上郡・愛知郡)の県外研修に参加し、初日に東海東北自動車道の飛騨トンネルの施設を視察してきました。
東北北陸自動車道は、名神高速道路一宮JCTを起点に富山県小矢部市まで全長185㎞の高速自動車国道です。
まずは、巨大な自家発電設備です。1500KVAの船舶用エンジンが設置されています。
巨大なエンジン・・・
これマフラーです。
これがエンジンの全景です。
電気設備群です。
飛騨トンネルの名古屋側の入り口です。手前がトンネルと平行している避難トンネルの入り口です。
それでは、これより避難トンネルに進入します。
例えればホテルの従業員用階段です。化粧なしの吹付だけ。
3㎞ほど進入したちところで一回り狭くなっています。トンネル内部で消防無線が使用できるようになっています。
一定間隔で避難路が確保されています。
避難トンネル側から撮影しています。
避難トンネル側から本線を撮影したところです。ちょっとブレてしまいました。
狭い場所で車をUターン、やっと屋外です。
このトンネルは、平成20年7月5日に開通した全長10.710mで、国内最大道路トンネル第2位ということです。
貫通まで9年6か月を要した難工事だったようですね。
結局、この視察は3時間に及びました。と言うのは、中日本高速道路株式会社名古屋支社の高山保全・サービスセンターがある飛騨清見ICから白川郷ICまでを往復したからです。2回トンネルを通過しました。
しかし若い担当課長さんが熱心に説明してくださり、予定を大きく変更しての研修でした。
トンネル内の安全を確保するため、様々な装置が制御されていることがよくわかりました。
このような体験はなかなかできません。充実した視察研修でした。
2日目は、高山市街の古い町並みを散策・・・
高山市政記念館(旧高山町役場)、高山陣屋などを見学しました。
旧高山町役場です。
高山市は、昭和11年11月1日に市制を施行しました。彦根市は昭和12年ですから少しだけ先輩です。
平成の合併で平成17年に周辺9町村と編入合併で人口9万5千人になりましたが、現在は2千人ほど減少し9万3千人程度ということでした。
入場無料!
朝早かったので観光客はこれからです。
高山祭りの山車の倉庫ですね・・・
定年退職なので、消防関係の視察研修は、これで最後となります。 これまで色々な施設を視察させていただき、大変勉強になりました。
また、同時にそれぞれの視察研修において参加者との意見交換、親睦を図ることも・・・人として重要であると思っています。
以上です。