平成23年11月24日(木)、彦根市防火保安協会の防災研修で、京都にある大阪ガスの中央指令サブセンターを視察しました。
昨年は、福井にある国の石油備蓄基地を視察しましたが、今回は、石油からガスになりました。来年は電気かな?
阪神淡路大震災の教訓から、大阪ガスでは、大阪にある本社中央指令室と、京都にサブセンターを設置し、2拠点でどちらかがアウトになっても機能を維持できる体制がとられています。
今回は、京都市下京区中堂寺栗田町の中央指令サブセンターを視察しました。建物は免震構造で阪神淡路大震災クラスの地震にも耐える構造だそうです。
大阪にある本社の中央指令室の機能が万一停止した場合、このサブセンターがその機能を引き継ぐものです。
今では、この考え方が防災体制の基本的な考え方となっています。
サブセンターの入り口です。確かに頑丈そう・・・
大阪ガス㈱導管事業部の部長さんから直接、東日本大震災で仙台ガスの支援活動についてお話をいただきました。
2系統からガスを供給することで相互補完する体制を整備されています。
大阪ガスの地震防災対策の内容です。
中央指令サブセンター内へ移動
地震に強いポリエチレン管です。
独自に地震計も設置されています。
24時間体制の中央指令サブセンター内部です。
彦根防火保安協会の会長は、現在、大阪ガス滋賀東支社長が就任されていますので、自社を視察されたことになります。
さすがにライフライン企業の防災体制はしっかりしていますね。
以上、日帰り防災研修の結果でした。