Nordic Walking Club 柏の葉

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しまなみ海道ノルディックウォーキング① 尾道-伯方島

2013-10-26 | 島歩き

10月13、14日の3連休の後半、1泊2日で「しまなみ海道」をノルディックウォーキングしました。

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「歩いて瀬戸内海を渡る!」ことに挑戦です。

10月上旬には大きなウォーキングイベントのコースになったりしたので、歩いて渡る人はいると思いますが、ノルディックウォーキングでの完全走破記録はインターネット検索でも見当たらず(実際はいると思いますが)、これから挑まれる人の参考になれば・・・

とは言っても、これまでに経験したことのない距離のため、いつもの思いつきNWではなく、準備はしました。

下半身をサポートするコンプレッションタイツは腰と膝のサポートタイプを新調し、へたってきていたシューズの中敷も代えました。

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荷物の軽量化のためには、雨が降らないことをひたすら祈りました。

コース取りでは、橋に選択の余地はありませんが、島内の道は観光施設よりも最短ルートを基本とし、国道317号をメインルートにしました。

宿泊地は、中間地点の大三島で探したのですが、3連休と言うこともあって、インターネットでは空きが見つからず、隣の伯方島に取りました。

宿の関係で、2日の歩行距離が1:2になってしまい、初日に沢山歩くか、それとも足慣らしをするかが難しい選択となってしまいました。

朝5時半、未だ薄暗い中を自転車で尾道駅に向います。

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6時過ぎの始発のフェリーで向島へ渡り、いよいよウォーキングのスタート。

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一の島:向島

最短ルートは、富浜から島の中央を幸谷峠を越えする横断ルートです。

島の北側を回るサイクリングコースと違い、景色は単調な山道です。

山に掛かると歩道が無くなりますが、車の通行は少なく、それ程気を使わなくてもウォーキング可能でした。

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峠を越えると海が遠くに見え、海岸線に出ると因島に渡る橋が姿を見せ、これからの行程に気持ちが高ぶります。

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一の橋:因島大橋

車と自転車、人が上下に分かれた、全長1270mの吊り橋です。

自動車は山の上から直接橋を渡りますが、自転車や人は、海岸線から見上げる高さの橋まで登らなくてはなりません。

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自転車と人は基本的に同じ道のため、自転車に合わせて緩い勾配で作られたくねくね道を歩きます。

因島大橋の向島側は、直下の公園横に階段の上り口があり、ここから入りました。

1本目の橋と言うことで、眼下の海を眺めたり、遠くの景色を見たりと楽しみました。

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本州と近いこともあり、散歩の人も見かけました。

ちなみに、自転車は50円から100円程度の通行料が掛かり、料金箱が設置されていますが、歩行者は全ての橋が無料で渡れます。

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二の島:因島

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全行程の中で唯一予定に入れた観光施設「因島水軍城」に寄りました。

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高台の資料館に村上水軍に武具や遺品が展示してあります。

上り口の農家の軒先にあった無人販売で、みかんが100円だったので、つい買ってしまいました。

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水分補給には良かったのですが、沢山あって残りが荷物になってしまい、荷物軽量化作戦は何だったのか・・・

因島も最短ルートは山越えです。

頂上付近の青影トンネルでは、車との擦れ違いに注意が必要ですが、交通量はそれ程多くはありません。

全ルートとも歩道が可なり整備されているか、交通量は少なく、ここのトンネルが一番の注意箇所かも知れません。

二の橋:生口橋

全長790mの吊り橋で、因島大橋とは違って、車道と同じ面を歩くので、見晴しは良いです。

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三の島:生口島

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しまなみ海道の中で、島を縦断(長い方向に横切る)する唯一の島です。

サイクリングルートは、北側の海岸線で観光施設も多いのですが、最短ルートと言うことで、南側の海岸線を歩きました。

どこも秋祭りの時期で、神社にのぼりが立てられ、神輿や太鼓の音が聞こえました。

変な棒を持って歩くやからは物珍しいのか、昼食時に休憩していたお祭りの人たちに呼び止められ、柿とコーヒーをごちそうになり、島の話を聞きました。

伯方島まで歩くと言うと、近くになってから飲めと言われ、缶ビールをお土産にもらいました。

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瀬戸田はレモンで有名です。

生っているところは初めて見ました。

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シトラスパーク何て言う施設の看板が見えましたが、往復4kmのプラスになるので、パスしました。

三の橋:多々羅大橋

全長1480mの吊り橋。一つ橋としては、最も長い橋です。

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お祭りの人に「橋げたの真ん中で手を叩け」と教えられましたが、そこには拍子木が置いてあり、多々羅鳴き龍の看板が・・・

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拍子木を叩くと音が橋桁にビビービ~と反響します。

車では体験出来ませんし、自転車でも立ち止まる人は余りいません。

歩行者だけに出来るお楽しみです。

四の島:大三島

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そろそろ日が傾き初め、橋を渡ってすぐの多々羅展望台から橋を振り向くと、ハープのような姿が綺麗でした。

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島は大きいのですが、南側の海岸線の道路は距離が短く、伯方島は目前です。

四の橋:大三島大橋

全長328m、しまなみ海道で唯一のアーチ橋です。

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五の島:伯方島

長い長い橋からのアプローチを下りて間もなく、今日の宿である「しまなみ旅館」が見えました。

途中で栗の木から大きな実が落ちており、秋の味覚をお土産にしました(帰ってから栗御飯にしました)。

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一人で宿泊している人も多く、価格も気軽でした。

夕食は魚介類尽くし。

焼き物が2匹(鯛と?)、煮物が2匹(鰈とカワハギ?)、刺身が山盛り、タコにイカ、あら汁・・・

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ビール1本ではもったいないくらいでしたが、明日のためにセーブしました。

今日の歩数:54,000歩(1日目 約45km 11時間)



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